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公開番号2025047826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156562
出願日2023-09-21
発明の名称四輪駆動車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 50/08 20200101AFI20250326BHJP(車両一般)
要約【課題】自動運転中且つコンフォートモードを選択した走行中において、前席及び後席のうちユーザが選択した座席の乗り心地を向上させられる、四輪駆動車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両10の駆動装置ECU80は、自動運転中且つコンフォートモードが選択された走行中において、運転者が前席及び後席のうち一方を特定座席として選択した場合、特定座席以外の座席の乗り心地が低下する一方、特定座席の乗り心地が向上するように、前後駆動力配分が制御される。これにより、自動運転中且つコンフォートモードが選択された走行中において、運転者が選択した特定座席の乗り心地が向上させられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
四輪駆動車両の制御装置であって、
自動運転中且つ所定のコンフォートモードを選択した走行中において、ユーザが前席及び後席のうち一方を所定の特定座席として選択した場合、前記特定座席以外の座席の乗り心地が低下する一方、前記特定座席の乗り心地が向上するように、前後駆動力配分を制御する
ことを特徴とする四輪駆動車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
四輪駆動車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
オートクルーズコントロールなどの自動運転を支援する制御が実行される場合に、前方車両との車間距離、加減速の程度、車線変更の程度、走行車線などの運転嗜好項目の少なくとも一部を運転者(=ユーザ)により所望の値に設定した運転者嗜好モードを有する、車両の制御装置が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-28560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1では、四輪駆動車両において前席及び後席のうち、特定の座席の乗り心地を向上させることについては開示されていない。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、自動運転中且つ所定のコンフォートモードを選択した走行中において、前席及び後席のうちユーザが選択した特定座席の乗り心地を向上させられる、四輪駆動車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、四輪駆動車両の制御装置であって、自動運転中且つ所定のコンフォートモードを選択した走行中において、ユーザが前席及び後席のうち一方を所定の特定座席として選択した場合、前記特定座席以外の座席の乗り心地が低下する一方、前記特定座席の乗り心地が向上するように、前後駆動力配分を制御することにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の四輪駆動車両の制御装置によれば、ユーザが前席及び後席のうち一方を所定の特定座席として選択した場合、前記特定座席以外の座席の乗り心地が低下する一方、前記特定座席の乗り心地が向上するように、前後駆動力配分が制御される。これにより、自動運転中且つ所定のコンフォートモードが選択された走行中において、ユーザが選択した特定座席の乗り心地が向上させられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例1に係る駆動装置ECUを備える車両の概略構成図であるとともに、車両における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
図1に示す駆動装置ECUの制御作動を説明するフローチャートの一例である。
本発明の実施例2に係る駆動装置ECUを備える車両の概略構成図であるとともに、車両における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、各実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例1に係る駆動装置ECU80を備える車両10の概略構成図であるとともに、車両10における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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