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公開番号
2025043599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023150971
出願日
2023-09-19
発明の名称
廃棄卵の処理材、及び廃棄卵の処理方法
出願人
テクニカ合同株式会社
代理人
個人
主分類
B01J
20/24 20060101AFI20250325BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】鳥インフルエンザの発生に伴って処分されることが決まった鶏が産卵した鶏卵(廃棄卵)を簡便に且つ適切に処理できる廃棄卵の処理材、及びその処理方法を提供する。
【解決手段】廃棄卵の処理材は、パルプを主原料とし、パルプは、バージンパルプであり、パルプの嵩密度は、0.3g/cm
3
以上であり、パルプの含水率は、20重量%以下であり、板状物及び/又は細片として構成され、板状物の比重は、1.1以上である。廃棄卵の処理方法は、処理容器の内部にパルプを配置する配置工程と、処理容器に廃棄卵を投入する投入工程とを包含する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
パルプを主原料とした廃棄卵の処理材。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記パルプは、バージンパルプである請求項1に記載の廃棄卵の処理材。
【請求項3】
前記パルプの嵩密度は、0.3g/cm
3
以上である請求項1に記載の廃棄卵の処理材。
【請求項4】
前記パルプの含水率は、20重量%以下である請求項1に記載の廃棄卵の処理材。
【請求項5】
板状物及び/又は細片として構成される請求項1~4の何れか一項に記載の廃棄卵の処理材。
【請求項6】
前記板状物の比重は、1.1以上である請求項5に記載の廃棄卵の処理材。
【請求項7】
処理容器の内部にパルプを配置する配置工程と、
前記処理容器に廃棄卵を投入する投入工程と
を包含する廃棄卵の処理方法。
【請求項8】
前記配置工程と、前記投入工程とを交互に繰り返す請求項7に記載の廃棄卵の処理方法。
【請求項9】
前記投入工程において、前記廃棄卵は殻ごと投入される請求項7に記載の廃棄卵の処理方法。
【請求項10】
前記廃棄卵に対して前記パルプが重量ベースで15%以上使用されるように、前記配置工程及び前記投入工程が実行される請求項7~9の何れか一項に記載の廃棄卵の処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鶏卵(卵液)の処理材、及びその処理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
高病原性鳥インフルエンザ(以下、単に「鳥インフルエンザ」とする。)が発生すると、都道府県知事から殺処分命令が発せられ、養鶏場において鶏の殺処分が実行されることになる。殺処分された鶏は、石灰で滅菌した後、フレコンバックに詰められ、土中に埋設される。
【0003】
ここで、養鶏場における鶏の飼育数が多い場合、一度に大量の鶏を殺処分すると、滅菌及び埋設の作業が追い付かず、鶏の死骸が腐敗する虞がある。そこで、鶏を殺処分するにあたっては、衛生上の観点から、一回あたりの殺処分数に限度を定めて行われている。
【0004】
ところが殺処分対象となる鶏の数が膨大となると、殺処分されるまで待機している鶏が毎日鶏卵を産卵し、大量の鶏卵が発生することになる。この鶏卵についても鶏と同様に処分(廃棄)の対象となり、フレコンバッグに詰めて埋設される。
【0005】
しかしながら、鶏卵をフレコンバッグに詰めると、殻が割れて卵液がフレコンバッグ内に溜まることになる。そのため、鶏卵の処分にあたっては、フレコンバッグから卵液が漏れ出すことを防ぐため、フレコンバッグの容量(1000L)の半分以下(400~500L)しか詰めることができなかった。また、鶏卵を詰めたフレコンバッグは、内容物が液状となるため、運搬時に二段積みができず、埋設時においては不安定となる。
【0006】
そこで、例えば、特許文献1のような生活排水吸水処理パックや、特許文献2のような吸水シートを用いて、割れた鶏卵から発生した卵液を吸収することが考えられる。ちなみに、特許文献1の生活排水吸水処理パックは、当該パックに封入される吸水性高分子の作用により、カップ麺の残汁や余ったみそ汁等の生活排水を吸収し、処理するものである。特許文献2の吸水シートは、その吸水層に含まれる吸水性高分子の作用により、肉類、魚類、野菜類等から出る水分を吸収するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実用新案登録第3111826号公報
特開2017-47341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、本発明者らが行った試験研究によれば、タンパク質を多く含む卵液は、吸水性高分子に対して十分に吸収されないことが判明した(詳細については、後述の「実施例」において説明する。)。そのため、特許文献1のような生活排水吸水処理パックや、特許文献2のような吸水シートでは、鶏卵(卵液)を適切に処理することはできない。
【0009】
このように、鶏卵の処分には問題があるにもかかわらず、鳥インフルエンザが発生した場合の対応は鶏の殺処分がメインとなり、鶏卵については有効な対策はこれまであまり考えられていなかったのが現状である。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、鳥インフルエンザの発生に伴って処分されることが決まった鶏が産卵した鶏卵(廃棄卵)を簡便に且つ適切に処理できる廃棄卵の処理材、及びその処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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