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公開番号2025039812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025004670,2020213672
出願日2025-01-14,2020-12-23
発明の名称商品販売データ処理システム、店員用装置、顧客用装置、報知方法、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/01 20060101AFI20250313BHJP(チェック装置)
要約【課題】店員が顧客に対して適切なサポートを行うことを支援すること。
【解決手段】商品販売データ処理システムは、顧客用装置と、店員用装置とを含む。顧客用装置は、商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる。店員用装置は、店員によって操作される。店員用装置は、顧客用装置においてエラーに関する報知を行うための入力を店員から受付可能である。顧客用装置は、店員用装置が前記入力を受け付けた場合に前記報知を行う。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムにおいて、
前記店員用装置は、前記いずれか一方が可能な操作可能状態の前記顧客用装置においてエラーである旨の疑似的な報知を行うための入力を店員から受付可能であり、
前記顧客用装置は、前記店員用装置が前記入力を受け付けた場合に前記報知を行う、
ことを特徴とする商品販売データ処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記店員用装置は、前記顧客用装置を監視する監視装置である、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項3】
前記店員用装置は、店員が商品の登録を行う装置である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項4】
前記顧客用装置は、前記報知において、商品の登録と商品の精算とのいずれも行えない操作不可能状態にする、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項5】
商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムにおいて、
前記店員用装置は、前記いずれか一方が可能な操作可能状態の前記顧客用装置においてエラーである旨の疑似的な報知を行うための入力を店員から受付可能であり、
前記顧客用装置は、
前記店員用装置が前記入力を受け付けた場合に前記報知を行い、
エラーの種別ごとに、エラー報知の閾値に近付いているか否かを示す緊急度を記憶する記憶手段に記憶されている前記緊急度に基づいて選択された前記種別について前記報知を行う、
ことを特徴とする商品販売データ処理システム。
【請求項6】
商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムの前記店員用装置は、
前記いずれか一方が可能な操作可能状態の前記顧客用装置においてエラーである旨の疑似的な報知を行うための入力を店員から受付可能であり、
前記入力を店員から受け付けた場合に、前記報知を行うための指示を前記顧客用装置へ送信する、
ことを特徴とする店員用装置。
【請求項7】
商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムの前記顧客用装置は、
前記いずれか一方が可能な操作可能状態の前記顧客用装置においてエラーである旨の疑似的な報知を行うための入力を、前記店員用装置が店員から受け付けた場合に、前記報知を行う、
ことを特徴とする顧客用装置。
【請求項8】
商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムの前記店員用装置に用いられるコンピュータが、
前記いずれか一方が可能な操作可能状態の前記顧客用装置においてエラーである旨の疑似的な報知を行うための入力を店員から受付可能とする、
処理を実行し、
前記顧客用装置に用いられるコンピュータが、
前記店員用装置が前記入力を受け付けた場合に前記報知を行う、
処理を実行することを特徴とする報知方法。
【請求項9】
商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムの前記店員用装置に用いられるコンピュータに、
前記いずれか一方が可能な操作可能状態の前記顧客用装置においてエラーである旨の疑似的な報知を行うための入力を店員から受付可能とする、
処理を実行させ、
前記顧客用装置に用いられるコンピュータに、
前記店員用装置が前記入力を受け付けた場合に前記報知を行う、
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項10】
商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムの前記顧客用装置は、
前記いずれか一方が可能な操作可能状態の前記顧客用装置においてエラーである旨の疑似的な報知を行うための入力を、前記店員用装置が店員から受け付けた場合に、前記報知を行い、
エラーの種別ごとに、エラー報知の閾値に近付いているか否かを示す緊急度を記憶する記憶手段に記憶されている前記緊急度に基づいて選択された前記種別について前記報知を行う、
