TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025053980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163129
出願日2023-09-26
発明の名称ナビゲーション制御装置およびナビゲーション方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250331BHJP(測定;試験)
要約【課題】レンタル式のマイクロモビリティを使って目的地までの移動中において、途中で他の公共交通機関へ乗り換えて目的地まで移動する経路を案内すること。
【解決手段】ナビゲーション制御装置である制御部20は、レンタル式のマイクロモビリティを利用して目的地までの経路を案内する。制御部20は、マイクロモビリティの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部22と、位置情報取得部22によって取得された位置情報と、マイクロモビリティの返却先のポートを含む道路地図と公共交通機関の路線図とを含む地図情報とに基づいて、現在位置の周辺における返却先のポートと、返却先のポートから目的地までの公共交通機関を利用した代替移動経路とを探索する経路探索部31と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンタル式のマイクロモビリティを利用して目的地までの経路を案内するナビゲーション制御装置であって、
前記マイクロモビリティの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報と、前記マイクロモビリティの返却先のポートを含む道路地図と公共交通機関の路線図とを含む地図情報とに基づいて、前記現在位置の周辺における返却先のポートと、前記返却先のポートから前記目的地までの前記公共交通機関を利用した代替移動経路とを探索する経路探索部と、
を備える、ナビゲーション制御装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記マイクロモビリティの現在位置の周辺の天候情報を取得する天候情報取得部と、
前記天候情報取得部によって前記天候情報が天候の悪化を示すか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記経路探索部は、前記判定部によって前記天候情報が天候の悪化を示すと判定された場合、前記代替移動経路、または、一時的に移動を見わせる一時退避場所との少なくともどちらかを探索する、
請求項1に記載のナビゲーション制御装置。
【請求項3】
前記経路探索部は、悪天候の影響が少ない前記返却先のポートを優先して探索する、
請求項2に記載のナビゲーション制御装置。
【請求項4】
前記経路探索部は、最短時間、最短距離、および、最安料金の少なくともいずれかの条件を満たす前記返却先のポートおよび前記代替移動経路を探索する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のナビゲーション制御装置。
【請求項5】
レンタル式のマイクロモビリティを利用して目的地までの経路を案内するナビゲーション方法であって、
前記マイクロモビリティの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記位置情報取得ステップによって取得された前記位置情報と、前記マイクロモビリティの返却先のポートを含む道路地図と公共交通機関の路線図とを含む地図情報とに基づいて、前記現在位置の周辺における返却先のポートと、前記返却先のポートから前記目的地までの前記公共交通機関を利用した代替移動経路とを探索する経路探索ステップと、
を含む、ナビゲーション方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション制御装置およびナビゲーション方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ナビゲーション装置において、天候情報のレベルに対応付けられた待避場所を検索し、検索した待避場所にユーザを案内する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-180909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、電動キックボードのようなマイクロモビリティのレンタルサービスが普及している。レンタル式のマイクロモビリティの利用中、当初の目的地に向かう途中で、ユーザは、様々な事情により、別の移動手段に乗り換えて目的地まで移動したくなることがある。このような場合、従来は、ユーザは、近くのポートを探してマイクロモビリティを返却した後、目的地までの移動経路を探索する必要があり、ユーザの手間と時間とを要するものであった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、レンタル式のマイクロモビリティを使って目的地までの移動中において、途中で他の公共交通機関へ乗り換えて目的地まで移動する経路を好適に案内することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るナビゲーション制御装置は、レンタル式のマイクロモビリティを利用して目的地までの経路を案内するナビゲーション制御装置であって、前記マイクロモビリティの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報と、前記マイクロモビリティの返却先のポートを含む道路地図と公共交通機関の路線図とを含む地図情報とに基づいて、前記現在位置の周辺における返却先のポートと、前記返却先のポートから前記目的地までの前記公共交通機関を利用した代替移動経路とを探索する経路探索部と、を備える。
【0007】
本開示に係るナビゲーション方法は、レンタル式のマイクロモビリティを利用して目的地までの経路を案内するナビゲーション方法であって、前記マイクロモビリティの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記位置情報と、前記マイクロモビリティの返却先のポートを含む道路地図と公共交通機関の路線図とを含む地図情報とに基づいて、前記現在位置の周辺における返却先のポートと、前記返却先のポートから前記目的地までの前記公共交通機関を利用した代替移動経路とを探索する経路探索ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、レンタル式のマイクロモビリティを使って目的地までの移動中において、途中で他の公共交通機関へ乗り換えて目的地まで移動する経路を好適に案内することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第一実施形態に係るナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、第一実施形態に係るナビゲーション装置における処理の一例を示すフローチャートである。
図3は、第二実施形態に係るナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。
図4は、第二実施形態に係るナビゲーション装置における処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本開示に係るナビゲーション制御装置およびナビゲーション方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許