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公開番号
2025042699
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149784
出願日
2023-09-15
発明の名称
回転電機組立体
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
5/20 20060101AFI20250321BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】固定子の冷却を行う水路を筐体に内蔵しつつ、筐体のサイズを小型化できる回転電機の筐体構造を提供する。
【解決手段】回転電機組立体は、回転子と、コイルを有する固定子と、固定子のコイルの外周で径方向外側に突出して配置されるバスバーとを含む回転電機と、回転電機を収容する筐体と、を備える。筐体は、回転電機の軸方向一方側が開口された有底筒状の第1筐体部と、第1筐体部の軸方向一方側に取り付けられる第2筐体部とを有する。第1筐体部は、周方向に延びて軸方向一方側が開口された水路を内部に有する。第2筐体部は、水路の開口を封止するとともにバスバーを収容可能な筒状の段差部を内周側に有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転子と、コイルを有する固定子と、前記固定子のコイルの外周で径方向外側に突出して配置されるバスバーとを含む回転電機と、
前記回転電機を収容する筐体と、を備え、
前記筐体は、前記回転電機の軸方向一方側が開口された有底筒状の第1筐体部と、前記第1筐体部の軸方向一方側に取り付けられる第2筐体部とを有し、
前記第1筐体部は、周方向に延びて軸方向一方側が開口された水路を内部に有し、
前記第2筐体部は、前記水路の開口を封止するとともに前記バスバーを収容可能な筒状の段差部を内周側に有する
回転電機組立体。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記バスバーは、前記第1筐体部の内周よりも径方向外側に張り出して前記第2筐体部内に収容される
請求項1に記載の回転電機組立体。
【請求項3】
軸方向に投影したときに前記バスバーと前記水路は重なる位置に配置されている
請求項1に記載の回転電機組立体。
【請求項4】
前記筐体は、前記バスバーを覆うように前記第2筐体部の軸方向一方側に取り付けられる第3筐体部をさらに有する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回転電機組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機組立体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
回転電機における固定子のコイルを効率よく冷却するために、固定子の外周に沿って筐体に冷却水の流路を設け、回転電機の固定子を外周側から水冷する筐体構造が種々提案されている。一例として、特許文献1には、反負荷側の筐体端面に水路の開口部を有する回転電機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-19494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、筐体の水路の封止部と回転電機の配線部の干渉を避けるために、配線部を軸方向に引き出して配置している。そのため、回転電機の筐体が大型化する点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであって、固定子の冷却を行う水路を筐体に内蔵しつつ、筐体のサイズを小型化できる回転電機組立体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様に係る回転電機組立体は、回転子と、コイルを有する固定子と、固定子のコイルの外周で径方向外側に突出して配置されるバスバーとを含む回転電機と、回転電機を収容する筐体と、を備える。筐体は、回転電機の軸方向一方側が開口された有底筒状の第1筐体部と、第1筐体部の軸方向一方側に取り付けられる第2筐体部とを有する。第1筐体部は、周方向に延びて軸方向一方側が開口された水路を内部に有する。第2筐体部は、水路の開口を封止するとともにバスバーを収容可能な筒状の段差部を内周側に有する。
【0007】
上記の一態様において、バスバーは、第1筐体部の内周よりも径方向外側に張り出して第2筐体部内に収容されてもよい。
上記の一態様において、軸方向に投影したときにバスバーと水路は重なる位置に配置されていてもよい。
上記の一態様において、筐体は、バスバーを覆うように第2筐体部の軸方向一方側に取り付けられる第3筐体部をさらに有していてもよい。
【発明の効果】
【0008】
一態様によれば、固定子の冷却を行う水路を筐体に内蔵しつつ、筐体のサイズを小型化できる回転電機の筐体構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態における回転電機組立体の一例を示す縦断面図である。
回転電機組立体の第1筐体部を反負荷側から見た図である。
第3筐体部を取り外した回転電機組立体を反負荷側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
実施形態では説明を分かり易くするため、本発明の主要部以外の構造や要素については、簡略化または省略して説明する。また、図面において、同じ要素には同じ符号を付す。なお、図面に示す各要素の形状、寸法などは模式的に示したもので、実際の形状、寸法などを示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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