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公開番号2025052836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161780
出願日2023-09-25
発明の名称スイッチ装置
出願人株式会社ヴァレオジャパン
代理人弁理士法人紀尾井坂テーミス
主分類H01H 19/10 20060101AFI20250328BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】可動盤の傾きを抑制する。
【解決手段】スイッチ装置1は、ユーザにより操作されるレバー部2を有する。レバー部2は、回転軸X回りに回動可能に設けられた環状の回動ノブ4と、回動ノブ4に内挿されて、回動ノブの操作に連動して回転軸X回りに回動する可動盤9と、回転軸Xの軸方向で、可動盤9に対向配置されたプリント基板10と、可動盤9におけるプリント基板10との対向部である接点支持部96に設けられていると共に、接触部203a、204aをプリント基板10に当接させた可動接点20と、可動盤9におけるプリント基板10との対向部からプリント基板10側に突出すると共に、プリント基板10に隙間CLをあけて対向するリブ98と、を有する。回転軸Xの軸方向から見て、リブ98は、接触部203a、204aに対して、回転軸X周りの周方向に位相をずらして設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1軸回りに回動可能に設けられた環状の回動ノブと、
前記回動ノブに内挿されて、前記回動ノブの操作に連動して前記第1軸回りに回動する可動盤と、
前記第1軸の軸方向で、前記可動盤に対向配置された基板と、
前記可動盤における前記基板との対向部に設けられていると共に、接触部を前記基板に当接させた可動接点と、
前記可動盤における前記基板との対向部から前記基板側に突出すると共に、前記基板に隙間をあけて対向するリブと、を有し、
前記第1軸の軸方向から見て、前記リブは、前記接触部に対して、前記第1軸回りの周方向に位相をずらして設けられている、スイッチ装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記第1軸の軸方向から見て、前記リブは、前記接触部に対して、前記第1軸周りの周方向に180°位相をずらした位置を基準に設けられている、スイッチ装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記第1軸の軸方向から見て、前記リブは、前記接触部に対して前記第1軸回りの周方向の一方側に120°位相をずらした位置と、前記接触部に対して前記第1軸回りの周方向の他方側に120°位相をずらした位置を基準に、それぞれ設けられている、スイッチ装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか一において、
前記第1軸の軸方向から見て前記リブは、前記接触部と前記第1軸を通る直線を、前記第1軸周りの周方向に横切る範囲に設けられている、スイッチ装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3の何れか一において、
前記可動接点は、
前記第1軸の径方向で、内径側で前記基板に当接する第1接触部と、外径側で前記基板に当接する第2接触部と、を有しており、
前記第1接触部と、前記第2接触部は、前記第1軸周りの周方向に位置をずらして設けられており、
前記第1軸の軸方向から見て前記リブは、前記内径側の脚部の接触部と前記第1軸を通る直線と、前記外径側の脚部の接触部と前記第1軸を通る直線を、前記第1軸周りの周方向に横切る範囲に設けられている、スイッチ装置。
【請求項6】
請求項4において、
前記リブは、前記可動盤の外周側であって、前記第1軸の軸方向から見て前記基板と重なる領域に設けられている、スイッチ装置。
【請求項7】
請求項5において、
前記リブは、前記可動盤の外周側であって、前記第1軸の軸方向から見て前記基板と重なる領域に設けられている、スイッチ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザにより操作される回動ノブを有する車両用のスイッチ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、回動ノブを備える車両用のスイッチ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4695310号公報
【発明の概要】
【0004】
このスイッチ装置では、ユーザにより操作されるレバー部の先端側に、環状の回動ノブが設けられている。回動ノブは、筒状の本体部から突出する軸部に、可動盤を介して回動可能に支持されている。
スイッチ装置では、回動ノブと、本体部とが、軸部の軸方向で隣接している。環状の回動ノブは、本体部の環状の端部との間に隙間が生じないようにするために、本体部側の一部の領域が、本体部に内挿されている。
【0005】
本体部の内部では、プリント基板が可動盤に対向配置されている。プリント基板における可動盤との対向面には、複数の接点が露出している。可動盤におけるプリント基板との対向部には、可動盤と一体に回動する可動接点が設けられている。
可動接点は、軸部の軸方向からプリント基板に弾性的に接触している。回動ノブの回動操作により可動盤が回動すると、可動接点が接触するプリント基板側の接点が切り替わるようになっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、回動ノブにおける本体部とは反対側に、軸部の径方向に向かう操作力が作用すると、操作力の程度によっては、回動ノブが、本体部に挿入された部位を支点として撓む可能性がある。
かかる場合、回動ノブに連結された可動盤が、軸部に対して傾いて、可動盤で支持された可動接点が、プリント基板の表面から離れてしまう可能性がある。
【0007】
そこで、回動ノブに連結された可動盤の傾きを抑制できるようにすることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
第1軸回りに回動可能に設けられた環状の回動ノブと、
前記回動ノブに内挿されて、前記回動ノブの操作に連動して前記第1軸回りに回動する可動盤と、
前記第1軸の軸方向で、前記可動盤に対向配置された基板と、
前記可動盤における前記基板との対向部に設けられていると共に、接触部を前記基板に当接させた可動接点と、
前記可動盤における前記基板との対向部から前記基板側に突出すると共に、前記基板に隙間をあけて対向するリブと、を有し、
前記第1軸の軸方向から見て、前記リブは、前記接触部に対して、前記第1軸回りの周方向に位相をずらして設けられている構成のスイッチ装置とした。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、可動盤の傾きを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
スイッチ装置の斜視図である。
スイッチ装置の分解斜視図である。
スイッチ装置の断面図である。
スイッチ装置の断面図である。
可動盤を説明する図である。
可動盤を説明する図である。
可動盤を説明する図である。
可動盤とプリント基板との位置関係を説明する図である。
回動ノブを説明する図である。
回動ノブと可動盤と可動接点との組付けを説明する図である。
可動盤の傾きとリブの作用を説明する図である。
比較例に係る可動盤の傾きを説明する図である。
変形例に係る可動盤を説明する図である。
変形例に係る可動盤を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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