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公開番号2025047754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156438
出願日2023-09-21
発明の名称薬剤分包システム
出願人株式会社トーショー
代理人個人,個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20250326BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】多種多量の薬剤を保管できると共に、保管している薬剤から任意の薬剤を選択して自動的に分包を行うことが可能な薬剤分包システムを提供する。
【解決手段】錠剤を収容して一錠ずつ排出する錠剤カセット16と、錠剤カセット16を複数装着可能な棚部9と、錠剤カセット16から排出された錠剤を分包紙に分包する包装装置10と、を備えた薬剤分包機2と、錠剤カセット16を複数装着可能であり、薬剤分包機2を囲むように配置された複数のキャビネット3,4,5と、棚部9に対する錠剤カセット16の収容及び取り出し、並びに各キャビネット3,4,5に対する錠剤カセット16の収容及び取り出しが可能であり、薬剤分包機2と各キャビネット3,4,5との間で錠剤カセット16の授受を行うロボット7と、を備え、ロボット7が薬剤分包機2及び複数のキャビネット3,4,5で囲まれた作業空間内に配置され、ロボット7が薬剤分包機2に対して棚部9の背面側から錠剤カセット16の授受を行う薬剤分包システム1。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
錠剤を収容して一錠ずつ排出する錠剤カセットと、
前記錠剤カセットを複数装着可能な棚部と、前記錠剤カセットから排出された錠剤を分包紙に分包する包装装置と、を備えた薬剤分包機と、
前記錠剤カセットを複数装着可能であり、前記薬剤分包機の背面側を囲むように配置された複数のキャビネットと、
前記棚部に対する前記錠剤カセットの収容及び取り出し、並びに前記各キャビネットに対する前記錠剤カセットの収容及び取り出しが可能であり、前記薬剤分包機と前記各キャビネットとの間で前記錠剤カセットの授受を行うロボットと、を備え、
前記ロボットが前記薬剤分包機及び前記複数のキャビネットで囲まれた作業空間内に配置され、前記ロボットが前記薬剤分包機に対して前記棚部の背面側から前記錠剤カセットの授受を行う薬剤分包システム。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1記載の薬剤分包システムにおいて、
前記薬剤分包機は前記棚部の正面側から前記錠剤カセットを着脱可能であることを特徴とする薬剤分包システム。
【請求項3】
請求項1記載の薬剤分包システムにおいて、
前記作業空間を覆う天井部を有することを特徴とする薬剤分包システム。
【請求項4】
請求項1記載の薬剤分包システムにおいて、
前記各キャビネットの少なくとも一つは開閉可能であり、開放時に前記作業空間が外部と連通することを特徴とする薬剤分包システム。
【請求項5】
請求項1記載の薬剤分包システムにおいて、
前記各キャビネットは正面側から前記錠剤カセットを着脱可能なカセット着脱部を有し、前記カセット着脱部は装着された錠剤カセットの向きを180度反転させる反転手段を有することを特徴とする薬剤分包システム。
【請求項6】
請求項1記載の薬剤分包システムにおいて、
前記ロボットは、所定の時期に前記錠剤カセットを前記棚部または前記各キャビネットから取り出して任意の時間振動を付与する振動付与動作を行うことを特徴とする薬剤分包システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤を分包する薬剤分包機と、多種多量の薬剤を保管可能なキャビネットと、キャビネットと薬剤分包機との間で薬剤を授受するロボットとを備えた薬剤分包システムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
薬剤を収容した多量のバルクコンテナ(以下コンテナという)を収容する柱状部材と、ロボットアームと、コンベヤとを備えた流体装填システムが知られている(例えば「特許文献1参照」)。この技術では、選択したコンテナを柱状部材から取り出して計数分配器上に載置し、所定のサイズの流体容器をロボットアームによってディスペンサから取り出してラベルを貼付し、計数分配器を作動させて所定数の錠剤をシュートに充填させている。そして、ロボットアームによってラベル付きの流体容器をシュートに移動させ、流体容器にシュート内の錠剤を移送させ、錠剤が充填された流体容器をロボットアームによってコンベヤ上に載置する。コンベヤ上の流体容器は薬剤師によって取り扱われる。この技術によれば、薬剤容器のようなコンテナを自動的に分配する方法及び装置を提供できるとある。
【0003】
上述の技術において、コンテナ内に錠剤を補給する場合には、ロボットアームによって当該コンテナが柱状部材から補給搬出棚に移送され、作業者は補給搬出棚からコンテナを回収して当該コンテナ内に錠剤を補給する。補給後、作業者は補給したコンテナを補給搬入口に載置し、補給搬入口にコンテナが載置されると当該コンテナに設けられたバーコードがスキャナによって読み取られ、読み取られた情報に基づいてロボットアームが当該コンテナを柱状部材に返却する。
【0004】
