TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025039416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146499
出願日2023-09-08
発明の名称絞り弁制御装置
出願人日立Astemo株式会社
代理人弁理士法人信友国際特許事務所
主分類F02D 9/02 20060101AFI20250313BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】部品点数を削減できる絞り弁制御装置を提供する。
【解決手段】絞り弁制御装置は、モータ3と、モータギア31と、スロットルギア32が取り付けられたスロットルシャフト4と、中間ギア33と、スロットル弁5と、ボディ2と、ギアカバー7とを備える。モータギア31は、モータ3の駆動軸3Aに取り付けられている。中間ギア33は、モータギア31の回転をスロットルギア32に伝達する。スロットル弁5は、スロットルシャフト4に取り付けられている。ボディ2は、モータギア31、スロットルギア32、中間ギア33が配置されるギア収容部12と、スロットル弁5の回転により開口面積が変化する吸気通路11aとを有する。ギアカバー7は、中間ギア33を回転可能に支持するギアシャフト突部64を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの駆動軸に取り付けられた駆動ギアと、
被駆動ギアが取り付けられた絞り弁軸と、
前記駆動ギアの回転を前記被駆動ギアに伝達する中間ギアと、
前記絞り弁軸に取り付けられた絞り弁と、
前記駆動ギア、前記被駆動ギア、及び前記中間ギアが配置されるギア収容部と、前記絞り弁の回転により開口面積が変化する吸気通路と、を有するボディと、
前記ギア収容部を覆うギアカバーと、を備え、
前記ギアカバーは、前記中間ギアを回転可能に支持するギア支持突部を有する
絞り弁制御装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記ギア支持突部は、円柱状に形成されており、基端部と、前記基端部よりも径が小さい先端部とを有する
請求項1に記載の絞り弁制御装置。
【請求項3】
前記中間ギアは、前記ギア支持突部が貫通する軸孔を有し、
前記軸孔は、前記ギア支持突部の前記基端部に応じた径に設定された大径孔部と、前記ギア支持突部の前記先端部に応じた径に設定された小径孔部と、を有する
請求項2に記載の絞り弁制御装置。
【請求項4】
前記中間ギアの軸孔は、前記大径孔部と前記小径孔部の間にテーパ部を有し、
前記テーパ部は、前記大径孔部から前記小径孔部に向かうにつれて徐々に径を小さくする
請求項3に記載の絞り弁制御装置。
【請求項5】
前記ボディは、前記中間ギアが回転可能に係合する係合部を有する
請求項1に記載の絞り弁制御装置。
【請求項6】
前記ボディは、前記ギア支持突部が嵌合する嵌合孔を有する
請求項1に記載の絞り弁制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に用いられる絞り弁制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された絞り弁制御装置は、モータの動力をギア列によりスロットルシャフトに伝達し、スロットルシャフトに直結した絞り弁を動作させる。ギア列は、モータギアの動力をスロットルギアに伝達する中間ギアを有している。中間ギアは、絞り弁制御装置のボディに圧入されたギアシャフトに回転可能に支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-118060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、絞り弁制御装置は、さらなる部品点数の削減が望まれている。
【0005】
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、部品点数を削減できる絞り弁制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の一側面を反映した絞り弁制御装置は、モータと、駆動ギアと、被駆動ギアが取り付けられた絞り弁軸と、中間ギアと、絞り弁と、ボディと、ギアカバーとを備える。駆動ギアは、モータの駆動軸に取り付けられている。中間ギアは、駆動ギアの回転を被駆動ギアに伝達する。絞り弁は、絞り弁軸に取り付けられている。ボディは、駆動ギア、被駆動ギア、中間ギアが配置されるギア収容部と、絞り弁の回転により開口面積が変化する吸気通路とを有する。ギアカバーは、中間ギアを回転可能に支持するギア支持突部を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記構成の絞り弁制御装置によれば、部品点数を削減できる。
なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る絞り弁制御装置の斜視図である。
一実施形態に係る絞り弁制御装置の断面図である。
一実施形態に係る絞り弁制御装置のギア収容部を示す斜視図である。
図3に示すA-A線に沿う断面図である。
一実施形態に係るボディのギア収容部に中間ギアを配置した状態を示す断面図である。
一実施形態に係るギアカバーの斜視図である。
一実施形態に係るボディにギアカバーが組付けられていく様子を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
【0010】
[絞り弁制御装置の構成]
まず、一実施形態に係る絞り弁制御装置の構成について、図1~図4を用いて説明する。
図1は、一実施形態に係る絞り弁制御装置の斜視図である。図2は、一実施形態に係る絞り弁制御装置の断面図である。図3は、一実施形態に係る絞り弁制御装置のギア収容部を示す斜視図である。図4は、図3に示すA-A線に沿う断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許