TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025051081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159995
出願日2023-09-25
発明の名称マッサージ機
出願人ファミリーイナダ株式会社
代理人
主分類A61H 7/00 20060101AFI20250328BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】脚載せ部を伸ばした時において、使用者にかかる負担を軽減することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
【解決手段】使用者が着座する座部と、該座部の前側に揺動可能に設けられた使用者の脚を載せる脚載部と、該脚載部を使用者の脚の長さ方向にスライド可能に支持するスライド支持機構と、を有し、前記スライド支持機構は、脚の長さ方向にスライドするスライド面と、前記脚載部を前記座部側へ付勢する付勢手段と、前記付勢手段による付勢力を減衰または抑制する制動手段を有し、前記制動手段は、前記スライド面に当接する当接部と、前記当接部を前記スライド支持機構に当接する方向へ押圧する押圧部を有し、前記当接部は、前記スライド面方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
使用者が着座する座部と、
前記座部の前側に揺動可能に設けられた使用者の脚を載せる脚載部と、
前記脚載部を使用者の脚の長さ方向にスライド可能に支持するスライド支持機構と、を有し、
前記スライド支持機構は、
脚の長さ方向にスライドするスライド面と、
前記脚載部を前記座部側へ付勢する付勢手段と、
前記付勢手段による付勢力を減衰または抑制する制動手段を有し、
前記制動手段は、前記スライド面に当接する当接部と、
前記当接部を前記スライド支持機構に当接する方向へ押圧する押圧部を有し、
前記当接部は、前記スライド面方向に移動可能に設けられていることを特徴とするマッサージ機。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
制御部をさらに有し、
前記制御部は、前記制動手段を制御することにより、前記脚載部のスライド位置を調節可能であることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項3】
前記脚載部は、前記座部に対して上下に揺動可能に設けられ、
少なくとも前記脚載部が前記座部に対して上方に揺動した上昇状態において、前記制動手段によって、前記付勢手段による付勢力を減衰または抑制することを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
【請求項4】
前記押圧部は、膨張収縮するエアセルからなり、
前記制御部は、前記エアセルの膨張量を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
【請求項5】
前記当接部は、前記スライド面に対して高い摩擦係数を有する材質で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
【請求項6】
前記当接部の前記材質は前記スライド面に比べ硬度の低い材質であり、
前記スライド面は、前記当接部の方向に向かって突起部を有していることを特徴とする請求項5に記載のマッサージ機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はマッサージ機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マッサージ機本体と、座部の前方に配置された脚載せ部と、脚載せ部に設けられた足裏を押し当てる押し当て面と、押し当て面を収縮方向に付勢するばねと、を有し、押し当て面に足裏を載せて、ばねに抗して脚を延ばすことで脚載せ部を伸長させることができ、マッサージ機本体から降りると、ばねによって元の収縮状態に戻る伸縮可能な脚載せ部を有するマッサージ機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-8257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されたマッサージ機の脚載せ部は、座部の前部に対して水平方向の軸まわりに回動自在に連結され、座部に対する位置(角度)を変更可能とされており、下向き状態から上方に回動した上昇状態になることができる。しかし、脚載せ部の上昇状態では、下向き状態に比べ使用者の脚の自重がばねの付勢方向にかからないため、使用者が脚を伸ばすためには、ばねの付勢力に抗する必要があり、使用者にかかる負担が大きくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、脚載部を伸ばした時において、使用者にかかる負担を軽減することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、使用者が着座する座部と、前記座部の前側に揺動可能に設けられた使用者の脚を載せる脚載部と、前記脚載部を使用者の脚の長さ方向にスライド可能に支持するスライド支持機構と、を有し、前記スライド支持機構は、脚の長さ方向にスライドするスライド面と、前記脚載部を前記座部側へ付勢する付勢手段と、前記付勢手段による付勢力を減衰または抑制する制動手段を有し、前記制動手段は、前記スライド面に当接する当接部と、前記当接部を前記スライド支持機構に当接する方向へ押圧する押圧部を有し、前記当接部は、前記スライド面方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、制動手段によって、付勢手段による付勢力を減衰または抑制することができ、脚載せ部を伸ばした時に使用者にかかる負担を軽減することができる。
【0006】
また、制御部をさらに有し、前記制御部は、前記制動手段を制御することにより、前記脚載部のスライド位置を調節可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、脚載部の調節することができる。
【0007】
また、前記脚載部は、前記座部に対して上下に揺動可能に設けられ、少なくとも前記脚載部が前記座部に対して上方に揺動した上昇状態において、前記制動手段によって、前記付勢手段による付勢力を減衰または抑制することが好ましい。
このような構成とすることにより、脚載部の上昇状態において使用者にかかる負担を軽減することができる。
【0008】
また、前記押圧部は、膨張収縮するエアセルからなり、前記制御部は、前記エアセルの膨張量を制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、エアセルの膨張量を制御することで減衰または抑制の調節を行うことができる。
【0009】
また、前記当接部は、前記スライド面に対して高い摩擦係数を有する材質で構成されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、当接部による摩擦力が大きくなるため、より素早く減衰または抑制することができる。
【0010】
また、前記当接部の前記材質は前記スライド面に比べ硬度の低い材質であり、前記スライド面は、前記当接部の方向に向かって突起部を有していることが好ましい。
このような構成とすることにより、スライド面と当接部との摩擦をより高めることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許