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公開番号2025041186
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148326
出願日2023-09-13
発明の名称卓上クッション
出願人太平洋工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A47G 9/10 20060101AFI20250318BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】従来よりも、形状が崩れ難く、また、折り畳むことが容易な卓上クッションを提供する。
【解決手段】本実施形態の卓上クッション50Aは、略同じ大きさの四角形の平板状のクッション体10A~10Cをヒンジ部20P,20Qを介してヒンジ連結した、所謂、マットレス構造をなしているので、従来の敷き布団構造のものに比べて、形状が崩れ難く、また、折り畳むことが容易になる。このように、形状が崩れ難く、上面が平坦な状態に維持されるので、仮眠時の枕以外に、例えば、マウスパッドにも使用することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
四角形の平板状をなし、机上又は卓上に並べた展開状態にすることが可能な複数のクッション体と、
前記展開状態で互いに重なる前記クッション体の側面の一外縁部同士を連絡し、前記クッション体が主平面同士を重ねた折畳状態になることを許容するヒンジ部と、
を有する卓上クッション。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記展開状態で一端に配置される前記クッション体は、それ以外のクッション体に比べて低弾性になっている請求項1に記載の卓上クッション。
【請求項3】
前記展開状態の卓上クッションの表裏の一方の面に、机上又は卓上での滑りを規制する滑止部材が備えられている請求項1又は2に記載の卓上クッション。
【請求項4】
前記展開状態の卓上クッションの表裏の他方の面の少なくとも一部は、パソコンのマウスを滑らせて操作することが可能なマウス操作面になっている請求項3に記載の卓上クッション。
【請求項5】
前記複数のクッション体には、前記折畳状態で互いに重なる前記マウス操作面を有した1対のマウス操作面付きクッション体が含まれ、
前記1対のマウス操作面付きクッション体には、前記折畳状態で互いに係合して、前記1対のマウス操作面付きクッション体同士のズレを規制する1対のズレ規制部が備えられている請求項4に記載の卓上クッション。
【請求項6】
前記展開状態で互いに重なるクッション体の前記側面にそれぞれ設けられ、互いに係合可能な面ファスナーを備える請求項1又は2に記載の卓上クッション。
【請求項7】
前記複数のクッション体は、順番に並ぶ第1、第2、第3のクッション体からなり、
前記第1と第2のクッション体の間の前記ヒンジ部は、前記展開状態の上面側に配置される一方、前記第2と第3のクッション体の間の前記ヒンジ部は、下面側に配置され、
前記下面に含まれる全ての前記主平面に、机上又は卓上での滑りを規制する滑止部材が備えられ、
前記第1と第2のクッション体の上面は、パソコンのマウスを滑らせて操作可能なマウス操作面になっている請求項1に記載の卓上クッション。
【請求項8】
前記第3のクッション体は、前記第1及び第2のクッション体に比べて低弾性になっている請求項7に記載の卓上クッション。
【請求項9】
前記第3のクッション体の上面又は全体を覆う冷感生地又は温感生地を有する請求項7又は8に記載の卓上クッション。
【請求項10】
前記展開状態で重なる前記第2及び第3のクッション体の前記側面にそれぞれ設けられ、互いに係合可能な第2と第3の面ファスナーを備える請求項7又は8に記載の卓上クッション。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、机上又は卓上で使用可能な卓上クッションに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の卓上クッションとして、所謂、敷き布団構造をなし、折り巻き込んだ折畳状態と、展開状態とにすることが可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-238779号公報(段落[0005],[0006]、[0011],[0015])
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来の卓上クッションは、形状が崩れ易く、また、折り畳むことが困難であるという問題があり、それらの改善が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためになされた本開示の第1の態様は、四角形の平板状をなし、机上又は卓上に並べた展開状態にすることが可能な複数のクッション体と、前記展開状態で互いに重なる前記クッション体の側面の一外縁部同士を連絡し、前記クッション体が主平面同士を重ねた折畳状態になることを許容するヒンジ部と、を有する卓上クッションである。
【発明の効果】
【0006】
発明の一態様の卓上クッションは、四角形の平板状の複数のクッション体をヒンジ連結した、所謂、マットレス構造をなしているので、従来の敷き布団構造のものに比べて、形状が崩れ難く、また、折り畳むことが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る卓上クッションの斜視図
展開状態の卓上クッションの側断面図
折畳状態の卓上クッションの側断面図
図4A,図4Bは、他の実施形態に係る卓上クッションの側面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図3を参照して本開示の一実施形態の卓上クッション50Aについて説明する。卓上クッション50Aは、図1に示すように、例えば、所謂マットレス構造をなし、第1~第3のクッション体10A~10Cが同一平面内に並ぶ展開状態(図1,2参照)と、三つ折りに畳まれた折畳状態(図3参照)とに変更可能になっている。
【0009】
以下の説明において、特記しない場合は、卓上クッション50Aは展開状態であるものとし、その展開状態において第1~第3のクッション体10A~10Cが並ぶ方向を「縦方向H1」、卓上クッション50Aの厚さ方向を「上下方向H3」、「縦方向H1」と「上下方向H3」とに直交する方向を「横方向H2」ということとする。また、「第1~第3のクッション体10A~10C」を相互に区別しない場合には、単に「クッション体10A~10C」ということとする。
【0010】
図1に示すように、各クッション体10A~10Cは、略同じ大きさの四角形の平板状(詳細には、上下方向H3に扁平な直方体状)をなしている。また、各クッション体10A~10Cの平面形状は、例えば、縦方向H1より横方向H2が長い長方形であり、それらが並ぶ卓上クッション50A全体の平面形状は、縦方向H1より横方向H2が短い長方形になっている。
(【0011】以降は省略されています)

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