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公開番号
2025045522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023153482
出願日
2023-09-20
発明の名称
情報表示装置、プログラム、情報表示システム及び情報表示方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250326BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】情報表示装置に表示された服薬者関連情報が第三者に見られてしまうことを抑制する。
【解決手段】服薬者の薬又は該薬が収納される薬収納部34に備わった情報保持媒体37から情報読取部414で読み取った情報に基づいて、服薬者に関連する服薬者関連情報を表示する情報表示部415と、服薬介助者の操作を受け付ける操作受付部415と、を備える情報表示装置410であって、前記情報表示部は、前記情報読取部が情報を読み取ったとき、前記操作受付部が所定の操作を受け付けることを条件に、前記服薬者関連情報を表示する。
【選択図】図25
特許請求の範囲
【請求項1】
服薬者の薬又は該薬が収納される薬収納部に備わった情報保持媒体から情報読取部で読み取った情報に基づいて、前記服薬者に関連する服薬者関連情報を表示する情報表示部と、
服薬介助者の操作を受け付ける操作受付部と、を備える情報表示装置であって、
前記情報表示部は、前記情報読取部が情報を読み取ったとき、前記操作受付部が所定の操作を受け付けることを条件に、前記服薬者関連情報を表示することを特徴とする情報表示装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
服薬者の薬又は該薬が収納される薬収納部に備わった情報保持媒体から情報読取部で読み取った情報に基づいて、前記服薬者に関連する服薬者関連情報を表示する情報表示部と、
服薬者の服薬介助を行う服薬介助者を特定する介助者特定情報を受け付ける介助者受付部と、を備える情報表示装置であって、
前記情報表示部は、前記情報読取部が情報を読み取ったとき、前記介助者受付部が受け付けた介助者特定情報が認証されることを条件に、前記服薬者関連情報を表示することを特徴とする情報表示装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
前記情報読取部は、前記操作受付部に対する情報読取開始操作が無くても、前記情報保持媒体からの情報の読み取りが可能な状態になったら該情報保持媒体から情報を読み取ることを特徴とする情報表示装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
前記情報保持媒体は無線タグであることを特徴とする情報表示装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
前記情報表示部は、前記操作受付部が前記所定の操作を受け付けて前記服薬者関連情報を表示した後、所定期間が経過するまでは、前記操作受付部が前記所定の操作を受け付けなくても、前記情報読取部が読み取った情報に基づいて前記服薬者関連情報を表示することを特徴とする情報表示装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
前記情報表示部は、前記情報読取部で読み取った情報に関連づけられた前記服薬者関連情報を取得して表示するものであり、
前記情報読取部で読み取った情報に前記服薬者関連情報が関連づけられていないとき、該情報に関連づけられるべき新たな服薬者関連情報を取得して、該情報と該新たな服薬者関連情報とを関連づける登録処理を行う登録処理部を有することを特徴とする情報表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報表示装置において、
前記登録処理部は、前記新たな服薬者関連情報が表示された情報表示媒体を撮像手段により撮像して得た撮像画像に基づいて、該新たな服薬者関連情報を取得することを特徴とする情報表示装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
前記服薬者に対する前記薬の服薬タイミングを通知する通知部を有することを特徴とする情報表示装置。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
前記服薬者に関するコメントを入力するコメント入力部と、
