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公開番号
2025041960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024232601,2022573496
出願日
2024-12-27,2022-11-21
発明の名称
着色樹脂粒子及び調光積層体
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類
G02F
1/1339 20060101AFI20250318BHJP(光学)
要約
【課題】基材間のギャップを高精度に制御し、かつ、得られる調光積層体の導通信頼性を高めることができる着色樹脂粒子を提供する。
【解決手段】本発明に係る着色樹脂粒子は、樹脂粒子と、着色剤とを含み、体積抵抗率が、1.0×10
10
Ω・cm以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂粒子と、着色剤とを含み、
体積抵抗率が、1.0×10
10
Ω・cm以上である、着色樹脂粒子。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
20%K値が、100N/mm
2
以上5000N/mm
2
以下である、請求項1に記載の着色樹脂粒子。
【請求項3】
光照射前の着色樹脂粒子と540MJ/m
2
の積算光量で光を照射した光照射後の着色樹脂粒子とのそれぞれについて、JIS Z8781-4:2013に準拠したL*a*b*表色系における明度を測定したときに、
光照射前の着色樹脂粒子の明度L
0
*が、0以上60以下であり、
光照射前の着色樹脂粒子の明度L
0
*の、光照射後の着色樹脂粒子の明度L
540
*に対する比が、0.1以上である、請求項1又は2に記載の着色樹脂粒子。
【請求項4】
平均粒子径が、1μm以上150μm以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の着色樹脂粒子。
【請求項5】
平均粒子径の1.2倍以上の粒子径を有する粒子を含まないか、又は、平均粒子径の1.2倍以上の粒子径を有する粒子を1000ppm以下で含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の着色樹脂粒子。
【請求項6】
粒子径のCV値が、10%以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の着色樹脂粒子。
【請求項7】
前記着色剤が、有機黒色顔料、チタンブラック粒子、又はカーボンブラック粒子を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の着色樹脂粒子。
【請求項8】
着色樹脂粒子が、該着色樹脂粒子100重量%中、前記着色剤を20重量%以下の含有量で含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の着色樹脂粒子。
【請求項9】
比重が1.5以下である、請求項1~8のいずれか1項に記載の着色樹脂粒子。
【請求項10】
着色樹脂粒子が、多官能(メタ)アクリレート化合物に由来する成分を含む、請求項1~9のいずれか1項に記載の着色樹脂粒子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着色樹脂粒子、及び上記着色樹脂粒子を用いた調光積層体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
調光ガラスや調光フィルム等の調光材料は、電界の印加の有無により光透過率が変化する性質を有し、入射光量の調整が可能な材料である。また、光透過率を変化させる作用機構によって、調光材料の方式は、SPD(Suspended Particle Device)方式とPDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)方式とに大別される。
【0003】
SPD方式は、光調整懸濁液を樹脂マトリックス中に分散させる方式である。光調整懸濁液は、光調整粒子を含む。光調整粒子は、電界に対して応答可能である。SPD方式においては、電界が印加されていない状態では、光調整懸濁液中に分散している光調整粒子がブラウン運動により光を吸収、散乱、又は反射するため、入射光は調光材料中を透過しない。電界が印加されると、光調整粒子が分極を起こして電界に対して平行な方向に配列するため、入射光は調光材料中を透過する。このように、SPD方式では、光調整粒子の分極配向を利用することで、光透過率を調整することができる。
【0004】
PDLC方式は、液晶を樹脂マトリックス中に分散させる方式である。PDLC方式の形態として、液晶と樹脂マトリックスとを、連続相として分散させた形態や、液晶を、樹脂マトリックス中に液晶カプセルとして分散させた形態等がある。電界が印加されていない状態では、液晶分子配向が均一ではないために、樹脂マトリックスと液晶との屈折率の違いにより、入射光は調光材料中で散乱して、不透明な状態が観察される。電界が印加されると、液晶分子が電界に対して平行な方向に配列する。この際に、樹脂マトリックスの屈折率と液晶の屈折率とが同等になることで、入射光は調光材料中を透過することができ、透明な状態が観察される。このように、PDLC方式では、液晶の分子配向を利用することで、光透過率を調整している。
【0005】
調光材料を用いて調光積層体を作製する際に、2つの基材間のギャップを制御するためにスペーサが用いられることがある。上記スペーサとしては、樹脂粒子等が挙げられる。このような樹脂粒子の一例として、下記の特許文献1には、架橋性高分子材料を含む粒子がフッ素系樹脂又はケイ素系樹脂により被覆されている微粒子(樹脂粒子)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平10-010540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載のような従来の樹脂粒子では、スペーサとして用いられたときに、当該樹脂粒子から光が透過する光抜けが発生することがある。
【0008】
また、光抜けを抑制するために、樹脂粒子の材料に着色剤を添加した場合には、着色剤により樹脂粒子の接続抵抗が低下することがある。結果として、該樹脂粒子をスペーサとして用いたときに、得られる調光積層体の導通信頼性が低下するという課題がある。
【0009】
本発明の目的は、基材間のギャップを高精度に制御し、かつ、得られる調光積層体の導通信頼性を高めることができる着色樹脂粒子を提供することである。また、本発明の目的は、基材間のギャップを高精度に制御し、かつ、得られる調光積層体の導通信頼性を高めることができる調光積層体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の広い局面によれば、樹脂粒子と、着色剤とを含み、体積抵抗率が、1.0×10
10
Ω・cm以上である、着色樹脂粒子が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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