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公開番号
2025048711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2024060415
出願日
2024-04-03
発明の名称
塗料組成物、硬化塗膜およびその製造方法
出願人
中国塗料株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
175/14 20060101AFI20250326BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】低光沢による無塗装木材の質感を実現しながら、耐汚染性、耐薬品性、および耐擦り艶性等の塗膜物性に優れる硬化塗膜を形成可能な塗料組成物の提供。
【解決手段】本発明の塗料組成物は、ウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および粒子(D)を含有する塗料組成物であって、前記ウレタン(メタ)アクリレート(A)の一官能基数当たりの重量平均分子量(Mw/F)が、1,500以上であり、前記粒子(D)の平均粒子径(D
50
)が、5.0μm以上であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および粒子(D)を含有する塗料組成物であって、
前記ウレタン(メタ)アクリレート(A)の一官能基数当たりの重量平均分子量(Mw/F)が、1,500以上であり、
前記塗料組成物中の前記粒子(D)の平均粒子径(D
50
)が、5.0μm以上である、塗料組成物。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記ウレタン(メタ)アクリレート(A)の官能基数が、3以上である、請求項1に記載の塗料組成物。
【請求項3】
前記粒子(D)が、有機系粒子を含む、請求項1に記載の塗料組成物。
【請求項4】
前記有機系粒子が、ウレタン樹脂系粒子である、請求項3に記載の塗料組成物。
【請求項5】
前記塗料組成物中の前記粒子(D)の平均粒子径(D
50
)が、8.0μm以上である、請求項1に記載の塗料組成物。
【請求項6】
前記粒子(D)の含有量が、前記塗料組成物の固形分換算100質量%に対して、5.0質量%以上である、請求項1に記載の塗料組成物。
【請求項7】
エキシマUV硬化用である、請求項1~6のいずれか一項に記載の塗料組成物。
【請求項8】
ウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および粒子(D)を含有する塗料組成物から形成される硬化塗膜であって、
前記硬化塗膜の一方の表面の界面の展開面積比Sdrが0.300以上であり、かつ、山頂点の算術平均曲線Spcが3,000以上であり、
前記硬化塗膜中の粒子(D)の平均粒子径が3.2μm以上である、硬化塗膜。
【請求項9】
ウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および粒子(D)を含有する塗料組成物を、基材上に塗布する工程と、
前記基材の塗布面にエキシマUV照射を行って、表面の界面の展開面積比Sdrが0.300以上であり、かつ、山頂点の算術平均曲線Spcが3,000以上であり、硬化塗膜中の粒子(D)の平均粒子径が3.2μm以上である硬化塗膜を形成する工程と、
を含む、硬化塗膜の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗料組成物に関する。また、本発明は、塗料組成物から形成される硬化塗膜およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、木質建築部材に使われる天然木は、人工的な素材と比べて、部屋に自然な温かみと落ち着きを与えることから、インテリアデザインにおいて広く活用されている。近年の木質建築部材では、木材本来の質感をより活かした自然な仕上りが求められていることから、特に、塗装していない無塗装木材のような低光沢仕上げの塗装製品の需要が多い傾向にある。なお、「無塗装木材」とは、部材加工済みの木材を研磨紙等で削り下地調整を行った状態で、塗装前の木材の質感を有するものである。
【0003】
同様の建築部材としては、杢目柄を印刷した化粧シートを貼り合わせた低光沢製品も存在するが、無塗装木材と比べると質感は光沢や杢目とエンボス加工(凹凸)のズレなど視覚的に異なる。また、木質建築部材で無塗装木材の質感を表現するためには、様々な角度から見た時に同等の質感を得ることが必要である。例えば、一般的な光沢評価として用いられる60°光沢度を特定の数値以下に調節することが知られており、60°光沢度以外にも85°光沢度でも同等の数値以下に仕上げることで近い質感が得られる。
【0004】
