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公開番号
2025038588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145305
出願日
2023-09-07
発明の名称
エアツール及びエアツールの使用方法
出願人
不二空機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B25F
5/00 20060101AFI20250312BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】排気を利用して広範囲を冷却することができるエアツールを提供する。
【解決手段】エアモータ2と、エアモータ2によって回転させられる先端工具3と、エアモータ2の排気を外気に吹き出す排気孔5cと、吹き出された排気を先端工具3に導くガイド6とを備え、ガイド6が、排気をガイド6内に取り込むための取込み口6aと、排気を先端工具3に当てるための排出口6bとに加えて、外気と連通する横開口6cを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エアモータと、
エアモータによって回転させられる先端工具と、
エアモータの排気を外気に吹き出す排気孔と、
吹き出された排気を先端工具に導くガイドとを備え、
ガイドが、排気をガイド内に取り込むための取込み口と、排気を先端工具に当てるための排出口とに加えて、外気と連通する横開口を有している、エアツール。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
ガイドが、排気孔から先端工具に向かって延びる底部と、底部から立ち上がる2つの立壁とを備えており、底部と対向する面に横開口が設けられている、請求項1記載のエアツール。
【請求項3】
先端工具の回転軸が排気の吹き出し方向と略直交しており、
底部を先端工具側に延長した仮想線が、先端工具の回転中心と被加工物に接する接点との間を通っている、請求項2記載のエアツール。
【請求項4】
底部が、排気の進行方向を先端工具に向けるための傾斜面を有する、請求項3記載のエアツール。
【請求項5】
排気孔の向きが変えられるようになっている、請求項1記載のエアツール。
【請求項6】
請求項2のエアツールを、立壁の先端を被加工物に向けるようにして使用する、エアツールの使用方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、エアモータの排気を利用して先端工具を冷却するエアツールに関する。
続きを表示(約 960 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧縮空気を導入する導入口と、排出する排出口とを有し、導入口から導入される圧縮空気によってタップ等の工具を回転駆動する空気工具において、一端が排出口に取り付けられ、他端が工具に向かって開口するパイプを設けることにより、排気で工具を冷却することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平1-103274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、パイプの他端(開口している先端)を工具の近傍にまで延ばしている。そのため、局所的な冷却になりやすい。
【0005】
そこで本発明は、エアモータの排気を利用して広範囲を冷却することができるエアツールの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のエアツールは、エアモータ2と、エアモータ2によって回転させられる先端工具3と、エアモータ2の排気を外気に吹き出す排気孔5cと、吹き出された排気を先端工具3に導くガイド6とを備え、ガイド6が、排気をガイド6内に取り込むための取込み口6aと、排気を先端工具3に当てるための排出口6bとに加えて、外気と連通する横開口6cを有していることを特徴としている。
【0007】
上記エアツールは、ガイド6が、排気孔5cから先端工具3に向かって延びる底部61と、底部61から立ち上がる2つの立壁62とを備えており、底部61と対向する面に横開口6cが設けられていることが好ましい。
【0008】
また、先端工具3の回転軸S3が排気の吹き出し方向と略直交しており、底部61を先端工具3側に延長した仮想線L6が、先端工具3の回転中心O3と被加工物Wに接する接点C3との間を通っていることが好ましい。
【0009】
また、底部61が、排気の進行方向を先端工具3に向けるための傾斜面61bを有することが好ましい。
【0010】
また、排気孔5cの向きが変えられるようになっていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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