前記コメント入力部に入力されたコメントを前記服薬者の前記服薬者関連情報として登録するコメント登録部とを有することを特徴とする情報表示装置。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
服薬者の服薬介助を行う服薬介助者を特定する介助者特定情報を受け付ける介助者受付部と、
前記服薬者の服薬介助予定者の登録情報と前記介助者受付部が受け付けた介助者特定情報とを照合する介助者照合部とを有し、
前記情報表示部は、前記介助者照合部の照合により前記登録情報の服薬介助予定者と前記介助者特定情報の服薬介助者とが一致しない場合、前記服薬者に関連する服薬者関連情報の一部を強調表示することを特徴とする情報表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報表示装置、プログラム、情報表示システム及び情報表示方法に関するものである。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、服薬者の薬又は該薬が収納される薬収納部に備わった情報保持媒体から情報読取部で読み取った情報に基づいて、前記服薬者に関連する服薬者関連情報を表示する情報表示部と、服薬介助者の操作を受け付ける操作受付部と、を備える情報表示装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、介護施設の入居者(服薬者)が服用する薬剤が入居者ごとに収納される薬剤包袋に付された二次元コードから薬剤情報コード(情報)を職員(服薬介助者)がスマートフォンなどの小型端末で読み取る投薬支援システムが開示されている。この投薬支援システムでは、小型端末で読み取った薬剤情報コードが管理サーバに受信されると、管理サーバで投薬の適正判定が行われ、その判定結果や入居者の顔写真が小型端末に送信される。これにより、小型端末(情報表示部)の表示部に判定結果や入居者の顔写真(服薬者関連情報)が表示され、投薬しようとする職員は、判定結果と顔写真を確認した上で投薬を行うことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、薬又は薬収納部に備わった情報保持媒体から情報読取部で読み取った情報に基づいて服薬者関連情報を表示する従来の情報表示装置では、服薬者関連情報が第三者に見られてしまうおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、服薬者の薬又は該薬が収納される薬収納部に備わった情報保持媒体から情報読取部で読み取った情報に基づいて、前記服薬者に関連する服薬者関連情報を表示する情報表示部と、服薬介助者の操作を受け付ける操作受付部と、を備える情報表示装置であって、前記情報表示部は、前記情報読取部が情報を読み取ったとき、前記操作受付部が所定の操作を受け付けることを条件に、前記服薬者関連情報を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、情報表示装置に表示された服薬者関連情報が第三者に見られてしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
(a)は、実施形態に係る服薬支援装置を構成する配薬装置の要部の正面図、(b)は(a)の側面図。
(a)は単一の薬剤一包化パックの平面図、(b)は(a)の薬剤一包化パックをA矢視方向から見た側面図、(c)は薬剤一包化パック結合体の側面図、(d)はパック連続体の一般的な形態を示す図。
配薬トレイの一構成例を示す 外観斜視図。
同配薬トレイに保持される小分けボックスの一例を示す斜視図。
(a)はカートリッジの一例の縦断面図、(b)は(a)の下面図。
(a)は図5(a)とは別例のカートリッジの縦断面図、(b)は(a)のカートリッジの下面図。
引出し部に設けられたカートリッジの着脱機構を示す要部の平断面図。
引出し部に備えられているカートリッジの識別構成を説明する模式的な平面図。
(a)はキャリッジの構成を示す正面図、(b)は(a)の平面図。
キャリッジの動作推移を示す正面図。
図10に続くキャリッジの動作推移を示す正面図。
図11に続くキャリッジの動作推移を示す正面図。
カートリッジに表示された服薬関連情報を読み取る動作を示す正面図。
(a)は移送部の要部構成を示す正面図、(b)は(a)の側面図。
配薬装置の主な制御構成を示す制御ブロック図。
服薬支援装置に係る制御ブロック図。
管理アプリ画面表示の一例を示す図。
配薬情報ファイルの一例としての与薬表を示す図。
管理アプリ画面表示の一例を示す図。
管理アプリ画面表示の一例を示す図。
ディスプレイ画面表示例を示す図。
図21のディスプレイ画面表示例の変更例を示す図。