例えば、特許文献1では、艶消し効果による低光沢性を有するとともに、美観に優れた化粧シートとして、基材と表面層を備え、表面層が紫外線硬化物層とエキシマ光硬化物層とにより構成された連続層であり、連続層中に有機粒子および無機粒子の少なくとも一方からなる分散体により構成され、表面層の表面粗さSaが特定の範囲内に調節された化粧シートが提案されている。
特許文献2では、優れた艶消効果の視認性及び質感を有し、かつさらさらした触感に優れる艶消物品として、表面の少なくとも一部に、ISO25178-2:2012に規定される、Ssk(スキューネス)が0.00以上であり、かつSku(クルトシス)が3.50以下である表面形状を有し、艶消層を備え、前記表面形状が前記艶消層の表面により形成される艶消物品が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022-181354号
特開2022-61031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1および2に記載されるような低光沢塗装品は無塗装木材の質感が得られる一方で、高光沢塗装品と比べると傷や擦れによる艶変化が目立ちやすく、汚れも付きやすい傾向にあり、無塗装木材の質感と、耐汚染性、耐薬品性、および耐擦り艶性等の塗膜物性とを両立することが難しいといった課題があった。
【0007】
したがって、本発明は、低光沢による無塗装木材の質感を実現しながら、耐汚染性、耐薬品性、および耐擦り艶性等の塗膜物性に優れる硬化塗膜を形成可能な塗料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、鋭意検討した結果、塗料組成物に特定の重量平均分子量を有するウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および特定の平均粒子径(D
50
)を有する粒子(D)を含有させることにより、上記課題を解決できることを知見した。本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものである。
【0009】
すなわち、本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1] ウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および粒子(D)を含有する塗料組成物であって、
前記ウレタン(メタ)アクリレート(A)の一官能基数当たりの重量平均分子量(Mw/F)が、1,500以上であり、
前記塗料組成物中の前記粒子(D)の平均粒子径(D
50
)が、5.0μm以上である、塗料組成物。
[2] 前記ウレタン(メタ)アクリレート(A)の官能基数が、3以上である、[1]に記載の塗料組成物。
[3] 前記粒子(D)が、有機系粒子を含む、[1]または[2]に記載の塗料組成物。
[4] 前記有機系粒子が、ウレタン樹脂系粒子である、[3]に記載の塗料組成物。
[5] 前記塗料組成物中の前記粒子(D)の平均粒子径(D
50
)が、8.0μm以上である、[1]~[4]のいずれかに記載の塗料組成物。
[6] 前記粒子(D)の含有量が、前記塗料組成物の固形分換算100質量%に対して、5.0質量%以上である、[1]~[5]のいずれかに記載の塗料組成物。
[7] エキシマUV硬化用である、[1]~[6]のいずれかに記載の塗料組成物。
[8] ウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および粒子(D)を含有する塗料組成物から形成される硬化塗膜であって、
前記硬化塗膜の一方の表面の界面の展開面積比Sdrが0.300以上であり、かつ、山頂点の算術平均曲線Spcが3,000以上であり、
前記硬化塗膜中の粒子(D)の平均粒子径が3.2μm以上である、硬化塗膜。
[9] ウレタン(メタ)アクリレート(A)、(メタ)アクリレートモノマー(B)、光重合開始剤(C)および粒子(D)を含有する塗料組成物を、基材上に塗布する工程と、
前記基材の塗布面にエキシマUV照射を行って、表面の界面の展開面積比Sdrが0.300以上であり、かつ、山頂点の算術平均曲線Spcが3,000以上であり、硬化塗膜中の粒子(D)の平均粒子径が3.2μm以上である硬化塗膜を形成する工程と、
を含む、硬化塗膜の製造方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、低光沢による無塗装木材の質感を実現しながら、耐汚染性、耐薬品性、および耐擦り艶性等の塗膜物性に優れる硬化塗膜を形成可能な塗料組成物を提供することができる。また、本発明によれば、耐汚染性、耐薬品性、および耐擦り艶性に優れる硬化塗膜およびその製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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