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公開番号
2025042982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150225
出願日
2023-09-15
発明の名称
パッシング用配光パターンを照射可能な車両用灯具
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人あお葉国際特許事務所
主分類
F21S
41/33 20180101AFI20250321BHJP(照明)
要約
【課題】シンプルな構成で、歩行者に配慮したパッシング用配光パターンを形成可能な車両用灯具を提供する。
【解決手段】ロービーム用配光パターン、ハイビーム用配光パターン、および照射領域の上方領域に他の領域よりも減光した減光領域を有するパッシング用配光パターンを照射可能な車両用灯具を提供する。一例として、ランプユニットは、第1光源、第2光源、および第1光源および前記第2光源から出射した光を前方に照射して所望の配光パターンを形成する光学部材とを有し、第1光源または第2光源の点消灯により、前記ハイビーム用配光または前記パッシング用配光パターンが前記光学部材により形成されて照射される。パッシング配光は上方領域が減光されており、車両前方の歩行者の頭部が該減光領域で照射されるため、歩行者の幻惑を抑制してパッシングの合図を送ることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ハイビーム用配光パターン、および照射領域の上方領域に他の領域よりも減光した減光領域を有するパッシング用配光パターンを照射可能である、
ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記パッシング用配光パターンは、前記ハイビーム用配光パターンの上方に、前記ハイビーム用配光パターンよりも減光された第2の配光パターンが照射されて形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記パッシング用配光パターンは、前記ハイビーム用配光パターンの上方領域が減光されて形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記ハイビーム用配光パターンを照射可能なハイビーム用ランプユニットと、前記パッシング用配光パターンを照射可能なパッシング用ランプユニットを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記パッシング用ランプユニットは、光源と、前記光源の光を入射して、所定の配光パターンを形成して照射する光学部材と、前記光源の照射光の一部を入射して、前記光学部材へ向かって反射させる反射部材と、を有し、
前記光学部材は、前記反射部材で反射された光で前記減光領域を形成して照射する、
ことを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記パッシング用ランプユニットは、光源と、前記光源の光を入射して、所定の配光パターンを形成して照射する光学部材とを有し、
前記光学部材の一部の領域は、前記光源の出射光の一部を入射して、拡散し、前記減光領域を形成して照射する、
ことを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項7】
第1光源、第2光源、および前記第1光源および前記第2光源から出射した光を前方に照射して所望の配光パターンを形成する光学部材と、を有し、
前記第1光源または第2光源の点灯により、前記ハイビーム用配光パターンまたは前記パッシング用配光パターンが前記光学部材により形成されて照射される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、パッシング用配光パターンを照射可能な車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
歩行者に配慮した配光を形成する車両用灯具がある(例えば特許文献1)。歩行者を幻惑させないように、歩行者の頭部には光を照射しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206686号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では、歩行者の頭部には照射されないように配光パターンを形成しているが、パッシングで光を照射する場合、歩行者の頭部に光が当たらないと、歩行者が車両に気が付かないことがある。これでは本末転倒であり、パッシングした際には、歩行者の注意を引くように、かつ歩行者を幻惑させないように、歩行者に配慮した配光を照射することが望ましい。また、特許文献1は配光が可変制御される灯具であり、灯具の構成が複雑であるため、もっと単純な構成で実施されることが望まれる。
【0005】
本発明は、これを鑑みてなされたものであり、シンプルな構成で、歩行者に配慮したパッシング用配光パターンを形成可能な車両用灯具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題を解決するため、本開示のある実施形態においては、ハイビーム用配光パターン、および照射領域の上方領域に他の領域よりも減光した減光領域を有するパッシング用配光パターンを照射可能であるように車両用灯具を構成した。
【0007】
また、ある態様においては、前記パッシング用配光パターンは、前記ハイビーム用配光パターンの上方に、前記ハイビーム用配光よりも減光された第2の配光パターンが照射されて形成されるものとした。
【0008】
また、ある態様においては、前記パッシング用配光パターンは、前記ハイビーム用配光パターンの上方領域が減光されて形成されるものとした。
【0009】
また、ある態様においては、前記ハイビーム用配光パターンを照射可能なハイビーム用ランプユニットと、前記パッシング用配光パターンを照射可能なパッシング用ランプユニットを備えるものとした。
【0010】
また、ある態様においては、前記パッシング用ランプユニットは、光源と、前記光源の光を入射して、所定の配光パターンを形成して照射する光学部材と、前記光源の照射光の一部を入射して、前記光学部材へ向かって反射させる反射部材と、を有し、前記光学部材は、前記反射部材で反射された光で前記減光領域を形成して照射するように構成した。
(【0011】以降は省略されています)
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