TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025044627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152320
出願日
2023-09-20
発明の名称
ブロック組立体の施工方法、及びシート材
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04B
2/84 20060101AFI20250326BHJP(建築物)
要約
【課題】複数のブロックを組み立てて形成するブロック組立体の施工性を向上することを目的とする。
【解決手段】ブロック組立体の施工方法は、複数のレンガブロック32を組み立てて形成するブロック組立体の施工方法であって、シート材80の表面82Aから突出するとともに、レンガブロック壁30の目地M状に延びるシール部84に沿って複数のレンガブロック32を配置するブロック配置工程と、隣り合うレンガブロック32の目地Mに充填材36を充填する充填工程と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のブロックを組み立てて形成するブロック組立体の施工方法であって、
シート材の表面から突出するとともに、前記ブロック組立体の目地状に延びるシール部に沿って複数の前記ブロックを配置するブロック配置工程と、
隣り合う前記ブロックの目地に充填材を充填する充填工程と、
を備えるブロック組立体の施工方法。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記充填材の硬化後、前記シート材を撤去する撤去工程を備える、
請求項1に記載のブロック組立体の施工方法。
【請求項3】
前記シール部は、複数の枠状部を有し、
前記ブロック配置工程において、複数の前記枠状部に複数の前記ブロックをそれぞれ嵌め込む、
請求項1に記載のブロック組立体の施工方法。
【請求項4】
前記充填工程の後に、複数の前記ブロックにおける前記シート材と反対側の裏面上にコンクリートを打設し、該ブロックと一体化させるコンクリート打設工程を備える、
請求項1に記載のブロック組立体の施工方法。
【請求項5】
前記ブロックは、レンガブロックとされる、
請求項1~請求項4の何れか1項に記載のブロック組立体の施工方法。
【請求項6】
複数のブロックを組み立ててブロック組立体を形成するブロック組立体の施工時に、前記ブロック組立体の目地をシールするシート材であって、
シート部と、
前記シート部の表面から突出するとともに、前記ブロック組立体の目地状に延びるシール部と、
を備えるシート材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロック組立体の施工方法、及びシート材に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のレンガブロックによって形成されたレンガブロック壁の施工方法が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-021218号公報
特開昭62-256607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2に開示されたレンガブロック壁の施工方法では、複数のレンガブロックを、スペーサ部材を介して順に積み上げることにより、隣り合うレンガブロック間の横目地を確保している。
【0005】
しかしながら、特許文献2に開示されたレンガブロック壁の施工方法では、スペーサ部材の設置に手間がかかる。
【0006】
本発明は、上記の事実を考慮し、複数のブロックを組み立てて形成するブロック組立体の施工性を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載のブロック組立体の施工方法は、複数のブロックを組み立てて形成するブロック組立体の施工方法であって、シート材の表面から突出するとともに、前記ブロック組立体の目地状に延びるシール部に沿って複数の前記ブロックを配置するブロック配置工程と、隣り合う前記ブロックの目地に充填材を充填する充填工程と、を備える。
【0008】
請求項1に係るブロック組立体の施工方法によれば、ブロック配置工程において、シート材の表面から突出するとともに、ブロック組立体の目地状に延びるシール部に沿って複数のブロックを配置する。これにより、シール部によって、複数のブロックがシート材の所定位置に位置決めされるとともに、隣り合うブロックの目地がシールされる。
【0009】
次に、充填工程において、隣り合うブロックの目地に充填材を充填する。この充填材が硬化すると、充填材を介して複数のブロックが接合され、ブロック組立体が組み立てられる。
【0010】
このように本発明では、ブロック配置工程において、シート材のシール部に沿って複数のブロックを配置することにより、複数のブロックを容易に位置決めすることができるとともに、隣り合うブロックの目地を容易にシールすることができる。したがって、ブロック組立体の施工性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る