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公開番号
2025039840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025005458,2024140950
出願日
2025-01-15,2020-02-04
発明の名称
電池積層体
出願人
株式会社AESCジャパン
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
50/54 20210101AFI20250313BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の集電体部を含む束を折り曲げやすくする。
【解決手段】複数の第1集電体部112aは、積層部100aから引き出されている。外装材200は、電池要素100を包んでいる。第1タブ310は、複数の第1集電体部112aに接続されている。積層部100aと第1タブ310との間における複数の第1集電体部112aは、第1領域RG1を有している。第1領域RG1において、複数の第1集電体部112aを含む束の第3方向Zにおける厚さは、積層部100aから第1タブ310にかけて減少しており、この厚さの減少率は、積層部100aから第1タブ310にかけて減少している。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに積み重ねられた複数の電池を備え、
前記複数の電池の各々は、
複数の第1電極と、複数の第2電極と、前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極の間に位置するセパレータと、を含む積層部と、前記積層部から引き出された複数の第1集電体部と、を有する電池要素と、
前記電池要素を包む外装材と、
前記電池要素が位置する側に位置する基端を有し、前記複数の第1集電体部に接続された第1タブと、
を有し、
前記複数の電池の各々において、前記複数の第1集電体部及び前記外装材は、前記複数の第1集電体部及び前記外装材のうち前記積層部及び前記第1タブの前記基端の間に位置する部分に形成される折り目に沿って折り曲げられた折り曲げ部位を有しており、
前記複数の電池の各々において、前記第1タブの前記基端と、前記外装材の前記折り曲げ部位で折り曲げられた先端と、は同一方向において互いに反対側に向けられており、
前記複数の電池の複数の前記第1タブは、互いに束ねられており、
前記複数の電池の各々において、前記積層部と前記第1タブとの間における前記複数の第1集電体部は、前記複数の第1集電体部を含む束の厚さが前記積層部から前記第1タブにかけて減少し、かつ前記厚さの減少率が前記積層部から前記第1タブにかけて減少する第1領域を有しており、
前記複数の電池の各々において、前記複数の第1集電体部の前記折り目は、前記複数の第1集電体部の前記第1領域と、前記複数の第1集電体部のうち前記第1領域に対して前記第1タブ側の領域と、の一方に位置している、電池積層体。
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【請求項2】
請求項1に記載の電池積層体において、
前記複数の電池の各々において、前記積層部と前記第1タブとの間における前記複数の第1集電体部は、前記第1領域に対して前記積層部側に位置し、前記複数の第1集電体部を含む前記束の前記厚さが前記積層部から前記第1タブにかけて減少し、かつ前記厚さの減少率が前記積層部から前記第1タブにかけて増加する第2領域を有している、電池積層体。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電池積層体において、
前記複数の電池の各々において、前記外装材のうち前記第1タブの両側の少なくとも一方には、前記積層部側から前記第1タブ側に向かう方向に開いた切欠きが設けられている、電池積層体。
【請求項4】
請求項3に記載の電池積層体において、
前記複数の電池の各々において、前記第1タブ側から前記積層部側に向かう方向において、前記切欠きのうち前記積層部側の縁は、前記複数の第1集電体部の前記第1領域に対して前記第1タブ側に位置している、電池積層体。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の電池積層体において、
前記複数の電池の各々において、前記切欠きは、前記第1タブから前記第1タブの両側に向かう方向に開いている、電池積層体。
【請求項6】
請求項3から5までのいずれか一項に記載の電池積層体において、
前記複数の電池の各々において、前記外装材のうち前記積層部の両側のうちの少なくとも一方は、前記積層部に向けて折り返されている、電池積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池及び電池の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、非水電解液二次電池、特に、リチウムイオン二次電池が開発されている。リチウムイオン二次電池は、正極、負極及びセパレータを有する電池要素を備えている。正極、負極及びセパレータは、電池要素の積層部を形成している。リチウムイオン二次電池は、電池要素を包む外装材をさらに備えている。電池要素の積層部の正極及び負極からは、それぞれ、正極集電箔及び負極集電箔が引き出されている。正極集電箔及び負極集電箔は、それぞれ、正極タブ及び負極タブに接続されている。
【0003】
例えば特許文献1に記載されているように、外装材によって各々包まれた複数の電池要素が積み重ねられることがある。特許文献1には、外装材から引き出された各タブ(正極タブ又は負極タブ)を折り曲げて複数のタブを束ねることが記載されている。
【0004】
特許文献2には、外装材をタブとともに電池要素に向けて折り曲げることが記載されている。特許文献2には、外装材をタブとともに折り曲げることで、外装材を折り曲げない場合と比較して、タブの引き出し方向における外装材の長さを短くすることができ、体積エネルギー密度の向上が可能なことが記載されている。
【0005】
特許文献3には、外装材のうちタブの両側に切欠きを形成することで、タブが外装材とともに折り曲げやすくなることについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2016/020999号
特開平11-260327号公報
国際公開第2019/150904号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
タブの先端が特定の位置に達するためのタブの長さを短くするため、タブ自体を折り曲げるのではなく、外装材のうち積層部とタブとの間の部分を折り曲げることで、タブの先端を特定の方向に向けることがある。この場合、積層部から引き出され、かつ積層部とタブとの間に存在する複数の集電体部(正極集電箔又は負極集電箔)を含む束を折り曲げる必要がある。しかしながら、この束を折り曲げると、集電体部(集電箔)が破断するおそれがある。
【0008】
本発明の目的の一例は、複数の集電体部を含む束を折り曲げやすくすることにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、
複数の第1電極、複数の第2電極及び複数のセパレータを含む積層部と、前記積層部から引き出された複数の第1集電体部と、を有する電池要素と、
前記電池要素を包む外装材と、
前記複数の第1集電体部に接続された第1タブと、
を備え、
前記積層部と前記第1タブとの間における前記複数の第1集電体部は、前記複数の第1集電体部を含む束の厚さが前記積層部から前記第1タブにかけて減少し、かつ前記厚さの減少率が前記積層部から前記第1タブにかけて減少する第1領域を有している、電池である。
【0010】
本発明の他の一態様は、
複数の第1電極、複数の第2電極及び複数のセパレータを含む積層部から引き出された複数の第1集電体部を第1タブに向けて束ねて、前記積層部と前記第1タブとの間で前記複数の第1集電体部の少なくとも一部分を、前記複数の第1集電体部を含む束の厚さ方向に押さえつけながら、前記複数の第1集電体部を前記第1タブに接合させる工程を備える、電池の製造方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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