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公開番号2025049856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158317
出願日2023-09-22
発明の名称検出装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06K 7/00 20060101AFI20250327BHJP(計算;計数)
要約【課題】RFID技術を用いた検出装置と二次元コードを用いた検出装置との双方を備え、且つ、被検出対象である二次元コードの検出精度がより高い検出装置を提供すること。
【解決手段】検出装置は、第1方向の一方側の第1面を有する透光性の導光板と、導光板に対して第1方向の他方側に重なって配置され且つ面状に配置された複数のフォトダイオードを含む光学センサと、導光板に対して第1方向に交差する第2方向に隣接して配置され且つ導光板の側面に光を照射する光源と、第1方向から見て、導光板および光学センサの少なくともいずれかに重なって配置されるアンテナコイルと、を備え、光学センサ、光源およびアンテナコイルは、制御基板に電気的に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向の一方側の第1面を有し且つ当該第1面に重なって被検出対象が位置する透光性の導光板と、
前記導光板に対して前記第1方向の他方側に重なって配置され且つ面状に配置された複数のフォトダイオードを含む光学センサと、
前記導光板に対して前記第1方向に交差する第2方向に隣接して配置され且つ前記導光板の側面に光を照射する光源と、
前記第1方向から見て、前記導光板および前記光学センサの少なくともいずれかに重なって配置されるアンテナコイルと、を備え、
前記光学センサ、前記光源および前記アンテナコイルは、制御基板に電気的に接続される、
検出装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記光学センサには、前記フォトダイオードを有する検出面が設けられ、
前記第1方向から見て、前記アンテナコイルは、前記光学センサの前記検出面の外周側に当該検出面を取り巻いた状態で配置される、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記アンテナコイルは、金属を含む、
請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記アンテナコイルは、透光性の導電材を含む、
請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項5】
前記光学センサには、前記フォトダイオードを有する検出面が設けられ、
前記アンテナコイルは、透光性の導電材を含み且つ前記第1方向から見て前記検出面と重畳する、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項6】
前記導光板における前記第1方向の他方側の第2面には、前記光源から入射した前記光を前記第1面から出射させる複数の散乱体が設けられる、
請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項7】
前記導光板と前記光学センサとの間に、光フィルタが設けられる、
請求項6に記載の検出装置。
【請求項8】
前記アンテナコイルは、前記導光板の前記第1面に配置される、
請求項6に記載の検出装置。
【請求項9】
前記アンテナコイルは、前記導光板の前記第2面に配置される、
請求項6に記載の検出装置。
【請求項10】
前記アンテナコイルは、前記光フィルタと前記光学センサとの間に設けられる、
請求項7に記載の検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、検出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、検出装置(認証装置)として、RFID(radio frequency identifier)技術を用いた認証装置と、二次元コードを用いた認証装置と、が知られている。
【0003】
特許文献1に示すように、RFID技術を用いた検出装置は、RFタグを有するICカードとRFIDリーダーとの間で通信を行う。具体的には、RFIDリーダーから電波が発信された状態で、ICカードをRFIDリーダーに近づけると、ICカードのアンテナが当該電波を受信し当該アンテナに電流が流れて誘導電力が発生し、当該アンテナからRFタグの情報がRFIDリーダーに発信される。
【0004】
特許文献2に示すように、二次元コードを用いた検出装置は、二次元コードの一種であるバーコードやQR(Quick Response)コード(登録商標)と、レンズ等の光学機構と、を用いる。二次元コードが表示された表示面に撮影焦点を合わせて当該二次元コードを光学機構で読み取る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-40103号公報
特開2006-318328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
RFID技術を用いた検出装置と二次元コードを用いた検出装置との双方を備え、且つ、被検出対象である二次元コードの検出精度がより向上する検出装置が望まれる。
【0007】
本開示は、RFID技術を用いた検出装置と二次元コードを用いた検出装置との双方を備え、且つ、被検出対象である二次元コードの検出精度がより高い検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様の検出装置は、第1方向の一方側の第1面を有し且つ当該第1面に重なって被検出対象が位置する透光性の導光板と、前記導光板に対して前記第1方向の他方側に重なって配置され且つ面状に配置された複数のフォトダイオードを含む光学センサと、前記導光板に対して前記第1方向に交差する第2方向に隣接して配置され且つ前記導光板の側面に光を照射する光源と、前記第1方向から見て、前記導光板および前記光学センサの少なくともいずれかに重なって配置されるアンテナコイルと、を備え、前記光学センサ、前記光源および前記アンテナコイルは、制御基板に電気的に接続される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る検出装置を模式的に示す側面図である。
図2は、第1実施形態に係る検出装置の一部を模式的に示す斜視図である。
図3は、導光板内の光の伝播を模式的に示す側面図である。
図4は、第1実施形態に係る検出装置の構成例を示すブロック図である。
図5は、第1実施形態に係る検出装置の検出動作例を示すフローチャート図である。
図6は、第1実施形態に係る検出装置の検出動作例の別の態様を示すフローチャート図である。
図7は、第2実施形態に係る検出装置の一部を模式的に示す斜視図である。
図8は、第3実施形態に係る検出装置の一部を模式的に示す斜視図である。
図9Aは、第4実施形態に係る検出装置の一部を模式的に示す断面図である。
図9Bは、第4実施形態に係る検出装置の一部を模式的に示す斜視図である。
図10は、第5実施形態に係る検出装置の一部を模式的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、本開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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