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公開番号2025038137
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2024221407,2021556987
出願日2024-12-18,2020-03-13
発明の名称喫煙代用システム
出願人インペリアル、タバコ、リミテッド,IMPERIAL TOBACCO LTD.
代理人個人
主分類A24F 40/50 20200101AFI20250311BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】ユーザ体験を強化し、システムの機能を改善したHT喫煙代用システムを提供する。
【解決手段】非燃焼加熱式デバイスが、コントローラと、加熱器と、ユーザインターフェースとを含み、コントローラは、ユーザインターフェースで受け取ったユーザ選択に基づいて、選択的にロック動作モードまたは待機動作モードに入るように構成され、それによって加熱器は、両方の動作モードで非活動化され、コントローラは、ユーザインターフェースで、i)デバイスがロック動作モードに入ったときに、第1の所定のユーザ入力を受け取ったとき、またはii)デバイスが待機動作モードに入ったときに、第1の所定のユーザ入力とは異なる第2の所定のユーザ入力を受け取ったとき、加熱器を活動化するようにさらに構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラと、
加熱器と、
ユーザインターフェースとを含み、
前記コントローラが、前記ユーザインターフェースで受け取ったユーザ選択に基づいて、選択的にロック動作モードまたは待機動作モードに入るように構成され、それによって前記加熱器が、両方の動作モードで非活動化され、
前記コントローラが、前記ユーザインターフェースで、i)前記デバイスが前記ロック動作モードに入ったときに、第1の所定のユーザ入力を受け取ったとき、またはii)前記デバイスが前記待機動作モードに入ったときに、前記第1の所定のユーザ入力とは異なる第2の所定のユーザ入力を受け取ったとき、前記加熱器を活動化するようにさらに構成される、
非燃焼加熱式デバイス。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ユーザ選択が、所定のユーザ選択を含み、前記コントローラが、所定の事象の発生を検出したとき、前記加熱器を非活動化して、前記デバイスを前記ロック動作モードまたは前記待機動作モードに入れるように構成される、請求項1に記載の非燃焼加熱式デバイス。
【請求項3】
前記所定の事象が、i)前記消耗品の枯渇、ii)前記デバイスからの前記消耗品の取出し、iii)前記デバイスのキャップの後退、およびiv)加熱器の活動化または行われた最後のパフからの所定の期間の経過のうちの1つまたは複数を含む、請求項2に記載の非燃焼加熱式デバイス。
【請求項4】
前記ユーザインターフェースで前記ユーザ選択を受け取ったとき、前記コントローラが、前記加熱器を非活動化し、前記デバイスを前記ロック動作モードまたは前記待機動作モードに入れるように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載の非燃焼加熱式デバイス。
【請求項5】
前記ユーザ選択が、前記デバイスをそれぞれのロック動作モードおよび待機動作モードに各々入れるための異なる選択入力を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の非燃焼加熱式デバイス。
【請求項6】
前記第1の所定のユーザ入力が、前記ユーザインターフェースでの複数のユーザ押下を含み、前記第2の所定のユーザ入力が、前記ユーザインターフェースでの1つまたは複数のユーザ押下を含み、前記第2の所定のユーザ入力における前記ユーザ押下の数が、前記第1の所定の入力における前記ユーザ押下の数より小さい、請求項1から5のいずれか一項に記載の非燃焼加熱式デバイス。
【請求項7】
前記第1の所定のユーザ入力が、前記インターフェースで受け取られるユーザパスワードおよび指紋入力のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の非燃焼加熱式デバイス。
【請求項8】
前記第2の所定のユーザ入力が、前記ユーザインターフェースでの単一のユーザ押下を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の非燃焼加熱式デバイス。
【請求項9】
i)請求項1から8のいずれか一項に記載の非燃焼加熱式デバイスと、