また、内部に薬剤棚部領域と、薬剤分割領域と、薬剤包装領域とを有し、薬剤棚部領域には容器保管装置が、薬剤分割領域には分配皿及び掻出装置及び容器載置装置が、薬剤包装領域には薬剤包装装置がそれぞれ設けられ、薬剤棚部領域と薬剤分割領域と薬剤包装領域は上下方向に配置されていて上から薬剤棚部領域、薬剤分割領域、薬剤包装領域の順にある薬剤払出し装置が知られている(例えば「特許文献2」参照)。この装置では、容器移動手段によって薬剤棚部領域に位置し分配皿より上に位置する容器保管装置から所定の薬剤容器を取り出して、容器保管装置から薬剤分割領域の容器載置位置に上下方向に薬剤容器を移動して載置し、薬剤容器から散薬を排出させて分配皿に投入し、分配皿に投入された散薬を掻出装置によって掻き出して薬剤包装領域側に落下させ、包装装置によって薬剤を包装している。そして、散薬の排出を終えた薬剤容器を容器移動手段によって薬剤棚部領域の容器保管装置に戻すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2002-514152号公報
特許第6842632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
「特許文献1」に開示されている技術では、多量のコンテナ(薬剤収容容器)をロボットアーム(ロボット)の周囲に配置して、選択したコンテナから所定数量の錠剤を流体容器に充填させて、充填された流体容器をロボットによってコンベヤ上に載置させ、薬剤師がこの流体容器を取り扱っている。従って、多量の薬剤収容容器に収容された錠剤から特定の錠剤を選択することはできるものの、この錠剤を用いた分包動作は行うことができない。
また「特許文献2」に開示されている技術では、容器保管装置から所定の薬剤容器を取り出して分包を行うことができるものの、容器保管装置は分包装置の筐体内部に配置されているため、容器保管装置に保管する薬剤容器の種類及び数量が制限されてしまう。
本発明は上述の問題点を解決し、多種多量の薬剤を保管できると共に、保管している薬剤から任意の薬剤を選択して自動的に分包を行うことが可能な薬剤分包システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、錠剤を収容して一錠ずつ排出する錠剤カセットと、前記錠剤カセットを複数装着可能な棚部と、前記錠剤カセットから排出された錠剤を分包紙に分包する包装装置と、を備えた薬剤分包機と、前記錠剤カセットを複数装着可能であり、前記薬剤分包機の背面側を囲むように配置された複数のキャビネットと、前記棚部に対する前記錠剤カセットの収容及び取り出し、並びに前記各キャビネットに対する前記錠剤カセットの収容及び取り出しが可能であり、前記薬剤分包機と前記各キャビネットとの間で前記錠剤カセットの授受を行うロボットと、を備え、前記ロボットが前記薬剤分包機及び前記複数のキャビネットで囲まれた作業空間内に配置され、前記ロボットが前記薬剤分包機に対して前記棚部の背面側から前記錠剤カセットの授受を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、薬剤分包機及び各キャビネットに多種多量の薬剤を保管できると共に、保管している薬剤から任意の薬剤を選択して自動的に分包を行うことが可能な薬剤分包システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの概略正面斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの天井部を外した状態を示す正面概略斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの天井部を外した状態を示す背面概略斜視図である。
本発明の一実施形態に用いられる薬剤分包機の概略正面断面図である。
本発明の一実施形態に用いられる薬剤分包機の概略側面断面図である。
本発明の一実施形態に用いられる錠剤カセットの概略斜視図である。
本発明の一実施形態に用いられる錠剤カセットの蓋部を説明する概略図である。
本発明の一実施形態に用いられる包装装置を説明する概略平面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの概略側面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの手前側に位置するキャビネットを除いた状態の概略側面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの一方のキャビネットの扉が開放されている状態を示す概略斜視図である。
本発明の一実施形態に用いられるカセットベースの概略図である。
本発明の一実施形態に用いられる錠剤カセットが手動でカセットベースに着脱される状態を示す概略図である。
図13に示す状態から反転手段を作動させて錠剤カセットを180度反転させた状態を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの薬剤分包機と対向する位置に配置されたキャビネットが開放されている状態を示す概略斜視図である。
本発明の一実施形態に用いられるロボットの概略斜視図である。
本発明の一実施形態に用いられるロボットの把持部を説明する概略図である。
本発明の一実施形態に用いられるロボットの把持部による錠剤カセットの把持動作を説明する概略図である。
本発明の一実施形態に用いられるロボットの把持部による錠剤カセットの把持動作を説明する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの概略正面斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの天井部を外した状態の概略正面斜視図、図3は本発明の一実施形態に係る薬剤分包システムの天井部を外した状態の概略背面斜視図である。各図に示すように薬剤分包システム1は、薬剤分包機2、複数のキャビネット3,4,5、天井部6、ロボット7等を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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