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公開番号2025038532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145196
出願日2023-09-07
発明の名称制御装置
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B60W 20/12 20160101AFI20250312BHJP(車両一般)
要約【課題】エンジンとモータを効率的に駆動させる制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、塵芥車が塵芥を収集する経路を示す経路情報、および前記塵芥車が収集する塵芥量を示す塵芥量情報を取得する取得部と、前記経路情報および前記塵芥量情報に基づいて、前記塵芥車に搭載されたエンジンおよびモータの駆動を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
塵芥車が塵芥を収集する経路を示す経路情報、および前記塵芥車が収集する塵芥量を示す塵芥量情報を取得する取得部と、
前記経路情報および前記塵芥量情報に基づいて、前記塵芥車に搭載されたエンジンおよびモータの駆動を制御する制御部と、を備える制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記経路情報および前記塵芥量情報に基づいて前記塵芥車の走行に要する走行駆動量と、前記モータで生じる回生発電量と、塵芥の収集に要する収集駆動量とを算出し、前記走行駆動量、前記回生発電量および前記収集駆動量に応じて推移するバッテリの充電量に基づいて、前記エンジンの燃料消費量を最小化するように前記エンジンおよび前記モータの駆動を制御する請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記バッテリから前記モータに供給される電力量が最大化するように前記エンジンおよび前記モータの駆動を制御する請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記バッテリの充電量が所定の上限値または所定の下限値に達するタイミングに基づいて、前記エンジンの燃料消費量を最小化するように前記エンジンおよび前記モータの駆動を制御する請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記バッテリの充電量が所定の上限値または所定の下限値に達する時間の長さに基づいて、前記エンジンの燃料消費量を最小化するように前記エンジンおよび前記モータの駆動を制御する請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記塵芥量情報は、前記塵芥車が収集する塵芥の重さを示す情報であって、
前記制御部は、前記塵芥の重さが所定値より大きい場合に、そうでない場合よりも、大きい収集駆動量を特定し、前記特定された収集駆動量に基づいて、前記エンジンおよび前記モータの駆動を制御する請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記塵芥量情報は、前記塵芥車が収集する塵芥の種類を示す情報であって、
前記制御部は、前記塵芥の種類が特定の種類である場合に、そうでない場合よりも、大きい収集駆動量を特定し、前記特定された収集駆動量に基づいて、前記エンジンおよび前記モータの駆動を制御する請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記塵芥量情報は、前記塵芥車が収集する塵芥の容積を示す情報であって、
前記制御部は、前記塵芥の容積が所定値より大きい場合に、そうでない場合よりも、大きい収集駆動量を特定し、前記特定された収集駆動量に基づいて、前記エンジンおよび前記モータの駆動を制御する請求項1に記載の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、エンジンの動力だけでなく、モータの動力で車両を走行および塵芥を圧縮するハイブリッド式の塵芥車が提案されている。一般的に、塵芥車の制御装置には、バッテリの充電状態(SOC:State Of Charge)に対する制御条件が予め設定され、その制御条件を満たすか否かに基づいてエンジンとモータの駆動が切り換えられる。
【0003】
例えば、特許文献1には、バッテリの充電率が下限値よりも小さい場合にエンジンを始動する電動作業車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-20639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、制御条件に基づいて駆動を制御すると、エンジンとモータを効率的に駆動できないおそれがある。例えば、回生充電中にバッテリの充電状態が上限値に達すると、制御装置は、その回生充電を停止して、その後の回生エネルギーを破棄する場合がある。
【0006】
本開示は、エンジンとモータを効率的に駆動させる制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る制御装置は、塵芥車が塵芥を収集する経路を示す経路情報、および前記塵芥車が収集する塵芥量を示す塵芥量情報を取得する取得部と、前記経路情報および前記塵芥量情報に基づいて、前記塵芥車に搭載されたエンジンおよびモータの駆動を制御する制御部と、を備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、エンジンとモータを効率的に駆動させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る制御装置を備えた塵芥車の構成を示す図である。
図2は、一実施形態の動作を示すフローチャートである。
図3は、塵芥車が塵芥を収集する経路を示す図である。
図4は、バッテリの充電量の推移を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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