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公開番号2025047276
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023155686
出願日2023-09-21
発明の名称データ受信機及びクロック周波数調整方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類H04L 7/00 20060101AFI20250326BHJP(電気通信技術)
要約【課題】データ送信機とデータ受信機との間でクロックの同期を取ることができるデータ受信機を提供する。
【解決手段】パケット受信部31は第1のクロックでサンプリングされたデータパケットを受信する。クロック発生器36は、周波数変動発振器35から供給される基準クロックに基づいて第2のクロックを発生する。データバッファ32は、第2のクロックを用いてデータパケットを書き込んで読み出す。パケット受信部31は、計測期間におけるサンプル数を基準クロックによってカウントしたカウント値C31を求める。周波数制御部34は、計測期間におけるデータパケットの第1のクロックによるサンプル数とカウント値との差分に基づいて、第1及び第2のクロックの周波数差を求める。周波数制御部34は、データバッファ32のオーバーフローまたはアンダーフローを示すフラグF32が供給されると、周波数調整値を周波数変動発振器35に供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のクロックでサンプリングされ、データ送信機よりネットワークを介して送信されたデータパケットを受信するパケット受信部と、
基準クロックを発振し、入力される周波数調整値に応じて前記基準クロックの発振周波数を変動させる周波数変動発振器と、
前記周波数変動発振器より供給される前記基準クロックに基づいて、前記第1のクロックの周波数に相当する周波数を有する第2のクロックを発生するクロック発生器と、
前記第2のクロックを用いて、前記パケット受信部が受信したデータパケットを書き込んで読み出すデータバッファと、
を備え、
前記パケット受信部は、受信したデータパケットの所定の計測期間におけるサンプル数を、前記基準クロックを用いてカウントしたカウント値を求め、
前記データバッファは、全容量のうちの所定の上限容量を超えて前記データパケットが書き込まれるか、前記全容量のうちの所定の下限容量未満の容量しか前記データパケットが書き込まれていないとフラグを発生し、
前記計測期間における前記データパケットの前記第1のクロックによるサンプル数と前記カウント値との差分に基づいて、前記第2のクロックの周波数が前記第1のクロックの周波数よりどの程度高いかどの程度低いかを示す周波数差を求め、前記データバッファより前記フラグが供給されると、前記周波数差を補正するための周波数調整値を前記周波数変動発振器に供給する周波数制御部をさらに備える
データ受信機。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記パケット受信部は、複数の前記計測期間で求めた前記カウント値の平均値を求め、
前記周波数制御部は、前記データパケットの前記第1のクロックによるサンプル数と前記カウント値の平均値との差分に基づいて前記周波数差を求める
請求項1に記載のデータ受信機。
【請求項3】
前記データ送信機が送信する前記データパケットは、前記計測期間の開始時点側でパケットサイズを大きく、前記計測期間の終了時点側でパケットサイズを小さくするようにパケットサイズが設定されている請求項1または2に記載のデータ受信機。
【請求項4】
第1のクロックでサンプリングされ、データ送信機よりネットワークを介して送信されたデータパケットを受信し、
周波数変動発振器より供給される基準クロックに基づいて、前記第1のクロックの周波数に相当する周波数を有する第2のクロックを発生し、
前記第2のクロックを用いて、受信したデータパケットをデータバッファに書き込んで読み出し、
受信したデータパケットの所定の計測期間におけるサンプル数を、前記基準クロックを用いてカウントしたカウント値を求め、
前記データバッファに、全容量のうちの所定の上限容量を超えて前記データパケットが書き込まれるか、前記全容量のうちの所定の下限容量未満の容量しか前記データパケットが書き込まれていないとフラグを発生し、
前記計測期間における前記データパケットの前記第1のクロックによるサンプル数と前記カウント値との差分に基づいて、前記第2のクロックの周波数が前記第1のクロックの周波数よりどの程度高いかどの程度低いかを示す周波数差を求め、
前記フラグが発生すると、前記周波数差を補正するための周波数調整値を前記周波数変動発振器に供給することにより、前記基準クロックの発振周波数を変動させる
クロック周波数調整方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データ受信機及びクロック周波数調整方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
