TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025047772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156474
出願日
2023-09-21
発明の名称
通知制御装置、通知制御システム、及び通知制御方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250326BHJP(信号)
要約
【課題】車両に認識されていない人物がいることを車両の周辺に通知することが可能な通知制御装置を提供すること。
【解決手段】本開示にかかる制御部10(通知制御装置)は、所定範囲内の人物を路側装置において検出した結果である路側検出結果を取得する路側検出結果取得部11と、所定範囲内の人物を車両において検出した結果である車両検出結果を取得する車両検出結果取得部12と、路側検出結果と車両検出結果とが一致するか否かを判定する判定部13と、路側検出結果と車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、車両に認識されていない人物が存在するとして、所定範囲内の人物に通知を行う人物通知制御部14と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定範囲内の人物を路側装置において検出した結果である路側検出結果を取得する路側検出結果取得部と、
前記所定範囲内の人物を車両において検出した結果である車両検出結果を取得する車両検出結果取得部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、前記車両に認識されていない人物が存在するとして、前記所定範囲内の人物に通知を行う人物通知制御部と、を備える
通知制御装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、前記路側検出結果には含まれ、かつ前記車両検出結果には含まれない人物である非検出人物を特定する特定部をさらに備え、
前記人物通知制御部は、前記非検出人物に対して、前記車両が前記非検出人物を検出していないことを示す通知を行う
請求項1に記載の通知制御装置。
【請求項3】
前記通知の後における前記非検出人物の行動予定を取得する行動予定取得部をさらに備え、
前記行動予定を前記車両に通知する車両通知制御部をさらに備える
請求項2に記載の通知制御装置。
【請求項4】
路側装置と、
車載装置と、
サーバと、を備え、
前記サーバは、
所定範囲内の人物を路側装置において検出した結果である路側検出結果を前記路側装置から取得する路側検出結果取得部と、
前記所定範囲内の人物を車両において検出した結果である車両検出結果を前記車載装置から取得する車両検出結果取得部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、前記車両に認識されていない人物が存在するとして、前記所定範囲内の人物に通知を行う人物通知制御部と、を有する
通知制御システム。
【請求項5】
所定範囲内の人物を路側装置において検出した結果である路側検出結果を取得する路側検出結果取得ステップと、
前記所定範囲内の人物を車両において検出した結果である車両検出結果を取得する車両検出結果取得ステップと、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致するか否かを判定する判定ステップと、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、前記車両に認識されていない人物が存在するとして、前記所定範囲内の人物に通知を行う人物通知制御ステップと、を実行する
通知制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、通知制御装置、通知制御システム、及び通知制御方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
路側に設置される路側装置を用いて、交差点などにおいて車両の安全な走行を支援する技術が知られている。例えば、近年では、カメラやディスプレイを備えたスマートポールの開発が進められている。
【0003】
関連する技術として、例えば、特許文献1は、車両に搭載された車載無線通信装置と歩行者が携帯する歩行者携帯無線通信装置とで直接無線通信する車両・歩行者間無線通信システムを開示する。車載無線通信装置は、自車両の位置を含む車両GPS情報を含む対歩行者送信信号を無線送信する。また、車載無線通信装置は、歩行者携帯無線通信装置が送信した信号を受信して歩行者GPS情報を得る。そして、車載無線通信装置は、車両GPS情報及び受信した歩行者GPS情報から危険度を判定し、危険の可能性がある状況で運転者にそのことを喚起する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-220143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車両が備えるセンサを用いて、車両の周辺の人物を検出する場合、センサの不具合などにより、センサが人物を正しく検出できない場合がある。例えば、センサとしてカメラを用いるとする。カメラが故障した場合やレンズに水滴が付着した場合には、カメラは適切に撮影を行うことができない。また、人物が周囲の物体と重なった場合、カメラは人物の一部しか撮影できないため、撮影画像から人物を検出できない可能性がある。このような場合、検出されなかった人物を運転者が認識しておらず、当該人物と車両との間で接触等が発生するおそれがある。特許文献1に開示された技術では、このような問題については十分に考慮されていない。
【0006】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、車両に認識されていない人物がいることを車両の周辺に通知することが可能な通知制御装置、通知制御システム、及び通知制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる通知制御装置は、
所定範囲内の人物を路側装置において検出した結果である路側検出結果を取得する路側検出結果取得部と、
前記所定範囲内の人物を車両において検出した結果である車両検出結果を取得する車両検出結果取得部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、前記車両に認識されていない人物が存在するとして、前記所定範囲内の人物に通知を行う人物通知制御部と、を備えるものである。
【0008】
本開示にかかる通知制御システムは、
路側装置と、
車載装置と、
サーバと、を備え、
前記サーバは、
所定範囲内の人物を路側装置において検出した結果である路側検出結果を前記路側装置から取得する路側検出結果取得部と、
前記所定範囲内の人物を車両において検出した結果である車両検出結果を前記車載装置から取得する車両検出結果取得部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、前記車両に認識されていない人物が存在するとして、前記所定範囲内の人物に通知を行う人物通知制御部と、を有するものである。
【0009】
本開示にかかる通知制御方法は、
所定範囲内の人物を路側装置において検出した結果である路側検出結果を取得する路側検出結果取得ステップと、
前記所定範囲内の人物を車両において検出した結果である車両検出結果を取得する車両検出結果取得ステップと、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致するか否かを判定する判定ステップと、
前記路側検出結果と前記車両検出結果とが一致しないと判定された場合に、前記車両に認識されていない人物が存在するとして、前記所定範囲内の人物に通知を行う人物通知制御ステップと、を実行するものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示にかかる通知制御装置、通知制御システム、及び通知制御方法は、車両に認識されていない人物がいることを車両の周辺に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る