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公開番号
2025044187
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2024161400
出願日
2024-09-18
発明の名称
針
出願人
セフト ホールディング
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/32 20060101AFI20250325BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ステンレス鋼を含まないが、剛性の針本体を有することによって針刺し損傷を回避する針を提供すること。
【解決手段】針(1)は、長手方向軸に沿って延在する円筒状本体(10)を有する。円筒形本体(10)の少なくとも1つの端部(100)は、傾斜している。本体(10)は、少なくともポリマーから形成される。針(1)は、本体(10)を硬化させるように適合された少なくとも1つの補強糸(101)を備え、補強糸(101)は、少なくとも形状記憶材料から形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向軸に沿って延在する円筒状本体(10)であって、その少なくとも1つの端部(100)が、傾斜している円筒形本体(10)を備える針(1)であって、前記本体(10)が、少なくともポリマーから形成されており、前記針(1)が、前記本体(10)を硬化させるように適合された少なくとも1つの補強糸(101)を備え、前記補強糸(101)が、少なくとも形状記憶材料から形成されていることを特徴とする、針(1)。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記ポリマーが、オキシ-1,4-フェニレン-オキシ-1,4-フェニレン-カルボニル-1,4-フェニレンであることを特徴とする、請求項1に記載の針(1)。
【請求項3】
前記補強糸(101)が、前記長手方向軸を中心とする螺旋の形態の少なくとも1つの部分を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の針(1)。
【請求項4】
メッシュを形成する複数の補強糸(101)を備えることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の針(1)。
【請求項5】
前記糸(101)が、剛性化部分及び可撓性部分を含むことを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の針(1)。
【請求項6】
前記補強糸(101)が、前記針本体(10)の内側に配置されることを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の針(1)。
【請求項7】
前記針(1)の前記本体(10)が、前記ポリアリールエーテルケトンポリマーを押出成形する第1の工程と、同時に前記押出成形されたポリアリールエーテルケトンポリマー内に少なくとも1つの補強糸(101)を引抜成形する工程と、を含む方法に従って得られることを特徴とする、請求項6に記載の針(1)。
【請求項8】
前記針(1)の前記本体が、前記少なくとも1つの補強糸(101)の周りのポリアリールエーテルケトンポリマー糸のスプールから前記本体(10)を付加印刷する第1の工程を含む方法に従って得られることを特徴とする、請求項6に記載の針(1)。
【請求項9】
前記針(1)の前記本体(10)が、前記少なくとも1つの補強糸(101)が配置されたポリアリールエーテルケトンポリマーブロック内に前記本体(10)をサブトラクティブ印刷する第1の工程を含む方法によって得られることを特徴とする、請求項6に記載の針(1)。
【請求項10】
注射シリンジ(2)であって、
-プランジャ(21)と、
-注射針(1)を調整するための端部嵌合部(200)を装備したポンプ本体(20)と、
請求項1~9のいずれか一項に記載の注射針(1)と、を備える、注射シリンジ(2)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、針の技術分野に関する。本発明は、特に、上記の針を備える注射器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