異なる拠点に存在するデータ送信機とデータ受信機とが広域ネットワーク(WAN)を介してデータを送受信することがある。このとき、データ送信機とデータ受信機との間でクロックの同期を取る必要がある場合がある。特許文献1には、マスタ装置とスレーブ装置との間でクロックの同期を取る必要があることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-31334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クロックの同期を取る方法の1つとしてPTP(Precision Time Protocol)があるが、PTPはWANで用いることはできない。クロックの同期を取る他の方法として、GPS(Global Positioning System)に代表される全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)用の衛星から送信される時刻情報を用いる方法がある。ところが、GNSS用の衛星から送信される時刻情報を用いる方法を採用すると、データ送信機及びデータ受信機が高コストとなってしまうので好ましくない。
【0005】
本発明は、データ受信機における簡単な構成でデータ送信機とデータ受信機との間でクロックの同期を取ることができるデータ受信機及びクロック周波数調整方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1のクロックでサンプリングされ、データ送信機よりネットワークを介して送信されたデータパケットを受信するパケット受信部と、基準クロックを発振し、入力される周波数調整値に応じて前記基準クロックの発振周波数を変動させる周波数変動発振器と、前記周波数変動発振器より供給される前記基準クロックに基づいて、前記第1のクロックの周波数に相当する周波数を有する第2のクロックを発生するクロック発生器と、前記第2のクロックを用いて、前記パケット受信部が受信したデータパケットを書き込んで読み出すデータバッファとを備え、前記パケット受信部は、受信したデータパケットの所定の計測期間におけるサンプル数を、前記基準クロックを用いてカウントしたカウント値を求め、前記データバッファは、全容量のうちの所定の上限容量を超えて前記データパケットが書き込まれるか、前記全容量のうちの所定の下限容量未満の容量しか前記データパケットが書き込まれていないとフラグを発生し、前記計測期間における前記データパケットの前記第1のクロックによるサンプル数と前記カウント値との差分に基づいて、前記第2のクロックの周波数が前記第1のクロックの周波数よりどの程度高いかどの程度低いかを示す周波数差を求め、前記データバッファより前記フラグが供給されると、前記周波数差を補正するための周波数調整値を前記周波数変動発振器に供給する周波数制御部をさらに備えるデータ受信機を提供する。
【0007】
本発明は、第1のクロックでサンプリングされ、データ送信機よりネットワークを介して送信されたデータパケットを受信し、周波数変動発振器より供給される基準クロックに基づいて、前記第1のクロックの周波数に相当する周波数を有する第2のクロックを発生し、前記第2のクロックを用いて、受信したデータパケットをデータバッファに書き込んで読み出し、受信したデータパケットの所定の計測期間におけるサンプル数を、前記基準クロックを用いてカウントしたカウント値を求め、前記データバッファに、全容量のうちの所定の上限容量を超えて前記データパケットが書き込まれるか、前記全容量のうちの所定の下限容量未満の容量しか前記データパケットが書き込まれていないとフラグを発生し、前記計測期間における前記データパケットの前記第1のクロックによるサンプル数と前記カウント値との差分に基づいて、前記第2のクロックの周波数が前記第1のクロックの周波数よりどの程度高いかどの程度低いかを示す周波数差を求め、前記フラグが発生すると、前記周波数差を補正するための周波数調整値を前記周波数変動発振器に供給することにより、前記基準クロックの発振周波数を変動させるクロック周波数調整方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明のデータ受信機及びクロック周波数調整方法によれば、データ受信機における簡単な構成でデータ送信機とデータ受信機との間でクロックの同期を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るデータ受信機を含む、データ送信機及びデータ受信機よりなるデータ送受信システムを示すブロック図である。
図2は、一実施形態に係るデータ受信機におけるオーディオデータバッファに対するデータの書き込みタイミングと読み出しタイミングとの関係を示す図である。
図3は、一実施形態に係るデータ受信機におけるオーディオパケット受信部の動作を示すフローチャートである。
図4は、一実施形態に係るデータ受信機における周波数制御部の動作を示すフローチャートである。
図5は、データ送受信システムが送受信するパケットの好ましい構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、一実施形態に係るデータ受信機及びクロック周波数調整方法について、添付図面を参照して説明する。図1において、データ送信機10とデータ受信機30とは、ネットワーク20を介して接続されている。ネットワーク20を介して接続されたデータ送信機10及びデータ受信機30は、データ送受信システムを構成する。典型的には、ネットワーク20はインターネットである。
(【0011】以降は省略されています)

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