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公開番号
2025039138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023146015
出願日
2023-09-08
発明の名称
冷却装置及び冷蔵庫
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F25B
39/02 20060101AFI20250313BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】冷媒の圧力損失による温度降下を有効活用することができる冷却装置及び冷蔵庫を提供する。
【解決手段】実施形態の冷却装置は、冷却器と、前記冷却器に対して送風を行う送風機と、を持つ。前記冷却器に配置される冷媒配管は、前記冷却器の第1区間に配置される第1冷媒配管と、前記第1区間とは別の第2区間に配置され、前記第1冷媒配管よりも内径が細い第2冷媒配管と、を持つ。前記第2冷媒配管の少なくとも一部は、前記送風機による送風方向の風下側に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却器と、前記冷却器に対して送風を行う送風機と、を備える冷却装置であって、
前記冷却器に配置される冷媒配管は、
前記冷却器の第1区間に配置される第1冷媒配管と、
前記第1区間とは別の第2区間に配置され、前記第1冷媒配管よりも内径が細い第2冷媒配管と、を備える冷却装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第2冷媒配管の少なくとも一部は、前記送風機による送風方向の風下側に配置される、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記第2冷媒配管は、前記第1冷媒配管より下流側にある、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記第2冷媒配管は、前記第1冷媒配管より上流側にある、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記冷媒配管は、
前記送風機による送風方向の風上側から風下側に蛇行しながら延在する第1流路部と、
前記第1流路部から折り返す連結部に接続され、前記風下側から前記風上側に蛇行しながら延在する第2流路部と、を有し、
前記第1流路部の少なくとも上流側に前記第2冷媒配管が配置され、前記第2冷媒配管より下流側に前記第1冷媒配管が配置される、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項6】
前記第2冷媒配管は、前記第1流路部と、前記第1流路部と前記第2流路部における前記風下側の端部同士を連結する前記連結部と、に配置される、請求項5に記載の冷却装置。
【請求項7】
前記冷却器は、前記第2区間の下流側の位置で、かつ前記冷却器の冷媒出口より上流側の位置において、前記冷媒配管内の冷媒が過熱ガスになる過熱ガス区間を有する、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項8】
前記冷却器から流出する冷媒を圧縮する圧縮機を備え、
前記冷却器と前記圧縮機を接続する接続冷媒配管の内径は、前記冷媒配管の内径よりも大きい、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷却装置を備える冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷却装置及び冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
蒸発器の通風方向上流側の冷媒チューブの管径を小さくし、かつこの部分を冷媒チューブの冷媒流通方向上流側とした場合、冷媒乾き度の小さい領域での管径を細くできる。そのため、冷媒圧力損失を増大することなく伝熱量を増加でき、結果として熱交換性能が向上するが、冷媒の圧力損失による温度降下を有効活用できていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-230638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、冷媒の圧力損失による温度降下を有効活用することができる冷却装置及び冷蔵庫を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の冷却装置は、冷却器と、前記冷却器に対して送風を行う送風機と、を持つ。前記冷却器に配置される冷媒配管は、前記冷却器の第1区間に配置される第1冷媒配管と、前記第1区間とは別の第2区間に配置され、前記第1冷媒配管よりも内径が細い第2冷媒配管と、を持つ。
【0006】
実施形態の冷蔵庫は、上述した冷却装置を持つ。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の冷蔵庫を側方から見た断面図である。
冷却器を備えた冷却装置の斜視図。
冷却器を模式的に示した平面図。
図3に示すI-I線矢視図であって、冷却器の構成を示す模式図。
第1実施形態の冷却装置による風路における空気温度と冷媒温度の関係を示した図。
第2実施形態の冷却器の構成を示す模式図。
第2実施形態の冷却装置による風路における空気温度と冷媒温度の関係を示した図。
第2実施形態の冷却装置において過熱ガス区間を形成した状態を模式的に示した図。
第2実施形態の冷却装置において過熱ガス区間を含めた風路における空気温度と冷媒温度の関係を示した図。
第3実施形態の冷却器の構成を示す模式図。
第3実施形態の冷却装置による風路における空気温度と冷媒温度の関係を示した図。
第3実施形態の冷却装置において過熱ガス区間を含めた風路における空気温度と冷媒温度の関係を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態の冷却装置及び冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
【0009】
本明細書では、冷蔵庫の正面に立つユーザから冷蔵庫を見た方向を基準に、左右を定義している。また、冷蔵庫から見て冷蔵庫の正面に立つユーザに近い側を「前」、遠い側を「後ろ」と定義している。本明細書において「幅方向」とは、上記定義における左右方向を意味する。本明細書において「前後方向」とは、奥行方向を意味する。本明細書において「幅方向」とは、上記定義における左右方向を意味する。本明細書において「上下方向」とは、冷蔵庫の高さ方向を意味する。図面において、前後方向を符号X、前側を符号X1、後側を符号X2、左右方向又は幅方向を符号Yで示す。
【0010】
[冷蔵庫の全体構成]
図1~図4を参照し、実施形態の冷蔵庫1について説明する。まず、冷蔵庫1の全体構成について説明する。ただし、冷蔵庫1は、以下に説明する構成の全てを有する必要はなく、いくつかの構成が適宜省略されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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