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公開番号
2025044092
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023173922
出願日
2023-09-19
発明の名称
マスキング剤
出願人
株式会社ピカソ美化学研究所
代理人
主分類
A61K
8/9789 20170101AFI20250325BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】亜硫酸化合物に起因する刺激臭に対するマスキング性に優れるマスキング剤、当該刺激臭を効果的にマスキングすることができるマスキング方法および亜硫酸化合物を含有し、当該亜硫酸化合物に起因する刺激臭が効果的に抑制された外用組成物の提供。
【解決手段】亜硫酸化合物に起因する刺激臭をマスキングするためのマスキング剤であって、ローズマリー油を含有するマスキング剤、亜硫酸化合物を含有する組成物に、前記マスキング剤を配合するマスキング方法および亜硫酸化合物を含有する外用組成物であって、前記マスキング剤を含有する外用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
亜硫酸化合物に起因する刺激臭をマスキングするためのマスキング剤であって、ローズマリー油を含有することを特徴とするマスキング剤。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
亜硫酸化合物を含有する組成物における前記亜硫酸化合物に起因する刺激臭のマスキング方法であって、亜硫酸化合物を含有する組成物に、請求項1に記載のマスキング剤を配合することを特徴とするマスキング方法。
【請求項3】
亜硫酸化合物を含有する外用組成物であって、請求項1に記載のマスキング剤を含有することを特徴とする外用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスキング剤に関する。本発明は、より詳しくは亜硫酸化合物に起因する刺激臭のマスキングに好適に用いることができるマスキング剤、マスキング方法および当該マスキング剤を含有する外用組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
外用組成物には、成分の黄変などの変質を抑制するために、酸化防止剤が用いられている(例えば、特許文献1参照)。このような酸化防止剤として、例えば、亜硫酸化合物などがよく知られている。
【0003】
しかし、亜硫酸化合物には、酸化防止性に優れているものの、刺激臭を有するという欠点がある。
【0004】
したがって、亜硫酸化合物に起因する刺激臭を抑制する技術が待ち望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-179582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、亜硫酸化合物に起因する刺激臭に対するマスキング性に優れるマスキング剤、当該刺激臭を効果的にマスキングすることができるマスキング方法および亜硫酸化合物を含有し、当該亜硫酸化合物に起因する刺激臭が効果的に抑制された外用組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
(1)亜硫酸化合物に起因する刺激臭をマスキングするためのマスキング剤であって、ローズマリー油を含有することを特徴とするマスキング剤、
(2)亜硫酸化合物を含有する組成物における前記亜硫酸化合物に起因する刺激臭のマスキング方法であって、亜硫酸化合物を含有する組成物に、前記(1)に記載のマスキング剤を配合することを特徴とするマスキング方法、および
(3)亜硫酸化合物を含有する外用組成物であって、前記(1)に記載のマスキング剤を含有することを特徴とする外用組成物
に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、亜硫酸化合物に起因する刺激臭に対するマスキング性に優れるマスキング剤、当該刺激臭を効果的にマスキングすることができるマスキング方法および亜硫酸化合物を含有し、当該亜硫酸化合物に起因する刺激臭が効果的に抑制された外用組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.マスキング剤
本発明のマスキング剤は、亜硫酸化合物に起因する刺激臭をマスキングするためのマスキング剤である。本発明のマスキング剤は、ローズマリー油を含有することを特徴とする。本発明のマスキング剤は、ローズマリー油を含有していることから、亜硫酸化合物に起因する刺激臭を効果的にマスキングすることができる。
【0010】
本明細書において、「亜硫酸化合物に起因する刺激臭」としては、例えば、二酸化硫黄の臭いのような「腐ったタマゴ様の臭い」などが挙げられる。「刺激臭をマスキングする」とは、ヒトが刺激臭を実質的に感じなくなるようにすることをいう。
(【0011】以降は省略されています)
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