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公開番号2025041650
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2024209226,2023061193
出願日2024-12-02,2016-04-21
発明の名称展開可能な構成要素を備えた航空機
出願人アンデュリル インダストリーズ、インコーポレイテッド
代理人弁理士法人浅村特許事務所
主分類B64U 30/16 20230101AFI20250318BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】入れ子式伸縮翼システムを提供する。
【解決手段】入れ子式伸縮翼システムは、中空の内部を含む第1の翼部と、第2の翼部であって、第2の翼部の外面が第1の翼部の内面に隣接するように第1の翼部の内部に格納されるように構成され、航空機の胴体に取り付けられた第2の翼部と、第1の翼部の後縁の外面に取り付けられたヒンジを介して第1の翼部に取り付けられる制御面とを備え、第1の翼部と第2の翼部は、第1の翼部の内部に格納された第2の翼部を備える第1の配置において第1の翼幅を形成し、第2の翼部の第1の端部と第2の端部との間の長さの少なくとも一部に沿って変位される第1の翼部を備える第2の配置において第2の翼幅を形成し、第1の翼部の後縁の外面に沿った制御面の取り付け部は、第1の配置において格納されたときに、第2の翼部が取り付け部の長さの少なくとも一部に重なることを可能にする。
【選択図】図1C
特許請求の範囲【請求項1】
入れ子式伸縮翼システムであって、
実質的に中空の内部を含む第1の翼部と、
第2の翼部であって、前記第2の翼部は、前記第2の翼部の外面が前記第1の翼部の内面に隣接するように前記第1の翼部の前記内部に格納されるように構成され、航空機の胴体に取り付けられた第2の翼部と
を備え、
前記第1の翼部と前記第2の翼部は、第1の配置において第1の翼幅を形成し、前記第1の配置は、前記第1の翼部の前記内部に格納された前記第2の翼部を備え、
前記第1の翼部と前記第2の翼部は、第2の配置において第2の翼幅を形成し、前記第2の配置は、前記第2の翼部の第1の端部と第2の端部との間の長さの少なくとも一部に沿って変位される前記第1の翼部を備え、
前記入れ子式伸縮翼システムが、前記第1の翼部の後縁に取り付けられた制御面であって、前記後縁の外面に取り付けられたヒンジを介して前記第1の翼部に取り付けられる制御面をさらに備え、
前記第1の翼部の前記後縁の前記外面に沿った前記制御面の取り付け部は、前記第1の配置において格納されたときに、前記第2の翼部が前記取り付け部の長さの少なくとも一部に重なることを可能にする、入れ子式伸縮翼システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記航空機の前記第1の翼幅および前記第2の翼幅の少なくとも一部は、ほぼ前記第1の翼部の長さと前記第2の翼部の露出部分の長さとからなる、請求項1に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項3】
前記第2の翼部の前記露出部分の長さは、前記第2の配置において、前記第1の翼部が前記第2の翼部の前記第1の端部と前記第2の端部との間の長さの少なくとも一部だけ変位されるにつれて増加し、前記第2の翼部の長さに沿った前記第1の翼部の変位は、前記第2の翼幅を形成するために、前記航空機の前記第1の翼幅をほぼ変位長さだけ長くする、請求項2に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項4】
前記第1の翼部および前記第2の翼部は、前記第1の配置において、前記航空機の胴体に対して格納され、前記航空機の前記胴体に対してある角度で展開されるように構成され、前記第1の翼部および前記第2の翼部は、前記第1の配置から前記第2の配置に前記展開される角度で移行するように構成される、請求項1に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項5】
前記第1の翼部の変位を駆動するように構成されたアクチュエータをさらに備える、請求項1に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項6】
入れ子式伸縮手段が、前記第2の配置において翼幅を増加させるために、前記第2の翼部の長さに沿って前記第1の翼部を伸ばす、請求項1に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項7】
前記第1の翼部の前記内部は、前記制御面によって妨げられない、請求項1に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項8】
前記制御面は、前記第1の翼部の内部容積を最大にするように、前記ヒンジを介して前記第1の翼部の前記後縁に取り付けられるように構成される、請求項1に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項9】
前記入れ子式伸縮手段は、少なくとも一部は、前記取り付け部によって妨げられずに、前記第2の翼部が前記第1の翼部の前記内部で構成可能であることにより、前記第1の配置と前記第2の配置との間の翼幅比を改善することができる、請求項6に記載の入れ子式伸縮翼システム。
【請求項10】
少なくとも一部は、前記取り付け部によって妨げられずに、前記第2の翼部が前記第1の翼部の前記内部で構成可能であることにより、前記第2の翼部と前記第1の翼部との間の表面積の比率は大きくなる、請求項1に記載の入れ子式伸縮翼システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願人は、2015年11月11日に出願された米国仮特許出願第62/254,098号の利益を主張し、この特許の内容を参照により本願明細書に引用したものとする。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
代理人整理番号295EP.001US01を有する「AERIAL VEHICLE WITH DEPLOYABLE COMPONENTS」と題され、2016年4月6日にArea-I社の名前で出願された、優先権を主張する米国特許出願第15/092,219号は、参照により本願明細書に引用したものとする。
【0003】
代理人整理番号295EP.001US02を有する「AERIAL VEHICLE WITH DEPLOYABLE COMPONENTS」と題され、2016年4月6日にArea-I社の名前で出願された、優先権を主張する米国特許出願第15/092,237号は、参照により本願明細書に引用したものとする。
【0004】
代理人整理番号295EP.001US03を有する「AERIAL VEHICLE WITH DEPLOYABLE COMPONENTS」と題され、2016年4月6日にArea-I社の名前で出願された、優先権を主張する米国特許出願第15/092,257号は、参照により本願明細書に引用したものとする。
【0005】
本明細書に開示される概念および実施形態が、異なる制限および構成を有する参照出願の中で開示され、異なる実施例および用語を使用して説明されていても、参照出願のそれぞれは、この概念および実施形態に当てはまるものとする。
【0006】
本開示は、全般に、無人航空機に関する。
【背景技術】
【0007】
無人航空機は、複数の用途で使用され得る。その用途には、監視や撮影を含む商業的用途、軍事用途、偵察、戦術的な任務のための用途が含まれる。特定の状況において、コンパクトな形態は、特定のタイプの任務を可能にするのに有益であり得る。例えば、コンパクト形態は、スペースを削減し、様々な展開オプションを可能にする。しかしながら、現在のコンパクト形態は、飛行範囲、航続時間、および最大積載量に限界がある。
【0008】
特許文献1は、請求項1の事前に特徴付けられた部分による無人航空機を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
米国特許第6,056,237号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明によれば、請求項1によって特徴付けられた展開可能な構成要素を有する無人航空機(UAVDC)が提供されている。UAVDCは、胴体、少なくとも1つの翼、および少なくとも1つの安定板を備え得る。いくつかの実施形態では、UAVDCは、推進手段および/またはモジュール式ペイロードをさらに備え得る。UAVDCは、複数の配置で構成され得る。例えば、コンパクト配置では、UAVDCは、胴体に寄せて格納された少なくとも1つの翼と、胴体に寄せて格納された少なくとも1つの安定板とを備え得る。展開配置では、UAVDCは、胴体から展開された少なくとも1つの翼と、胴体から展開された少なくとも1つの安定板とを備え得る。伸張配置では、UAVDCは展開配置の翼幅を増加させるために入れ子式に伸長された少なくとも1つの翼を備え得る。
(【0011】以降は省略されています)

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