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公開番号
2025042723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149823
出願日
2023-09-15
発明の名称
鞍乗型車両
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
,
個人
主分類
B62J
6/26 20200101AFI20250321BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】鞍乗型車両において、光源の大型化、或いは追加を抑えながら、被視認性を向上させる。
【解決手段】鞍乗型車両は、下光源21と、左光源22と、右光源23とを備える。左光源22と右光源23とは、車両正面視で、下光源21よりも上方に配置される。下光源21と左光源22と右光源23とは、同時に発光する。左光源22は、左頂点部24と、第1左辺部25と、第2左辺部26とを含む。第1左辺部25は、左頂点部24から、車両左右方向における車両中心に向かって延びる。第2左辺部26は、左頂点部24から、第1左辺部25に対して所定角度をなす方向に延びる。右光源23は、右頂点部27と、第1右辺部28と、第2右辺部29とを含む。第1右辺部28は、右頂点部27から、車両左右方向における車両中心に向かって延びる。第2右辺部29は、右頂点部27から、第1右辺部28に対して所定角度をなす方向に延びる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
下光源と、
車両正面視で、前記下光源よりも上方に配置される左光源と、
車両正面視で、前記下光源よりも上方に配置され、前記左光源から車両左右方向に離れて配置される右光源と、
を備え、
前記下光源と前記左光源と前記右光源とは、同時に発光しており、
前記左光源は、
左頂点部と、
車両正面視で、前記左頂点部から、車両左右方向における車両中心に向かって延びる第1左辺部と、
車両正面視で、前記左頂点部から、前記第1左辺部に対して所定角度をなす方向に延びる第2左辺部と、
を含み、
前記右光源は、
右頂点部と、
車両正面視で、前記右頂点部から、車両左右方向における車両中心に向かって延びる第1右辺部と、
車両正面視で、前記右頂点部から、前記第1右辺部に対して所定角度をなす方向に延びる第2右辺部と、
を含む、
鞍乗型車両。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
車両正面視で、前記第2左辺部は、前記下光源に向かって延びている、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
車両正面視で、前記第2右辺部は、前記下光源に向かって延びている、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記下光源と、前記左光源と、前記右光源とは、車両正面視で、逆三角形の3つの頂点の位置にそれぞれ配置される、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記左光源と前記右光源とは、前記逆三角形の角をそれぞれ構成する、
請求項4に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
車両左右方向に互いに離れて配置される左ミラー及び右ミラーをさらに備え、
前記左光源は、前記左ミラーに設けられ、
前記右光源は、前記右ミラーに設けられる、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記左光源と前記右光源とは、ポジションライトである、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項8】
前記左光源と前記右光源とは、反射材製である、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項9】
前記下光源は、ヘッドライトである、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項10】
カウルをさらに備え、
前記下光源は、前記カウルに設けられる、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両は、ポジションライト或いはヘッドライトなどの光源を備えている。例えば、特許文献1の自動二輪車は、左右のミラーの前面に、円形のポジションライトがそれぞれ設けられている。また、フロントカバーの中央には、ヘッドライトが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-057104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鞍乗型車両では、被視認性の向上が求められる。上述したポジションライトなどの光源を大型化したり、或いは光源の数を増やしたりすることで、鞍乗型車両の被視認性を向上させることができる。しかし、その場合、車両が大型化、或いは車両の重量が増大してしまう。本発明の目的は、鞍乗型車両において、光源の大型化、或いは追加を抑えながら、被視認性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、下光源と、左光源と、右光源とを備える。左光源は、車両正面視で、下光源よりも上方に配置される。右光源は、車両正面視で、下光源よりも上方に配置され、左光源から車両左右方向に離れて配置される。下光源と左光源と右光源とは、同時に発光する。左光源は、左頂点部と、第1左辺部と、第2左辺部とを含む。第1左辺部は、車両正面視で、左頂点部から、車両左右方向における車両中心に向かって延びる。第2左辺部は、車両正面視で、左頂点部から、第1左辺部に対して所定角度をなす方向に延びる。右光源は、右頂点部と、第1右辺部と、第2右辺部とを含む。第1右辺部は、車両正面視で、右頂点部から、車両左右方向における車両中心に向かって延びる。第2右辺部は、車両正面視で、右頂点部から、第1右辺部に対して所定角度をなす方向に延びる。
【0006】
本態様に係る鞍乗型車両では、上記のような左光源と右光源との形状によって、錯視による主観的輪郭を、見る人に知覚させる。この主観的輪郭により、下光源と左光源と右光源とのそれぞれよりも大きな形状を見る人に知覚させることができる。それにより、光源の大型化及び追加を抑えながら、車両の被視認性が向上する。
【0007】
車両正面視で、第2左辺部は、下光源に向かって延びていてもよい。この場合、下光源と左光源と右光源とによって、主観的輪郭による大きな形状を、見る人に知覚させる効果が向上する。
【0008】
車両正面視で、第2右辺部は、下光源に向かって延びていてもよい。この場合、下光源と左光源と右光源とによって、主観的輪郭による大きな形状を、見る人に知覚させる効果が向上する。
【0009】
下光源と、左光源と、右光源とは、車両正面視で、逆三角形の3つの頂点の位置にそれぞれ配置されてもよい。この場合、下光源と左光源と右光源とによって、主観的輪郭による大きな逆三角形を、見る人に知覚させる効果が向上する。
【0010】
左光源と右光源とは、逆三角形の角をそれぞれ構成してもよい。この場合、下光源と左光源と右光源とによって、主観的輪郭による大きな逆三角形を、見る人に知覚させる。
(【0011】以降は省略されています)
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