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公開番号
2025053952
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023163094
出願日
2023-09-26
発明の名称
流体作動機械
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
F04B
1/053 20200101AFI20250331BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】流路部を介して摺動面に流体を適切に供給できるようにする。
【解決手段】流体作動機械は、流体を収容する収容部11aを有するシリンダ11と、シリンダ内で往復運動を行うピストン21と、ピストン21に対して摺動する摺動面29を有し、ピストン21の往復運動と連動して回転運動を行うクランクシャフト26を備える。ピストン21は、ピストン21を軸方向に沿って貫通しており流体が流れる連通路54と、連通路54の収容部11a側で連通しており、連通路54よりも開口面積が大きい凹部56を有する。流体作動機械は、凹部56内に設けられたフィルタ部材60を更に備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
流体を収容する収容部を有するシリンダと、
前記シリンダ内で往復運動を行うピストンと、
前記ピストンに対して摺動する摺動面を有し、前記ピストンの往復運動と連動して回転運動を行う回転軸と、を備え、
前記ピストンは、
当該ピストンを軸方向に沿って貫通しており、前記流体が流れる流路部と、
前記流路部の前記収容部側で連通しており、前記流路部よりも開口面積が大きい凹部と、を有し、
前記凹部内に設けられたフィルタ部材を更に備える、流体作動機械。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記フィルタ部材の前記軸方向の長さは、前記流路部の長さの1/2より大きい、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項3】
前記フィルタ部材の幅は、前記流路部の直径の2倍より大きい、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項4】
前記回転軸が回転する際に、前記収容部の前記流体が、前記フィルタ部材及び前記流路部を通過して前記回転軸の前記ピストンとの摺動面に流れる、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項5】
前記フィルタ部材は、円柱状に形成されており、前記凹部と嵌合している、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項6】
前記ピストンは、前記シリンダ内で往復運動を行う軸部と、前記軸部と繋がっており前記回転軸の摺動面に対向する対向部と、を有し、
前記流路部は、前記対向部を前記軸方向に沿って貫通しており、
前記凹部は、前記軸部を前記軸方向に沿って貫通して前記流路部と連通している、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項7】
前記フィルタ部材の前記軸方向の長さは、前記流路部の長さより大きい、
請求項6に記載の流体作動機械。
【請求項8】
前記シリンダ及び前記ピストンが、前記回転軸の周方向に所定間隔で複数配置されている、
請求項1に記載の流体作動機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体と機械の間でエネルギー変換を行う流体作動機械に関する。
続きを表示(約 970 文字)
【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、回転軸の周囲に配置されたシリンダ内を往復移動するピストンを貫通する流路部を介して、摺動面に流体(油)を供給するラジアルポンプモータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-99350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、流体を収容する収容部と連通している流路部の直径は、摺動面に供給する流体の供給量が多くならないように、小さくなっている。このため、収容部に異物が混入していると、異物が流路部を塞いでしまい、摺動面に流体が適切に供給されないおそれがある。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、流路部を介して摺動面に流体を適切に供給できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様においては、流体を収容する収容部を有するシリンダと、前記シリンダ内で往復運動を行うピストンと、前記ピストンに対して摺動する摺動面を有し、前記ピストンの往復運動と連動して回転運動を行う回転軸と、を備え、前記ピストンは、当該ピストンを軸方向に沿って貫通しており、前記流体が流れる流路部と、前記流路部の前記収容部側で連通しており、前記流路部よりも開口面積が大きい凹部と、を有し、前記凹部内に設けられたフィルタ部材を更に備える、流体作動機械を提供する。
【0007】
また、前記フィルタ部材の前記軸方向の長さは、前記流路部の長さの1/2より大きいこととしてもよい。
【0008】
また、前記フィルタ部材の幅は、前記流路部の直径の2倍より大きいこととしてもよい。
【0009】
また、前記回転軸が回転する際に、前記収容部の前記流体が、前記フィルタ部材及び前記流路部を通過して前記回転軸の前記ピストンとの摺動面に流れることとしてもよい。
【0010】
また、前記フィルタ部材は、円柱状に形成されており、前記凹部と嵌合していることとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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