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公開番号2025040736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147720
出願日2023-09-12
発明の名称車両の管理施設情報提供方法及びプログラム
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20250317BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両を管理する管理施設における車両の偏在を効果的に解消する管理施設情報提供方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】車両管理サーバ10、複数の車両装置60及び複数のユーザ端末70が、インターネットなどのネットワーク80に接続されている車両共用システム100において、車両管理サーバは、ユーザの入力に基づいて未貸出の車両を管理する管理施設の1つを基準施設と特定し、前記基準施設から所定範囲内に存在する管理施設であって、管理している未貸出の車両の台数を減らすべき管理施設を偏在施設として抽出し、前記偏在施設のうち、前記ユーザが当該偏在施設において車両を借りた場合のメリットが前記ユーザが重視するメリットと一致する偏在施設を特定し、特定した当該偏在施設の情報を前記ユーザに提示する、処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの入力に基づいて未貸出の車両を管理する管理施設の1つを基準施設と特定し、
前記基準施設から所定範囲内に存在する管理施設であって、管理している未貸出の車両の台数を減らすべき管理施設を偏在施設として抽出し、
前記偏在施設のうち、前記ユーザが当該偏在施設において車両を借りた場合のメリットが前記ユーザが重視するメリットと一致する偏在施設を特定し、特定した当該偏在施設の情報を前記ユーザに提示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする車両の管理施設情報提供方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
ユーザの入力に基づいて未貸出の車両を管理する管理施設の1つを基準施設と特定し、
前記基準施設から所定範囲内に存在する管理施設であって、管理している未貸出の車両の台数を増やすべき管理施設を偏在施設として抽出し、
前記偏在施設のうち、前記ユーザが当該偏在施設において車両を返却した場合のメリットが前記ユーザが重視するメリットと一致する偏在施設を特定し、特定した当該偏在施設の情報を前記ユーザに提示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする車両の管理施設情報提供方法。
【請求項3】
過去に提示した前記偏在施設を前記ユーザが利用したか否かの情報、前記ユーザが入力した前記ユーザに関する情報、及び前記ユーザの行動履歴に関する情報の少なくとも一つに基づいて生成された学習モデルを用いて、前記偏在施設のうち、前記ユーザが当該偏在施設において車両を利用した場合のメリットが前記ユーザが重視するメリットと一致する偏在施設を特定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の管理施設情報提供方法。
【請求項4】
前記学習モデルが生成されていない場合には、前記偏在施設の少なくとも1つの情報を前記ユーザに提示する、ことを特徴とする請求項3に記載の車両の管理施設情報提供方法。
【請求項5】
前記管理施設それぞれが管理する未貸出の車両の台数に基づいて、前記偏在施設として抽出する管理施設を決定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の管理施設情報提供方法。
【請求項6】
前記管理施設それぞれにおいて管理する未貸出の車両の台数の変化を予測した結果に基づいて、前記偏在施設として抽出する管理施設を決定する、ことを特徴とする請求項5に記載の車両の管理施設情報提供方法。
【請求項7】
前記偏在施設として、前記車両のメンテナンスを行うメンテナンス施設のうち所定条件を満たすメンテナンス施設を抽出する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の管理施設情報提供方法。
【請求項8】
前記基準施設を特定する処理において、前記ユーザが入力したルート検索条件に基づいて前記管理施設の1つを基準施設として特定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の管理施設情報提供方法。
【請求項9】
前記ユーザに提示する処理において、抽出した前記偏在施設の情報とともに前記偏在施設を利用した場合のメリットを提示する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の管理施設情報提供方法。
【請求項10】
ユーザの入力に基づいて未貸出の車両を管理する管理施設の1つを基準施設と特定し、
前記基準施設から所定範囲内に存在する管理施設であって、管理している未貸出の車両の台数を減らすべき管理施設を偏在施設として抽出し、
前記偏在施設のうち、前記ユーザが当該偏在施設において車両を借りた場合のメリットが前記ユーザが重視するメリットと一致する偏在施設を特定し、特定した当該偏在施設の情報を前記ユーザに提示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする車両の管理施設情報提供プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の管理施設情報提供方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車や自転車、eスクーターなどの車両を複数のユーザに共用(シェア)させるサービスが出現してきている。サービスの提供形態には、「ステーションベース型」と呼ばれる形態と、「フリーフロート型」と呼ばれる形態がある。ステーションベース型の場合、ユーザは街中に設置された専用のステーション(管理施設)から車両を借り出し、利用後に同一又は異なるステーションに返却する。一方、フリーフロート型は、路上などを含めどこにでも自由に車両を返却(乗り捨て)できるというものである。
【0003】
ステーションベース型の場合、ユーザの希望に応じて返却先のステーションが設定されるため、あるステーションには車両が多く集まり、あるステーションには車両が殆ど無いというように車両の分布に偏り(偏在)が生じるおそれがある。
【0004】
これに対し、車両の偏在を解消するための技術として、特許文献1、2等が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-95750号公報
特開2021-60921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1には、偏在度を低下させるような態様で共用車両を利用したユーザの利用料を安くし、偏在度を増加させるような態様で共用車両を利用したユーザの利用料を高くするという内容が開示されている。また、特許文献2には、車両の偏在を解消するような推薦経路をユーザに提示し、推薦経路に従って移動したユーザに対してインセンティブを与えるという内容が開示されている。
【0007】
しかしながら、特許文献1、2には、車両の偏在を解消したユーザに対して特定のインセンティブを与えることしか開示されていない。このため、特定のインセンティブに魅力を感じないユーザは、車両の偏在を解消するための行動をとらない可能性がある。
【0008】
1つの側面では、本発明は、車両を管理する管理施設における車両の偏在を効果的に解消することができる車両の管理施設情報提供方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一つの態様では、車両の管理施設情報提供方法は、ユーザの入力に基づいて未貸出の車両を管理する管理施設の1つを基準施設と特定し、前記基準施設から所定範囲内に存在する管理施設であって、管理している未貸出の車両の台数を減らすべき管理施設を偏在施設として抽出し、前記偏在施設のうち、前記ユーザが当該偏在施設において車両を借りた場合のメリットが前記ユーザが重視するメリットと一致する偏在施設を特定し、特定した当該偏在施設の情報を前記ユーザに提示する、処理をコンピュータが実行する車両の管理施設情報提供方法である。
【0010】
別の態様では、車両の管理施設情報提供方法は、ユーザの入力に基づいて未貸出の車両を管理する管理施設の1つを基準施設と特定し、前記基準施設から所定範囲内に存在する管理施設であって、管理している未貸出の車両の台数を増やすべき管理施設を偏在施設として抽出し、前記偏在施設のうち、前記ユーザが当該偏在施設において車両を返却した場合のメリットが前記ユーザが重視するメリットと一致する偏在施設を特定し、特定した当該偏在施設の情報を前記ユーザに提示する、処理をコンピュータが実行する車両の管理施設情報提供方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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