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公開番号2025049913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158422
出願日2023-09-22
発明の名称実装ヘッド、部品実装装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 13/04 20060101AFI20250327BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】生産性の向上と実装精度の向上を両立させやすい実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置を提供すること。
【解決手段】実装ヘッドは、吸着ノズルが接続される第1シャフトと、第1シャフトを昇降させる第1昇降モータとをそれぞれが備え、第1シャフトの昇降方向に交差する第1方向に並んで配列された、複数の第1ノズルユニットと、複数の第1シャフトに回転力伝達手段を介して接続された第1回転軸と、第1回転軸を回転させる第1回転モータとを備える、第1回転駆動機構と、を備え、第1回転軸および第1回転モータは、第1方向において、複数の第1ノズルユニットのうちの両端の第1ノズルユニットの間に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吸着ノズルが接続される第1シャフトと、前記第1シャフトを昇降させる第1昇降モータとをそれぞれが備え、前記第1シャフトの昇降方向に交差する第1方向に並んで配列された、複数の第1ノズルユニットと、
複数の前記第1シャフトに回転力伝達手段を介して接続された第1回転軸と、前記第1回転軸を回転させる第1回転モータとを備える、第1回転駆動機構と、を備え、
前記第1回転軸および前記第1回転モータは、前記第1方向において、前記複数の第1ノズルユニットのうちの両端の第1ノズルユニットの間に位置する、実装ヘッド。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記昇降方向から見たときに、前記実装ヘッドは、前記第1方向に交差する第2方向に向かって実装機本体に取り付けられ、
前記第1回転軸および前記第1回転モータは、前記複数の第1ノズルユニットに対して、前記第2方向にずれた位置に配置される、請求項1に記載の実装ヘッド。
【請求項3】
前記吸着ノズルのそれぞれのエアの流れを制御するように前記第1シャフトのそれぞれに対応して設けられた複数のエア制御機器をさらに備え、
前記複数のエア制御機器は、前記複数の第1ノズルユニットに対して前記第2方向にずれた位置で、前記第1方向に沿って配列され、
前記複数のエア制御機器には、前記回転力伝達手段を通過させる隙間を形成した第1エア制御機器と第2エア制御機器が含まれる、請求項2に記載の実装ヘッド。
【請求項4】
前記第1回転軸は、前記隙間に配置される、請求項3に記載の実装ヘッド。
【請求項5】
前記複数の第1ノズルユニットは、前記昇降方向および前記第1方向に交差する第2方向の異なる位置に2列設けられる、請求項1に記載の実装ヘッド。
【請求項6】
吸着ノズルが接続される第2シャフトと、前記第2シャフトを昇降させる第2昇降モータとをそれぞれが備え、前記第1方向に並んで配列され、前記複数の第1ノズルユニットに対して前記第1方向の異なる位置に配置された、複数の第2ノズルユニットと、
複数の前記第2シャフトに回転力伝達手段を介して接続された第2回転軸と、前記第2回転軸を回転させる第2回転モータとを備える、第2回転駆動機構と、をさらに備え、
前記昇降方向から見たときに、前記第2回転軸および前記第2回転モータは、前記第1方向において、前記複数の第2ノズルユニットのうちの両端の第2ノズルユニットの間に位置する、請求項1に記載の実装ヘッド。
【請求項7】
前記回転力伝達手段は、ベルトを備える、請求項1に記載の実装ヘッド。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1つに記載の前記実装ヘッドと、
前記実装ヘッドが取り付けられる実装機本体と、を備え、
前記実装機本体は、前記第1方向に延びる第1リニアレールと、前記第1リニアレールに走行可能に係合する係合部を有した取付ブラケットと、を備え、
前記実装ヘッドは、前記取付ブラケットに取り付けられる、部品実装装置。
【請求項9】
前記実装ヘッドを前記取付ブラケットに取り付けた状態において、
前記係合部は、前記第1方向における端部として、第1端と第2端とを有し、
前記第1回転軸および前記第1回転モータは、前記第1方向において、前記第1端と前記第2端との間に位置する、請求項8に記載の部品実装装置。
【請求項10】
前記実装ヘッドを前記取付ブラケットに取り付けた状態において、
前記係合部は、前記第1方向に間隔を空けて設けられた第1係合部と第2係合部とを有し、
前記第1回転軸および前記第1回転モータは、前記第1方向において、前記第1係合部と前記第2係合部との間に位置する、請求項8に記載の部品実装装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、実装ヘッドのノズルで部品を保持して基板に実装する部品実装装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の部品実装装置の実装ヘッドは、複数のシャフトおよび複数のシャフトをそれぞれ昇降させる複数の昇降モータを備え、さらに、複数のシャフトにベルトを介して連結された回転軸および当該回転軸を回転させる回転モータを備える。当該構成において、複数のシャフトは一列に並んで配置されており、回転モータは、複数のシャフトに対してシャフトの配列方向の外側に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開第2022-110914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の実装ヘッドでは、重量物である回転モータが実装ヘッドの中心部から離れた位置にあり、実装ヘッドの移動・停止時に大きな遠心力が働き、振動が生じやすい。実装ヘッドの移動速度が高速になるほど遠心力が大きく働き、振動が生じやすくなるため、生産性の向上と実装精度の向上を両立させることに関して、改善の余地があるといえる。
【0006】
従って、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、生産性の向上と実装精度の向上を両立させやすい実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本開示の実装ヘッドは、吸着ノズルが接続される第1シャフトと、前記第1シャフトを昇降させる第1昇降モータとをそれぞれが備え、前記第1シャフトの昇降方向に交差する第1方向に並んで配列された、複数の第1ノズルユニットと、複数の前記第1シャフトに回転力伝達手段を介して接続された第1回転軸と、前記第1回転軸を回転させる第1回転モータとを備える、第1回転駆動機構と、を備え、前記第1回転軸および前記第1回転モータは、前記第1方向において、前記複数の第1ノズルユニットのうちの両端の第1ノズルユニットの間に位置する。
【0008】
また、本開示の部品実装装置は、前記実装ヘッドと、前記実装ヘッドを取り付ける実装機本体と、を備え、前記実装機本体は、前記実装ヘッドを前記第1方向に走行させるための第1リニアレールと、前記第1リニアレールに係合する係合部を有した取付ブラケットと、を備え、前記実装ヘッドは、前記取付ブラケットに対して、前記昇降方向および前記第1方向に交差する第2方向に取り付けられる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、生産性の向上と実装精度の向上を両立させやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の部品実装装置の概略斜視図
実施形態の部品実装装置の概略平面図
実施形態の実装ヘッドの概略正面図
実施形態の実装ヘッドの概略平面図
実施形態の実装ヘッドの概略側面図
実施形態の実装ヘッドの取付状態における回転モータと係合部との位置関係を示す概略正面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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