発熱物質又は発熱性物質は、患者への投与が意図される医薬品中に存在する場合、医薬品が実際に投与されるときに発熱反応を引き起こす不純物である。医療分野において、多くのデバイスは、多くの場合、液体の医薬品の流れのための注射針及び/又は穿孔針を特徴とする。無菌及び滅菌可能であることに加えて、医薬品を収容及び輸送することが意図されるそのような針はまた、発熱物質不含でなければならず、すなわち、それらは、発熱物質を収容してはならず、かつ発熱物質除去可能(depyrogenizable)でなければならず、すなわち、それらは、それらが含有し得る任意の発熱物質を排除する処理を経ることが出来なければならない。そのような針を発熱物質除去するために、それらは、1時間、253℃に加熱しなければならない。このことは、医薬品をヒト組織に注射するための針が、概して、金属製である理由のうちの1つである。別の理由は、ヒト組織への注射のためのこれらの針が、皮膚及び皮下層を貫通するために十分な強度及び剛性を保持しながら、患者が感じる痛みを限定するために非常に薄くなければならないことである。しかしながら、一度使用されると、金属針は、容易に廃棄することができず、このことは、これらの滅菌されておらず、非発熱物質除去針との接触から生じる汚染事故に起因する健康問題を引き起こす。医薬品を、特に人体に注射するための針の問題を解決するために、プラスチック針が提案されている。
【0003】
実際には、医療用プラスチック針が使用される場合、針は使い捨てであり、発熱物質除去はされず、むしろ発熱物質不含であるような条件下で製造される。しかしながら、一度パッケージから取り出して使用すると、発熱物質除去をすることができない。更に、これらの針は発熱物質除去することができないので、それらが実際に非発熱性であることを確認するために、最初の使用の前にそれらの発熱物質除去をすることは不可能である。実際に、製造上の問題又は輸送若しくは取扱い中の問題が、発熱物質による汚染につながる可能性がある。
【0004】
特に、注射器に取り付けされ得、発熱物質除去可能で、容易に廃棄可能の両方である針が知られている。特に、このタイプの針は、長手方向軸に沿って延在する円筒形本体から構成され得、そのうちの少なくとも1つの端部が、傾斜し、ステンレス鋼糸で強化されたポリアリールエーテルケトンポリマーから作製される。しかしながら、このタイプの針の1つの欠点は、それらが剛性であり、あまり適応性がないことである。
【0005】
したがって、本発明は、本文脈においてなされ、前述の欠点のうちの全てを解決しようとするものである。本発明の目的は、ステンレス鋼を含まないが、剛性の針本体を有することによって針刺し損傷を回避する針を提供することである。
【発明の概要】
【0006】
本発明の目的は、長手方向軸に沿って延在し、そのうちの少なくとも一端が傾斜した円筒形本体を備える針であって、上記本体は、少なくともポリマーから形成されており、上記針は、上記本体を硬化させるように適合された少なくとも1つの補強糸を備え、上記補強糸が、少なくとも形状記憶材料から形成されることを特徴とする。
【0007】
円筒形本体は、中空であり得る。中空体は、円形断面を有し得る。中空体は、好ましくは、液体、特に、注射されるか又は輸血される医薬用の液体の流れのための導管を提供し得る。針本体は、特に、ヒト組織を穿孔するために使用され得る少なくとも1つの傾斜端部を有し得る。針が単一の傾斜端部を有する実施形態では、他方の端部は、注射器に挿入されるように適合されてもよい。
【0008】
一実施形態では、本体は、上記本体のポリマー内に埋め込まれた少なくとも1つの補強糸を備え得る。糸は、中空体の全長に沿って長手方向軸に対して平行に延在し得る。いくつかの補強糸を備える実施形態では、本体は、ポリアリールエーテルケトンポリマー内に埋め込まれ、中空体の全長にわたって長手方向軸X-X’に対して平行に延在し、等しく張力がかけられ、互いから等距離であり、対の糸が中心で同一の角度を画定するように分配された3本の補強糸を備え得る。3つの補強糸は、それらの全長に沿って均一に張力をかけられ得る。
【0009】
針は、ヒト組織への注射のために適合され得、約0.7mmの外径及び約0.25mmの内径を有し得、これは、針壁厚が約0.25mmであり得ることを意味する。このような壁厚では、剛性、すなわち変形に対する抵抗が不十分である可能性がある。針は、患者の痛み及び組織損傷を最小限に抑えることに役立つように、上述のように小さい厚さを有し得る。
【0010】
ポリマーは、ポリアリールエーテルケトン、ポリエチレン、ポリカーボネート又はポリプロピレンであり得る。ポリマーは、炭素繊維、ガラス繊維、グラファイト顆粒、ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene、PTFE)顆粒、ブラックカーボン顆粒及びそれらの2つ以上の混合物から選択される充填剤を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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