ことを特徴とする顧客用装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品販売データ処理システム、店員用装置、顧客用装置、報知方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットなどの店舗では、店員を介さずに、顧客がセルフ精算を行うPOS(Point Of Sales)レジスタが普及している。このようなPOSレジスタでは、顧客がPOSレジスタを操作するため、顧客による不正が行われたり、顧客が手際よく操作できなかったりすることがある。そこで、アテンダント端末が、セルフチェックアウト端末の稼働状況やエラーの発生状況を表示するようにしたセルフチェックアウトシステムが知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-95026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、セルフレジにおいて、不審な顧客や、操作に戸惑っている顧客がいたとしても、当該セルフレジにエラーが発生していない場合には、店員が顧客に話しかけるきっかけがないため、顧客への声掛けを躊躇してしまうことがある。このため、新人店員や内気な店員が顧客に対して適切なサポートを行うことができないことがある、という問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、店員が顧客に対して適切なサポートを行うことを支援することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である商品販売データ処理システムは、商品の登録と商品の精算とのうち少なくともいずれか一方が顧客によって行われる顧客用装置と、店員によって操作される店員用装置と、を含む商品販売データ処理システムにおいて、前記店員用装置は、前記顧客用装置においてエラーに関する報知を行うための入力を店員から受付可能であり、前記顧客用装置は、前記店員用装置が前記入力を受け付けた場合に前記報知を行う、ことを特徴とする商品販売データ処理システムである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システムのネットワーク構成図である。
POS端末装置20の設置例を示す図である。
POS端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
監視装置11のハードウェア構成を示すブロック図である。
フルセルフ仕様おける動作の概略を説明する模式図である。
フルセルフ仕様におけるエラー報知および声掛け用報知の処理の一例を示す説明図である。
監視装置11の表示部305に表示される監視画面700の一例を示す説明図である。
フルセルフモードのPOS端末装置20-3に表示される声掛け用報知画面800の一例を示す説明図である。
監視装置11の表示部305に表示されるジャーナル画面900の一例を示す説明図である。
監視装置11の表示部305に表示される詳細画面1000の一例を示す説明図である。
監視装置11の表示部305に表示される撮像画面1100の一例を示す説明図である。
セミセルフ仕様における動作の概略を説明する模式図である。
セミセルフ仕様におけるエラー報知および声掛け用報知の処理の一例を示す説明図である。
セミセルフ仕様において、登録POS端末装置20aの店員側表示部210に表示される画面の一例を示す説明図である。
エラー報知に関する緊急度テーブル1500の一例を示す説明図である。
変形例1に係るエラー報知および声掛け用報知の処理の一例を示す説明図である。
監視装置11の表示部305に表示されるエラー確認画面1700の一例を示す説明図である。
セルフレジに表示される変形例1の声掛け用報知画面1800の一例を示す説明図である。
監視装置11の表示部305に表示されるエラー選択画面1900の一例を示す説明図である。
監視装置11の表示部305に表示されるエラー発生時の監視画面2000の一例を示す説明図である。
変形例3における画面の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システムのネットワーク構成図である。図1に示すPOSシステム1は、複数台のPOS端末装置20-1、POS端末装置20-2、POS端末装置20-n(n≧2)と、ストアコントローラ(ストアコンピュータ、管理装置)10と、監視装置11とを備える。以下、POS端末装置20-1、20-2、20-nについて特に区別しない場合には、POS端末装置20と総称する。ストアコントローラ10と、監視装置11と、POS端末装置20とは、LAN55を介して通信可能に接続されている。なお、本実施形態において、POS端末装置20の台数「n」は、「3」とするが、これに限らず、例えば「1」としてもよい。
【0009】
POSシステム1は、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニエンスストア、各種用品店など、種々の店舗に導入可能である。ストアコントローラ10は、商品マスタなどの取引に必要な各種情報を記憶する。商品マスタは、各商品の商品識別情報(例えばJAN(Japanese Article Number)コード)、商品名、販売価格などの商品情報を格納するファイルである。また、商品マスタは、計量が必要な商品(計量対象商品)の商品識別情報、商品名、計量対象商品の単価などを含む。また、ストアコントローラ10は、商品マスタのほかにも、在庫状況、販売履歴、入出金記録などの各種の情報を記憶する。また、ストアコントローラ10は、顧客の会員情報を記憶してもよい。
【0010】
監視装置11は、店員がPOS端末装置20を監視するための装置である。具体的には、監視装置11は、POS端末装置20の状況(動作モード、処理状況等)を表示したり、POS端末装置20を制御したりすることが可能である。なお、POSシステム1では、監視装置11に、店員を1名配置し、当該店員によるPOS端末装置20の監視を行うことが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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