ii)エアロゾル形成物品と
を含む喫煙代用システム。
【請求項10】
請求項1から8のいずれか一項に記載の非燃焼加熱式デバイスを動作させる方法であって、
i)前記ユーザ選択を受け取ることと、
ii)前記ユーザ選択に基づいて、前記ロック動作モードまたは前記待機動作モードに入ることと、
iii)前記デバイスが前記ロック動作モードに入ったときに、前記第1の所定のユーザ入力を受け取ったとき、または前記デバイスが前記待機動作モードに入ったときに、前記第2の所定のユーザ入力を受け取ったとき、前記加熱器を活動化することとを含む、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[1]本発明は、喫煙代用システムに関し、それだけには限らないが詳細には、非燃焼加熱式デバイスを含む喫煙代用システム、およびエアロゾル形成物品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
[2]タバコの喫煙は、喫煙者を、潜在的に有害な物質にさらすものと一般的にみなされている。タバコが燃えること、および/またはタバコの燃焼によって引き起こされる熱、ならびにタバコの煙それ自体における燃えたタバコの成分を通して、著しい量の潜在的に有害な物質が生成されると一般的に考えられている。
【0003】
[3]シガレットなどの従来の可燃性喫煙物品は、通常、ラッパーによって取り囲まれたタバコの細片を含む円柱状のタバコロッドを含み、通常は、巻かれたタバコロッドと当接関係で軸方向に位置合わせされた円柱状フィルタも含む。フィルタは、通常、プラグラップによって外接された濾過材料を含む。巻かれたタバコロッドおよびフィルタは、フィルタの長さ全体および巻かれたタバコロッドの隣接部分に外接する巻かれた帯状のチップペーパーによって一緒にまとめられる。このタイプの従来のシガレットは、フィルタとは反対の位置にある端部に火をつけて、タバコロッドを燃やすことによって使用される。喫煙者は、シガレットの口側端またはフィルタ端で吸い込むことによって、自身の口の中に主流煙を受け入れる。
【0004】
[4]タバコなどの有機材料の燃焼は、タールおよび他の潜在的に有害な副産物を生み出すことが知られている。タバコの喫煙を回避するために、さまざまな喫煙代用システム(または「代用喫煙システム」)が提案されている。
【0005】
[5]そのような喫煙代用システムは、喫煙をやめ、ニコチンへの依存を克服することを望む人々に向けたニコチン置換療法の一部を形成することができる。
【0006】
[6]喫煙代用システムは、エアロゾル(「蒸気」とも呼ばれる)を生み出すことによって、ユーザが喫煙の行為をシミュレートするのを可能にする電子システムを含み、エアロゾルは、口を通って肺の中に吸い込まれ(吸入され)、次いで吐き出される。吸入されたエアロゾルは、通常、従来の喫煙に関連付けられた匂いおよび健康リスクのない、または匂いおよび健康リスクがより少ない、ニコチンおよび/または風味付けを有している。
【0007】
[7]一般に、喫煙代用システムは、従来の喫煙および可燃性タバコ製品で体験したものと同様の体験および満足感をユーザに提供しながら、喫煙の習慣的行為の代用を提供することを意図している。いくつかの喫煙代用システムは、喫煙代用物品(「消耗品」とも呼ばれる)を使用し、そのような喫煙代用物品は、従来のシガレットに似せて設計されており、一端にマウスピースのついた円柱状の形である。
【0008】
[8]喫煙代用システムの人気および使用は、過去数年間で急速に成長している。もともとはタバコの喫煙をやめたいと望む常習的な喫煙者を支援する補助として市販化されたものの、消費者は、喫煙代用システムを、望ましいライフスタイルの付属品としてますます見るようになっている。
【0009】
[9]いくつかの異なるカテゴリの喫煙代用システムが存在し、その各々が、異なる喫煙代用アプローチを利用する。
【0010】
[10]喫煙代用システムのための1つのアプローチが、いわゆる加熱式タバコ(「HT」)アプローチであり、このアプローチでは、タバコ(「eリキッド」ではない)は、加熱され、または加温されて蒸気を放出する。HTは、「非燃焼加熱式」(「HNB」)としても知られている。タバコは、葉タバコであっても再構成タバコであってもよい。蒸気は、ニコチンおよび/または風味付けを含有することができる。HTアプローチにおいて、その意図は、タバコが燃やされずに加熱され、すなわちタバコが燃焼を受けないことである。
(【0011】以降は省略されています)

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