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公開番号
2025041793
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024226396,2021159202
出願日
2024-12-23,2021-09-29
発明の名称
プロテクタ及びワイヤハーネス
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250318BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電線の長さのばらつきを吸収できるプロテクタを提供する。
【解決手段】プロテクタ30は、電線20における長さ方向X1の一部を内部に収容する電線収容部50を備える。電線収容部50は、電線20の余長を吸収する余長吸収部51を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つの電線における長さ方向の一部を内部に収容する電線収容部を備えるプロテクタであって、
前記電線収容部は、前記電線の余長を吸収する余長吸収部を有し、
前記電線収容部は、前記電線収容部を前記電線が通り抜ける通り抜け方向に前記余長吸収部と並ぶ基準収容部を有し、
前記基準収容部の内部空間における前記通り抜け方向と垂直な断面は、前記電線収容部を通り抜ける前記電線の横断面積に応じた基準断面積を有し、
前記余長吸収部の内部空間における前記通り抜け方向と垂直な断面は、前記基準断面積と、前記電線の余長を吸収するための追加断面積とを有し、
前記電線における長さ方向の一部が内部に配置されるとともに前記電線が通り抜ける溝状の収容凹部を備える電線配置部を有するプロテクタ本体と、
前記収容凹部の開口を覆い前記電線配置部と共に前記電線収容部を構成する蓋体と、を備え、
前記基準収容部における前記収容凹部の幅は、前記電線収容部を通り抜ける前記電線の横断面積に応じた基準幅であるとともに、前記基準収容部における前記収容凹部の深さは、当該横断面積に応じた基準深さであり、
前記余長吸収部における前記収容凹部の幅は、前記基準幅と、前記電線の余長を吸収するための追加幅とを有するとともに、前記余長吸収部における前記収容凹部の深さは、前記基準深さと、前記電線の余長を吸収するための追加深さとを有するプロテクタ。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記電線収容部は、第1の軸に沿って直線的に延びる第1基準収容部と、前記第1の軸と交差する第2の軸に沿って直線的に延びる第2基準収容部との2つの前記基準収容部を有するとともに、前記通り抜け方向における前記第1基準収容部と前記第2基準収容部との間に前記余長吸収部を有し、
前記余長吸収部は、前記第1基準収容部と前記第2基準収容部とを連結している請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記余長吸収部における前記収容凹部の内部空間は、前記収容凹部の前記開口から前記基準深さまでの領域である基準深さ領域と、前記基準深さ領域における前記開口と反対の端から前記追加深さまでの領域である追加深さ領域とを有し、
前記電線の長さが余長分を有さない基準長さである場合には、前記電線における前記余長吸収部を通り抜ける部分は前記基準深さ領域内に配置され、
前記電線の長さが前記基準長さに加えて余長分を有する長さである場合には、前記電線における前記余長吸収部を通り抜ける部分の少なくとも一部が、前記追加深さ領域に配置される請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項4】
前記追加深さ領域は、前記基準深さ領域と前記収容凹部の底面との間の部分であり、
少なくとも1つの前記電線の長さが前記基準長さに加えて前記余長吸収部において吸収可能な最大長さの余長分を有する長さである場合に、当該少なくとも1つの電線における前記余長吸収部を通り抜ける部分が、前記収容凹部の底面に接触して配置される請求項3に記載のプロテクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプロテクタと、
長さ方向における一部が前記電線収容部の内部に収容される少なくとも1つの電線と、
を備えるワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プロテクタ及びワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両に搭載されるワイヤハーネスには、例えば特許文献1に記載されているように、電線と、電線を保護するプロテクタとを備えたものがある。プロテクタは、電線における長さ方向の一部を収容する。そして、プロテクタは、電線におけるプロテクタに収容された部分を保護する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-182322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ワイヤハーネスに備えられる電線は、基準寸法に対して長めに準備されることが多い。更に、準備される電線は、長さにばらつきがあることが多い。即ち、準備される電線は、基準寸法に対する余長分にばらつきがあることが多い。そのため、準備された電線をそのまま使用すると、ワイヤハーネスの長さにばらつきが生じるおそれがある。例えば、電線において、プロテクタから当該プロテクタの外部に延びる部分の長さにばらつきが生じるおそれがある。従って、プロテクタを備えるワイヤハーネスにおいて、電線の長さのばらつきを吸収することが望まれていた。
【0005】
本開示の目的は、電線の長さのばらつきを吸収できるプロテクタ及びワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のプロテクタは、少なくとも1つの電線における長さ方向の一部を内部に収容する電線収容部を備えるプロテクタであって、前記電線収容部は、前記電線の余長を吸収する余長吸収部を有し、前記電線収容部は、前記電線収容部を前記電線が通り抜ける通り抜け方向に前記余長吸収部と並ぶ基準収容部を有し、前記基準収容部の内部空間における前記通り抜け方向と垂直な断面は、前記電線収容部を通り抜ける前記電線の横断面積に応じた基準断面積を有し、前記余長吸収部の内部空間における前記通り抜け方向と垂直な断面は、前記基準断面積と、前記電線の余長を吸収するための追加断面積とを有し、前記電線における長さ方向の一部が内部に配置されるとともに前記電線が通り抜ける溝状の収容凹部を備える電線配置部を有するプロテクタ本体と、前記収容凹部の開口を覆い前記電線配置部と共に前記電線収容部を構成する蓋体と、を備え、前記基準収容部における前記収容凹部の幅は、前記電線収容部を通り抜ける前記電線の横断面積に応じた基準幅であるとともに、前記基準収容部における前記収容凹部の深さは、当該横断面積に応じた基準深さであり、前記余長吸収部における前記収容凹部の幅は、前記基準幅と、前記電線の余長を吸収するための追加幅とを有するとともに、前記余長吸収部における前記収容凹部の深さは、前記基準深さと、前記電線の余長を吸収するための追加深さとを有するプロテクタである。
【0007】
本開示のワイヤハーネスは、上記のプロテクタと、長さ方向における一部が前記電線収容部の内部に収容される少なくとも1つの電線と、を備えるワイヤハーネスである。
【発明の効果】
【0008】
本開示のプロテクタ及びワイヤハーネスによれば、電線の長さのばらつきを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態におけるプロテクタの斜視図である。
図2は、同実施形態におけるワイヤハーネスの側面図である。
図3は、同実施形態におけるワイヤハーネスの断面図である。
図4は、同実施形態におけるワイヤハーネスの断面図である。
図5は、同実施形態におけるワイヤハーネスの断面図である。
図6は、同実施形態におけるワイヤハーネスの断面図である。
図7は、同実施形態におけるワイヤハーネスの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のプロテクタは、
[1]少なくとも1つの電線における長さ方向の一部を内部に収容する電線収容部を備えるプロテクタであって、前記電線収容部は、前記電線の余長を吸収する余長吸収部を有するプロテクタである。
(【0011】以降は省略されています)
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