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公開番号2025041417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148709
出願日2023-09-13
発明の名称ラミネート装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65H 39/16 20060101AFI20250318BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ラミネート装置のコストを低減できる手段を提供する。
【解決手段】ラミネート装置1は、第1ロール111を支持する第1ホルダ21と、第2ロール112を支持する第2ホルダ22と、第1ロール111から引き出された第1部材101に画像を記録する画像記録部30と、画像記録部30で画像が記録された第1部材101と、第2ロール112から引き出された第2部材102とを貼り合わせる貼合ローラ50と、第1ロール111と画像記録部30との間に位置し、第1ロール111から引き出された第1部材101を搬送する第1搬送ローラ41と、第1ロール111および第1搬送ローラ41の両方を回転させる1個の共通モータ70と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1部材が巻かれて形成された第1ロールを支持する第1支持部と、
第2部材が巻かれて形成された第2ロールを支持する第2支持部と、
上記第1ロールから引き出された上記第1部材に画像を記録する画像記録部と、
上記画像記録部で画像が記録された上記第1部材と、上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合ローラと、
上記第1ロールと上記画像記録部との間に位置し、上記第1ロールから引き出された上記第1部材を搬送する搬送ローラと、
上記第1ロールおよび上記搬送ローラの両方を回転させる1つの駆動源と、を備えたラミネート装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
上記駆動源は、第1向きと、上記第1向きの反対向きである第2向きとに回転可能な回転部を有し、
上記回転部が上記第1向きに回転するときに、上記第1部材は上記第1ロールから引き出される向きに搬送され、
上記回転部が上記第2向きに回転するときに、上記第1部材は上記第1ロールに巻き戻される向きに搬送される請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項3】
上記駆動源は、第1向きと、上記第1向きの反対向きである第2向きとに回転可能な回転部を有し、
上記回転部の上記第1向きの回転力を、上記第1部材を巻き戻す向きの回転力として上記第1ロールに伝達する第1伝達部と、
上記回転部の上記第1向きの回転力を、上記第1部材を引き出す向きの回転力として上記搬送ローラに伝達する第2伝達部と、をさらに備えた請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項4】
上記第1伝達部は、上記回転部の上記第2向きの回転力を、上記第1部材を巻き戻す向きの回転力として上記第1ロールに伝達し、
上記第2伝達部は、上記回転部の上記第2向きの回転力を、上記第1部材を巻き戻す向きの回転力として上記搬送ローラに伝達する請求項3に記載のラミネート装置。
【請求項5】
上記第1伝達部は、上記回転部の回転力を上記第1ロールに伝達する第1伝達経路および第2伝達経路を有し、
上記第1伝達経路は、経路上に第1ワンウエイクラッチを有し、
上記第2伝達経路は、経路上に第2ワンウエイクラッチを有し、
上記回転部の上記第1向きの回転力は、上記第1伝達経路を経由して上記第1ロールに伝達される一方、上記第2ワンウエイクラッチにより上記第2伝達経路を経由して上記第1ロールに伝達されず、
上記回転部の上記第2向きの回転力は、上記第2伝達経路を経由して上記第1ロールに伝達される一方、上記第1ワンウエイクラッチにより上記第1伝達経路を経由して上記第1ロールに伝達されない請求項4に記載のラミネート装置。
【請求項6】
上記第1伝達部は、上記第1伝達経路において上記第1ワンウエイクラッチよりも下流、および、上記第2伝達経路において上記第2ワンウエイクラッチよりも下流の少なくとも一方に、トルクリミッタをさらに有する請求項5に記載のラミネート装置。
【請求項7】
上記第1伝達部は、上記第1伝達経路において上記第1ワンウエイクラッチよりも下流、および、上記第2伝達経路において上記第2ワンウエイクラッチよりも下流の少なくとも一方に、上記第1伝達部内の部材の回転量を検出する第1検出部をさらに有する請求項5に記載のラミネート装置。
【請求項8】
上記第2伝達部は、上記第2伝達部内の部材の回転量を検出する第2検出部を有する請求項4に記載のラミネート装置。
【請求項9】
上記第1伝達部および上記第2伝達部は、ギヤおよびベルトの少なくとも一方を含む請求項3に記載のラミネート装置。
【請求項10】
上記駆動源は、1個のモータを含む請求項1に記載のラミネート装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材を貼り合わせるラミネート装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、第1ロールから引き出された第1部材に画像を記録し、画像が記録された第1部材と第2ロールから引き出された第2部材とを貼り合わせるラミネート装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載された装置では、印刷部は、被記録媒体用ロールから引き出された被記録媒体上に印画像を形成する。印画像が形成された被記録媒体は、第1のカット部で所定の長さにカットされ、ラミネート処理部に搬送され、ラミネート処理部内のガイドロールでラミネート部材用ロールから引き出されたラミネート部材と重ね合わされる。重ね合わされた被記録媒体とラミネート部材とは、加圧加熱ロールで加熱され、第2のカット部で切り離される。被記録媒体用ロール、被記録媒体、ラミネート部材用ロール、およびラミネート部材は、それぞれ、第1ロール、第1部材、第2ロール、および第2部材に該当する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-211593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ラミネート装置において、第1ロールの駆動源と、第1ロールから引き出された第1部材を搬送する搬送ローラの駆動源とをそれぞれ個別に設けると、装置のコストが高くなる。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ラミネート装置のコストを低減できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のラミネート装置は、第1部材が巻かれて形成された第1ロールを支持する第1支持部と、第2部材が巻かれて形成された第2ロールを支持する第2支持部と、上記第1ロールから引き出された上記第1部材に画像を記録する画像記録部と、上記画像記録部で画像が記録された上記第1部材と、上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合ローラと、上記第1ロールと上記画像記録部との間に位置し、上記第1ロールから引き出された上記第1部材を搬送する搬送ローラと、上記第1ロールおよび上記搬送ローラの両方を回転させる1つの駆動源と、を備えている。
【0008】
上記のラミネート装置によれば、第1ロールおよび搬送ローラを1つの駆動源で動作させて、ラミネート装置のコストを低減できる。
【0009】
(2) 好ましくは、上記駆動源は、第1向きと、上記第1向きの反対向きである第2向きとに回転可能な回転部を有し、上記回転部が上記第1向きに回転するときに、上記第1部材は上記第1ロールから引き出される向きに搬送され、上記回転部が上記第2向きに回転するときに、上記第1部材は上記第1ロールに巻き戻される向きに搬送されてもよい。
【0010】
(3) 好ましくは、上記駆動源は、第1向きと、上記第1向きの反対向きである第2向きとに回転可能な回転部を有し、上記ラミネート装置は、上記回転部の上記第1向きの回転力を、上記第1部材を巻き戻す向きの回転力として上記第1ロールに伝達する第1伝達部と、上記回転部の上記第1向きの回転力を、上記第1部材を引き出す向きの回転力として上記搬送ローラに伝達する第2伝達部と、をさらに備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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