図21の配薬管理一覧表を印刷した配薬表を示す図。
実施形態における服薬介助補助装置の構成を模式的に示す説明図。
同服薬介助補助装置のブロック図。
配薬トレイから小分けボックスを取り出し、スマートフォンで当該小分けボックスのRFIDタグの情報を読み取る様子を示す説明図。
服薬介助者が服薬3点確認作業を行う場合におけるスマートフォンの制御の一例を示すフローチャート。
服薬3点確認を行うか否かの意思確認画面の一例を示す説明図。
服薬3点確認画面の一例を示す説明図。
小分けボックスのRFIDタグの読み取り方法の説明画面の一例を示す説明図。
服薬介助者が服薬3点確認作業を行う場合におけるスマートフォンの制御の他の例を示すフローチャート。
服薬介助者が服薬3点確認作業を行う場合におけるスマートフォンの制御の更に他の例を示すフローチャート。
新たな服薬者関連情報を登録する登録画面の一例を示す説明図。
薬剤情報提供書を撮像して新たな服薬者関連情報を登録することが可能な服薬介助補助装置のブロック図。
服薬者関連情報が表示された薬剤情報提供書の一例を示す説明図。
薬剤情報提供書を撮像して新たな服薬者関連情報を登録する登録画面の一例を示す説明図。
薬剤情報提供書を撮像して取得した服薬者関連情報が入力された状態の登録画面の一例を示す説明図。
通知設定が可能な登録画面の一例を示す説明図。
通知設定画面の一例を示す説明図。
通知画面の一例を示す説明図。
特別対応などのコメント入力が可能な登録画面の一例を示す説明図。
特別対応入力画面の一例を示す説明図。
服薬介助者が服薬3点確認作業を行う場合におけるスマートフォンの制御の更に他の例を示すフローチャート。
服薬時の注意点・申し送り事項の内容が強調表示された状態の服薬3点確認画面の一例を示す説明図。
(a)及び(b)は、介護施設内における階ごとに複数の服薬者をグループ化した服薬者グループの一例における登録画面を示す説明図。
服薬者グループのグループIDを利用して服薬3点確認作業を行う場合のスマートフォンの制御例を示すフローチャート。
グループIDを含む服薬3点確認画面の一例を示す説明図。
警告表示が追加された状態の服薬3点確認画面の一例を示す説明図。
服薬進捗状況を確認するためのメニュー画面の一例を示す説明図。
服薬進捗状況を確認するグループを選択するグループ選択画面の一例を示す説明図。
対応する服薬者グループについての進捗状況が表示されたお薬準備状況確認画面の一例を示す説明図。
薬剤を供給する薬局のPCと、複数の介護施設のPCやスマートフォンとが通信ネットワークを介して接続された構成の一例を示す説明図。
複数の小分けボックスのRFIDタグから情報を一括読み取り可能な情報読取装置の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、介護施設等における看護師や介護士等の服薬介助者の服薬準備に用いられる服薬支援装置の配薬装置を例に挙げて説明する。なお、本実施形態における服薬支援装置の配薬装置は、服薬準備における業務時間の削減と業務負荷の軽減を図るとともに、誤薬を防止するものである。
【0009】
詳しくは、介護施設等で作業する服薬介助者の作業時間低減や誤薬防止の目的で、所定の時間になったときに、各入居者(服薬者)の薬パックを、配薬トレイにセットされた各入居者の小分けボックス(薬容器)にそれぞれ入れるという配薬作業を行う。このとき、入居者の健康状態などの事情により、服薬タイミング(朝、昼、夕方、寝る前など)等が変更されることがある。そのため、看護師等は、毎配薬作業時に、各入居者の最新の服薬タイミングに従い、今回の配薬作業に間違いがないかどうか(誤薬はないかどうか)を確認する配薬確認作業が求められる。例えば、入居者の体調不良により、当該入居者の薬パックについては朝の服薬を行わないことになった場合において、当該入居者の小分けボックスに当該薬パックが誤って入れられて配薬されてしまうと、これに気付いた看護師等が配薬完了後に手で抜き取る手間が発生したり、抜き忘れにより誤薬が発生したりする場合がある。
【0010】
まず、本実施形態における服薬支援装置を構成する配薬装置について説明する。
図1(a)は、配薬装置の要部の主要な構成を模式的に示す正面図であり、図1(b)は、図1(a)の側面構成を模式的に示す側面図である。
なお、図1において、配薬装置200の左右方向ないしは横方向(幅方向でもある)をX方向と、前後方向ないしは奥行方向をY方向と、上下方向ないしは縦方向(鉛直方向でもある)をZ方向とする(後述の各図でも同じ)。
(【0011】以降は省略されています)
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