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公開番号2025041999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023143792
出願日2023-09-05
発明の名称熱交換器
出願人株式会社富士通ゼネラル
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類F28F 3/08 20060101AFI20250319BHJP(熱交換一般)
要約【課題】流路内における、冷媒の流れの偏りを抑えた熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器は、複数の金属板が積層された熱交換器である。前記複数の金属板の少なくとも1つは、流入口と、流出口と、隔壁と、前記隔壁から突出する複数の突起とを有する。前記複数の突起によって、前記隔壁上に流路部が形成される。前記流路部は、前記流入口と前記流出口との間に、第1流路部と、第2流路部と、第3流路部とを有する。前記流入口から前記流出口に向けて、前記第1流路部、前記第2流路部、及び前記第3流路部の順に並ぶ。前記第2流路部の流路抵抗が前記第1流路部及び前記第3流路部のそれぞれの流路抵抗よりも大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の金属板が積層された熱交換器であって、
前記複数の金属板の少なくとも1つは、流入口と、流出口と、隔壁と、前記隔壁から突出する複数の突起とを有し、
前記複数の突起によって、前記隔壁上に流路部が形成され、
前記流路部は、前記流入口と前記流出口との間に、第1流路部と、第2流路部と、第3流路部とを有し、
前記流入口から前記流出口に向けて、前記第1流路部、前記第2流路部、及び前記第3流路部の順に並び
前記第2流路部の流路抵抗が前記第1流路部及び前記第3流路部のそれぞれの流路抵抗よりも大きい
熱交換器。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
請求項1に記載された熱交換器であって、
前記第2流路部の流路断面積が前記第1流路部及び前記第3流路部のそれぞれの流路断面積よりも小さい
熱交換器。
【請求項3】
請求項2に記載された熱交換器であって、
前記第2流路部において、前記第2流路部の単位面積当たりに前記突起が占める面積は、前記第1流路部及び前記第3流路部のそれぞれにおいて、前記第1流路部及び前記第3流路部のそれぞれの単位面積当たりに前記突起が占める面積に比べて高い
熱交換器。
【請求項4】
請求項1または2に記載された熱交換器であって、
前記第2流路部が前記流出口よりも前記流入口の側に配置された
熱交換器。
【請求項5】
請求項1または2に記載された熱交換器であって、
前記第2流路部が前記流入口よりも前記流出口の側に配置された
熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層型の熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
板状の金属板の一方の面及び他方の面のそれぞれに複数の柱状突起を設けることで、金属板の一方の面及び他方の面のそれぞれに流路を形成した熱交換器がある(例えば、特許文献1参照)。この熱交換器においては、金属板の一方の面に形成された流路を高温流路として機能させ、金属板の他方の面に形成された流路を低温流路として機能させている。また、この熱交換器においては、流入口の幅及び流出口の幅が流路の幅と同じ幅で形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-096581号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の熱交換器では、金属板の一方の面及び他方の面に設けられた複数の突起は、一様な間隔を隔てて配置されている。このような場合、流入口の幅が流路の幅と同じ幅で形成されていても流路内で冷媒の偏りが発生しやすく、流路内で冷媒が充分に行き渡らない死水域が形成される可能性がある。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、流路内における、冷媒の流れの偏りを抑えた熱交換器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る熱交換器は、複数の金属板が積層された熱交換器である。
上記複数の金属板の少なくとも1つは、流入口と、流出口と、隔壁と、上記隔壁から突出する複数の突起とを有する。
上記複数の突起によって、上記隔壁上に流路部が形成される。
上記流路部は、上記流入口と上記流出口との間に、第1流路部と、第2流路部と、第3流路部とを有する。
上記流入口から上記流出口に向けて、上記第1流路部、上記第2流路部、及び上記第3流路部の順に並ぶ。
上記第2流路部の流路抵抗が上記第1流路部及び上記第3流路部のそれぞれの流路抵抗よりも大きい。
【0007】
このような熱交換器であれば、流路内における、冷媒の流れの偏りが抑えられる。
【0008】
上記の熱交換器においては、上記第2流路部の流路断面積が上記第1流路部及び上記第3流路部のそれぞれの流路断面積よりも小さくてもよい。
熱交換器。
【0009】
このような熱交換器であれば、流路内における、冷媒の流れの偏りがより抑えられる。
【0010】
上記の熱交換器においては、上記第2流路部における上記突起が占める単位面積当たりの面積は、上記第1流路部及び上記第3流路部における上記突起が占める単位面積当たりの面積に比べて高くてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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