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公開番号
2025041685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024214405,2020213349
出願日
2024-12-09,2020-12-23
発明の名称
画像表示用導光板
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250318BHJP(照明)
要約
【課題】ホログラム層の劣化を抑制でき、かつ、良好な光学特性を有する画像表示用導光板の提供。
【解決手段】第1樹脂基材、第1アンカーコート層及び第1バリア層をこの順に備える第1積層体と、ホログラム層と、を有し、前記第1バリア層を構成する全成分のうち50質量%以上をケイ素酸窒化物が占めており、X線光電分子光法(XPS)により求められる前記第1バリア層中の窒素元素組成が0atm%超25atm%以下であり、前記第1アンカーコート層の材料がアクリル系樹脂を含み、かつ、前記第1アンカーコート層の粘弾性測定におけるtanδピーク温度が56~80℃である、画像表示用導光板。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1樹脂基材、第1アンカーコート層及び第1バリア層をこの順に備える第1積層体と、ホログラム層と、を有し、前記第1バリア層を構成する全成分のうち50質量%以上をケイ素酸窒化物が占めており、X線光電分子光法(XPS)により求められる前記第1バリア層中の窒素元素組成が0atm%超25atm%以下であり、
前記第1アンカーコート層の材料がアクリル系樹脂を含み、かつ、前記第1アンカーコート層の粘弾性測定におけるtanδピーク温度が56~80℃である、画像表示用導光板。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記第1樹脂基材が、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂及びポリカーボネート系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含む、請求項1に記載の画像表示用導光板。
【請求項3】
前記第1積層体が、前記第1樹脂基材の両表面に第1ハードコート層を有する、請求項1又2に記載の画像表示用導光板。
【請求項4】
前記第1積層体の全光線透過率が90%以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の画像表示用導光板。
【請求項5】
前記第1積層体のヘーズが0.1%未満である、請求項1~4のいずれか1項に記載の画像表示用導光板。
【請求項6】
分光色彩計によって測定される前記第1積層体のb*が0.5未満である、請求項1~5のいずれか1項に記載の画像表示用導光板。
【請求項7】
前記第1積層体の水蒸気透過率が0.01g/m
2
/day未満である、請求項1~6のいずれか1項に記載の画像表示用導光板。
【請求項8】
前記第1バリア層中の窒素元素組成が2atm%以上23atm%以下である、請求項1~7のいずれか1項に記載の画像表示用導光板。
【請求項9】
前記第1バリア層の厚みが、130nm以下である、請求項1~8のいずれか1項に記載の画像表示用導光板。
【請求項10】
前記第1バリア層の厚みが、5nm以上である、請求項1~9のいずれか1項に記載の画像表示用導光板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像表示用導光板に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
表示装置において、画像表示用導光板が用いられる場合がある。例えば、VR(仮想現実、Virtual Reality)技術又はAR(拡張現実、Augmented Reality)技術を用いた表示装置においては、ホログラム層が透明基材に支持された画像表示用導光板が用いられる。ホログラム層には、種々の光学機能、例えば、導波、反射及び回折等の機能を有するホログラムが形成される。
ホログラム層を形成するホログラム材料に使われる材料としては、ラジカル重合性モノマー、多価酸又はアミン等の塩基等を含む感光性組成物が多く、樹脂基材を劣化させる場合がある。ホログラム材料は、吸湿によって劣化することも知られている。このため、ホログラム層を樹脂基材で支持する表示装置は、高温多湿環境下で劣化しやすい。
【0003】
特許文献1には、光学的に透明な樹脂製の基体上に、ホログラムを形成する光感性材料層を形成し、光感性材料層を水性ポリマー保護バリアで被覆することが記載されている。特許文献1には、水性ポリマー保護バリアは、湿気によるアタックに耐える目的で設けられていることが示唆されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-181400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載された技術には、以下の問題がある。
特許文献1に記載された技術では、光感性材料層において水性ポリマー保護バリアと反対側の表面には、樹脂製の基体が密着している。
このため、高温環境下において光感性材料が樹脂製の基体を侵食するおそれがある。さらに、樹脂製の基体の内部には水分が含まれるため、水分が光感性材料層との密着面を通して、光感性材料層に拡散する。加えて、基体が外部に露出しているため、基体には外部から水分が浸透し続ける。この結果、光感性材料層には樹脂製の基体を経由して水分が浸透するので、水性ポリマー保護バリアによって水分が遮蔽されるとしても、基体側からの水分により光感性材料層が経時劣化することを抑制できない。
【0006】
本発明は、ホログラム層の劣化を抑制でき、かつ、良好な光学特性を有する画像表示用導光板の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、樹脂基材とホログラム層との間にアンカーコート層及び特定の材料からなるバリア層を設けることで、画像表示用導光板において、ホログラム層の劣化を抑制でき、かつ、良好な光学特性を得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下の態様を有する。
【0008】
[1]第1樹脂基材、第1アンカーコート層及び第1バリア層をこの順に備える第1積層体と、ホログラム層と、を有し、前記第1バリア層が、ケイ素酸窒化物を主成分とし、X線光電分子光法(XPS)により求められる前記第1バリア層中の窒素元素組成が0atm%超25atm%以下である、画像表示用導光板。
[2]前記第1樹脂基材が、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂及びポリカーボネート系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含む、[1]に記載の画像表示用導光板。
[3]前記第1アンカーコート層が、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂及びポリエステル系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含む、[1]又は[2]に記載の画像表示用導光板。
[4]前記第1積層体が、前記第1樹脂基材の両表面に第1ハードコート層を有する、[1]~[3]のいずれか1つに記載の画像表示用導光板。
[5]前記第1積層体の全光線透過率が90%以上である、[1]~[4]のいずれか1つに記載の画像表示用導光板。
[6]前記第1積層体のヘーズが0.1%未満である、[1]~[5]のいずれか1つに記載の画像表示用導光板。
[7]分光色彩計によって測定される前記第1積層体のb*が0.5未満である、[1]~[6]のいずれか1つに記載の画像表示用導光板。
[8]前記第1積層体の水蒸気透過率が0.01g/m
2
/day未満である、[1]~[7]のいずれか1つに記載の画像表示用導光板。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ホログラム層の劣化を抑制でき、かつ、良好な光学特性を有する画像表示用導光板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の画像表示用導光板の一例を示す模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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