TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025042454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149482
出願日2023-09-14
発明の名称車両用照明装置、および車両用灯具
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250319BHJP(照明)
要約【課題】車両用照明装置から照射される光の光量を増やすことができ、且つ、所望の輝度分布を得ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた5つの発光素子と;前記発光素子の光の出射側に設けられ、複数の遮光部と、透光部と、を有する輝度制御部と;を具備している。1つの前記発光素子は、車両用照明装置の中心軸の位置に設けられている。4つの前記発光素子のそれぞれは、前記中心軸を中心とする円周上の回転対称となる位置に設けられている。前記輝度制御部は、前記中心軸の位置に設けられた前記1つの発光素子と対向している。前記輝度制御部は、前記円周上の位置に設けられた前記4つの発光素子とは対向していない。前記輝度制御部に設けられた前記複数の遮光部は、前記中心軸の位置には設けられていない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ソケットと;
前記ソケットの一方の端部側に設けられた5つの発光素子と;
前記発光素子の光の出射側に設けられ、複数の遮光部と、透光部と、を有する輝度制御部と;
を具備し、
1つの前記発光素子は、車両用照明装置の中心軸の位置に設けられ、4つの前記発光素子のそれぞれは、前記中心軸を中心とする円周上の回転対称となる位置に設けられ、
前記輝度制御部は、前記中心軸の位置に設けられた前記1つの発光素子と対向し、前記円周上の位置に設けられた前記4つの発光素子とは対向せず、
前記輝度制御部に設けられた前記複数の遮光部は、前記中心軸の位置には設けられていない車両用照明装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記複数の遮光部の合計面積が、前記輝度制御部の面積の55.5%以上、65.0%以下である請求項1記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記中心軸に沿った方向から見た場合の前記輝度制御部の形状は、正方形であり、
前記輝度制御部の4つの角部のそれぞれに、膜状を呈する1つの前記遮光部が設けられている請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記中心軸に沿った方向から見た場合の前記輝度制御部の形状は、正方形であり、
線状を呈する前記複数の遮光部が、格子状に設けられている請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
請求項1記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを有するランプなどを備えた車両用照明装置に代えて、発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置の普及が進んでいる。発光素子を備えた車両用照明装置は、ソケットと、ソケットの一方の端部側に設けられ、複数の発光素子を有する発光モジュールと、を備えている。
【0003】
ここで、車両用照明装置の光が出射する部分の輝度分布は、車両用灯具に設けられる光学要素の光学設計に大きな影響を及ぼす。そのため、4つの発光素子を、車両用照明装置の中心軸を中心とする円周上の回転対称となる位置に設ける技術が提案されている。
しかしながら、発光素子の数を4つにすると、車両用照明装置から照射される光の光量が不足する場合がある。そこで、車両用照明装置の中心軸の位置に発光素子をさらに設け、発光素子の数を5つにする技術が提案されている。
【0004】
ところが、車両用照明装置の中心軸の位置に発光素子をさらに設けると、所望の輝度分布が得られなくなるという新たな問題が生じる。
そのため、車両用照明装置から照射される光の光量を増やすことができ、且つ、所望の輝度分布を得ることができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-195099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、車両用照明装置から照射される光の光量を増やすことができ、且つ、所望の輝度分布を得ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた5つの発光素子と;前記発光素子の光の出射側に設けられ、複数の遮光部と、透光部と、を有する輝度制御部と;を具備している。1つの前記発光素子は、車両用照明装置の中心軸の位置に設けられている。4つの前記発光素子のそれぞれは、前記中心軸を中心とする円周上の回転対称となる位置に設けられている。前記輝度制御部は、前記中心軸の位置に設けられた前記1つの発光素子と対向している。前記輝度制御部は、前記円周上の位置に設けられた前記4つの発光素子とは対向していない。前記輝度制御部に設けられた前記複数の遮光部は、前記中心軸の位置には設けられていない。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態によれば、車両用照明装置から照射される光の光量を増やすことができ、且つ、所望の輝度分布を得ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。
発光素子と輝度制御部の配置を例示するための模式平面図である。
車両用照明装置の光が出射する部分の輝度分布の評価を例示するための図である。
評価領域と、発光素子との配置を例示するための模式平面図である。
他の実施形態に係る輝度制御部を例示するための模式平面図である。
図5における輝度制御部のD-D線方向、またはE-E線方向の模式断面図である。
表面実装型の発光素子に設けられた輝度制御部を例示するための模式斜視図である。
車両用灯具を例示するための模式部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許