TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025058538
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168531
出願日
2023-09-28
発明の名称
マッサージ機
出願人
マクセルイズミ株式会社
代理人
個人
主分類
A61H
7/00 20060101AFI20250402BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】より複雑に施療部材が動作できるようにして、多様で飽きの来ないマッサージ刺激を付与することができるマッサージ機を提供する。
【解決手段】本発明に係るマッサージ機は、施療軸21を含む施療部材2と、施療部材2を施療軸21の軸心方向に往復動させる直線運動機構3と、施療部材2を施療軸21の軸心のまわりに回転させる回転運動機構4と、直線運動機構3および回転運動機構4の駆動源であるモーター5とを備えており、施療部材2が直線運動と回転運動を同時に行うように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
施療軸(21)を含む施療部材(2)と、
施療部材(2)を施療軸(21)の軸心方向に往復動させる直線運動機構(3)と、
施療部材(2)を施療軸(21)の軸心のまわりに回転させる回転運動機構(4)と、
直線運動機構(3)および回転運動機構(4)の駆動源であるモーター(5)と、
を備え、
施療部材(2)が直線運動と回転運動を同時に行うように構成されていることを特徴とするマッサージ機。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
マッサージ機の長手方向の一端側に施療部材(2)の先端部が配置されており、
マッサージ機の長手方向の他端側にモーター(5)の重心が配置されている請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項3】
モーター(5)の出力軸(14)に、直線運動機構(3)を構成する直線原動ギヤ(15)と、回転運動機構(4)を構成する回転原動ギヤ(16)とが設けられており、
直線原動ギヤ(15)が出力軸(14)の基端部に配置され、回転原動ギヤ(16)が出力軸(14)の先端部に配置されている請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項4】
直線運動機構(3)が、モーター(5)の出力軸(14)と一体に回転する直線原動ギヤ(15)と、直線原動ギヤ(15)に噛み合って回転する直線従動ギヤ(30)と、直線従動ギヤ(30)の回転動力を往復動力に変換する偏心カム(33)とを含む請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項5】
回転運動機構(4)が、モーター(5)の出力軸(14)と一体に回転する回転原動ギヤ(16)と、回転原動ギヤ(16)に噛み合って施療部材(2)の施療軸(21)と一体に回転する回転従動ギヤ(28)とを含む請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項6】
回転従動ギヤ(28)が回転原動ギヤ(16)よりも軸心方向に長く形成されており、
直線運動機構(3)により往復動される施療部材(2)が移動ストロークの一端に位置するとき、回転原動ギヤ(16)が回転従動ギヤ(28)の軸心方向の一端部に噛み合い、施療部材(2)が移動ストロークの他端に位置するとき、回転原動ギヤ(16)が回転従動ギヤ(28)の軸心方向の他端部に噛み合う請求項5に記載のマッサージ機。
【請求項7】
回転原動ギヤ(16)が回転従動ギヤ(28)よりも軸心方向に長く形成されており、
直線運動機構(3)により往復動される施療部材(2)が移動ストロークの一端に位置するとき、回転原動ギヤ(16)の軸心方向の一端部に回転従動ギヤ(28)が噛み合い、施療部材(2)が移動ストロークの他端に位置するとき、回転原動ギヤ(16)の軸心方向の他端部に回転従動ギヤ(28)が噛み合う請求項5に記載のマッサージ機。
【請求項8】
モーター(5)の出力軸(14)の周面が内部フレーム(42)で囲まれて、出力軸(14)の径方向の遊動が規制されており、
回転運動機構(4)を構成する回転原動ギヤ(16)が、内部フレーム(42)から突出する出力軸(14)の先端部に固定されて、内部フレーム(42)の表面に設けられた支持面(53)で回転可能に支持されている請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項9】
施療部材(2)の施療軸(21)が、直線運動機構(3)を構成する軸支持体(25)によって、施療軸(21)の軸心のまわりに相対回転可能かつ該軸心に沿って往復動可能に支持されており、
施療軸(21)を軸支持体(25)に近付く方向に付勢する戻しばね(36)が設けられている請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項10】
一対の施療部材(2)が並列に配置されており、
各施療部材(2)の先端部に、施療軸(21)に対して傾斜する施療子(57)が設けられており、
少なくとも一方の施療部材(2)の施療子(57)が、施療軸(21)に対する傾斜の向きを変更可能に構成されている請求項1に記載のマッサージ機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザーに物理的な刺激を付与する可動式の施療部材を備えるマッサージ機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
この種のマッサージ機に係る先行技術文献としては、例えば特許文献1を挙げることができる。特許文献1には、棒状の手持ち部と、手持ち部の先端に交差状に形成されたヘッド部とを備える手持ち式のマッサージ装置が開示されている。ヘッド部の先端には、一対の叩きマッサージ部材(施療部材)が設けられている。ヘッド部内には、叩きマッサージ部材の駆動源となる駆動モータと、駆動モータの出力軸の回転運動を叩きマッサージ部材の出退運動に変換する運動変換機構とが収納されている。駆動モータが駆動されると、叩きマッサージ部材は、ヘッド部に対して出退するように直線運動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-282322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のマッサージ装置では、直線運動される施療部材(叩きマッサージ部材)を人体表面に押し付けることで、人体表面にマッサージ刺激を付与することができる。しかし、特許文献1のマッサージ装置によりユーザーに付与されるマッサージ刺激は、施療部材が直線運動することによるマッサージ刺激の一種のみであるため、ユーザーに与えるマッサージ刺激は単調であり、高い満足感を与えることができない。また、一種のマッサージ刺激のみが付与されるため、マッサージ効果が得られにくい点にも不利がある。
【0005】
本発明の目的は、より複雑に施療部材が動作できるようにして、多様で飽きの来ないマッサージ刺激をユーザーに付与することができるマッサージ機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るマッサージ機は、施療軸21を含む施療部材2と、施療部材2を施療軸21の軸心方向に往復動させる直線運動機構3と、施療部材2を施療軸21の軸心のまわりに回転させる回転運動機構4と、直線運動機構3および回転運動機構4の駆動源であるモーター5とを備え、施療部材2が直線運動と回転運動を同時に行うように構成されていることを特徴とする。
【0007】
マッサージ機の長手方向の一端側に施療部材2の先端部が配置されており、マッサージ機の長手方向の他端側にモーター5の重心が配置されている。
【0008】
モーター5の出力軸14に、直線運動機構3を構成する直線原動ギヤ15と、回転運動機構4を構成する回転原動ギヤ16とが設けられており、直線原動ギヤ15が出力軸14の基端部に配置され、回転原動ギヤ16が出力軸14の先端部に配置されている。
【0009】
直線運動機構3が、モーター5の出力軸14と一体に回転する直線原動ギヤ15と、直線原動ギヤ15に噛み合って回転する直線従動ギヤ30と、直線従動ギヤ30の回転動力を往復動力に変換する偏心カム33とを含む。
【0010】
回転運動機構4が、モーター5の出力軸14と一体に回転する回転原動ギヤ16と、回転原動ギヤ16に噛み合って施療部材2の施療軸21と一体に回転する回転従動ギヤ28とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る