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公開番号
2025047377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155836
出願日
2023-09-21
発明の名称
化合物、組成物、硬化膜及び硬化膜の製造方法
出願人
株式会社ADEKA
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
C08F
220/56 20060101AFI20250326BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】柔軟性に優れる硬化膜を形成できる組成物を提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物を提供する。
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R
1
及びR
2
は、各々独立して、炭素原子数1以上10以下の脂肪族炭化水素基又はヘテロ原子含有炭化水素基を表し、R
1
とR
2
は互いに連結して窒素原子を含む複素環を形成してもよく、R
3
、R
4
及びR
5
は、各々独立して、水素原子又は炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、X及びYは、各々独立して二価の連結基を表し、aは、1以上10以下の数を表す。上記化合物と重合開始剤を含む組成物も提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物。
TIFF
2025047377000030.tif
53
170
(R
1
及びR
2
は、各々独立して、炭素原子数1以上10以下の脂肪族炭化水素基又はヘテロ原子含有炭化水素基を表し、R
1
とR
2
は互いに連結して窒素原子を含む複素環を形成してもよく、
R
3
、R
4
及びR
5
は、各々独立して、水素原子又は炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、
X及びYは、各々独立して二価の連結基を表し、
aは、1以上10以下の数を表す。)
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記一般式(1)中のR
1
及びR
2
が、炭素原子数1以上10以下の飽和脂肪族炭化水素基であるか、又はR
1
とR
2
が互いに連結して窒素原子を含む複素環を形成している、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物と重合開始剤を含む組成物。
【請求項4】
前記一般式(1)で表される化合物の含有量が、組成物100質量部中、1質量部以上80質量部以下である、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
請求項3又は4記載の組成物の硬化膜。
【請求項6】
請求項3又は4記載の組成物に、活性エネルギー線を照射する硬化工程を有する、硬化膜の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アミド結合(-NH-C(=O)-)を有する化合物及びその化合物を用いた組成物、並びに硬化膜及び硬化膜の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
炭素-炭素原子間に二重結合を有する化合物は、重合開始剤を用いて重合(硬化)することが可能である。なかでもアミド結合を有する化合物は、塗料インク及び接着剤等の各種分野においてコーティング用材料として用いられている。例えば、特許文献1には、特定のアミド化合物と、重合開始剤を用いることで、透明性に優れ、保存安定性及び塗工性に優れるコーティング剤及びその硬化物が開示されている。
特許文献2には、アミド基及びエチレン性不飽和基を有する重合性化合物を含む重合性組成物が、酸成分捕捉性に優れ、高い接着力を有する被覆材を形成する材料として開示されている。
特許文献3には、接着剤組成物に特定のアクリルアミド系重合性単量体を用いることで、水の存在下で強固な重合体を生成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第WO2021/002307号
国際公開第WO2021/044986号
特開2020-183513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のアミド結合を有する化合物を含有する組成物は硬度が高い硬化膜を形成することができるが、硬化時に収縮して柔軟性が不足するという課題があった。
【0005】
したがって本発明の課題は、柔軟性に優れた硬化膜を形成することできる化合物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、本発明者は、特定の化合物を用いることによって、上記の課題が解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は下記一般式(1)で表される化合物を提供する。
【0007】
TIFF
2025047377000001.tif
50
170
(R
1
及びR
2
は、各々独立して、炭素原子数1以上10以下の脂肪族炭化水素基又はヘテロ原子含有炭化水素基を表し、R
1
とR
2
は互いに連結して窒素原子を含む複素環を形成してもよく、
R
3
、R
4
及びR
5
は、各々独立して、水素原子又は炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、
X及びYは、各々独立して2価の連結基を表し、
aは、1以上~10以下の数を表す。)
【0008】
また、本発明は上記化合物と重合開始剤を含む組成物を提供する。
【0009】
更に本発明は、上記組成物の硬化膜を提供する。
【0010】
更にまた、本発明は、上記組成物に、活性エネルギー線を照射する硬化工程を有する、硬化膜の製造方法を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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