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公開番号2025043154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150494
出願日2023-09-15
発明の名称情報処理装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 9/50 20060101AFI20250321BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の基板を用いて処理を行う情報処理装置の利便性を向上させる。
【解決手段】複数の基板を備えた情報処理装置であって、前記複数の基板は、相互に通信可能な接続形態で接続され、前記複数の基板のうち、一の基板が、外部装置から実行対象となる処理依頼を受け付ける受付部と、前記処理依頼で指示された処理を、前記複数の基板の何れか一つに割り当てる割当部と、前記割り当て先の基板で処理された処理結果を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の基板を備えた情報処理装置であって、
前記複数の基板は、相互に通信可能な接続形態で接続され、
前記複数の基板のうち、一の基板が、
外部装置から実行対象となる処理依頼を受け付ける受付部と、
前記処理依頼で指示された処理を、前記複数の基板の何れか一つに割り当てる割当部と、
前記割り当て先の基板で処理された処理結果を出力する出力部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記一の基板は、
前記複数の基板から当該基板の仕様を示した仕様情報を取得する取得部と、
を更に備え、
前記割当部は、前記取得部が取得した仕様情報に基づき、前記処理依頼で指示された処理の割り当て先となる基板を選定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記一の基板は、
自己の基板以外の他の基板の通信機能を制御し、前記基板間の通信以外を遮断する通信制御部を更に備える、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記複数の基板の各々は、前記一の基板として動作可能に構成され、
前記複数の基板の中からマスタに設定された基板が、前記一の基板として動作する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記一の基板は、
前記複数の基板の中からマスタに設定する基板を選択可能な画面を表示装置に表示させる表示制御部を、
更に備える請求項4に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の店舗を運営する企業等では、各店舗で収集されるデータを、複数店舗を総括するサーバ(例えばクラウドサーバ)に送信し、当該サーバにおいてデータの分析や処理を集中して実行することが行われている。
【0003】
また、近年では、データの分散処理やデータ送信量の削減等を実現するため、エッジゲートウェイやエッジサーバ等と称せられる情報処理装置(以下、エッジデバイスともいう)を店舗に設け、データの処理や分析をエッジデバイスで実行することも行われている。
【0004】
ところで、上述のエッジデバイスでは、複数の処理を並列で実行する等の目的のため、複数の基板を搭載するものが存在する。このようなエッジデバイスでは、それぞれの基板で異なる処理を実行させたりすることができる。
【0005】
しかしながら、従来のエッジデバイスでは、各基板はマザーボード等のメイン基板のスロットに装着されて、メイン基板の制御の下で動作する構成であるため、使用可能な基板に制限がある。例えば、従来のエッジデバイスでは、既存のシステムで動作していたPC(Personal Computer)等の基板を容易に追加することができず、利便性の上で改善の余地がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、複数の基板を用いて処理を行う情報処理装置の利便性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の情報処理装置は、複数の基板を備えた情報処理装置であって、前記複数の基板は、相互に通信可能な接続形態で接続され、前記複数の基板のうち、一の基板が、外部装置から実行対象となる処理依頼を受け付ける受付部と、前記処理依頼で指示された処理を、前記複数の基板の何れか一つに割り当てる割当部と、前記割り当て先の基板で処理された処理結果を出力する出力部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る店舗システムの構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るエッジデバイスのハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態のエッジデバイスが備える基板のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態のエッジデバイスが備える基板の機能構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る選択画面の一例を示す図である。
図6は、実施形態のマスタ基板とスレーブ基板との間で行われる処理の一例を示すシーケンス図である。
図7は、実施形態のマスタ基板が実行する構成変更検知処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本実施形態に係る情報処理装置を詳細に説明する。以下の実施形態では、店舗で使用されるエッジデバイスを情報処理装置の一例として説明する。なお、この適用例によって発明は限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係る店舗システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、店舗システム1は、POS端末2と、エッジデバイス3と、サーバ4とを備える。POS端末2とエッジデバイス3とは、ネットワークNaを介して通信可能に接続される。また、エッジデバイス3は、ネットワークNaに接続されたルータ等の通信装置5を介して、ネットワークNbのサーバ4と通信可能に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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