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公開番号
2025037902
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024202011,2020133084
出願日
2024-11-20,2020-08-05
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社藤商事
代理人
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250311BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】演出制御動作が更に改善された遊技機を提供する。
【解決手段】表示装置DS1は、表示画面LCDを構成する一群の表示素子を駆動する表示駆動回路MONIと、表示画面LCDを照明する照明回路BLと、を有して構成され、画像制御手段51は、電源投入後、照明回路BLを動作可能状態に制御した上で、実際の照明動作を開始する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
表示装置の表示画面を特定する描画リストを発行する画像制御手段と、前記描画リストに基づく画像データを所定の記憶エリアに生成する描画回路、及び、前記記憶エリアの画像データを読み出して出力する表示回路を設けた画像生成手段と、を有する遊技機であって、
前記表示装置は、前記画像生成手段から受ける画像データに基づいて、前記表示画面を構成する一群の表示素子を駆動する表示駆動回路(MONI)と、前記表示画面を照明する照明回路(BL)と、を有して構成され、
前記画像制御手段は、電源投入後、前記照明回路を動作可能状態に制御した上で、実際の照明動作を開始するよう制御していることを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技動作に起因する抽選処理を行い、その抽選結果に対応する画像演出を実行する遊技機に関し、特に、迫力ある画像演出を安定して実行できる遊技機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤に設けた図柄始動口と、複数の表示図柄による一連の図柄変動態様を表示する図柄表示部と、開閉板が開閉される大入賞口などを備えて構成されている。そして、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を検出すると入賞状態となり、遊技球が賞球として払出された後、図柄表示部では表示図柄が所定時間変動される。その後、7・7・7などの所定の態様で図柄が停止すると大当り状態となり、大入賞口が繰返し開放されて、遊技者に有利な遊技状態を発生させている。
【0003】
このような遊技状態を発生させるか否かは、図柄始動口に遊技球が入賞したことを条件に実行される大当り抽選で決定されており、上記の図柄変動動作は、この抽選結果を踏まえたものとなっている。例えば、抽選結果が当選状態である場合には、リーチアクションなどと称される演出動作を20秒前後実行し、その後、特別図柄を整列させている。一方、ハズレ状態の場合にも、同様のリーチアクションが実行されることがあり、この場合には、遊技者は、大当り状態になることを強く念じつつ演出動作の推移を注視することになる。そして、図柄変動動作の終了時に、停止ラインに所定図柄が揃えば、大当り状態であることが遊技者に保証されたことになる。
【0004】
このような図柄変動動作は、通常、液晶ディスプレイにおいて実行される。液晶ディスプレイは、一般に、三原色RGBのカラー表示を実現する液晶表示部MONIと、液晶表示部の背面側でLEDが発光するバックライト部BLと、で構成されている。一般に、液晶表示部MONIは、横Hドット×縦Vドットの画素で構成されており、H×Vドットの各画素は、各々、RGB三色の基本画素で構成されており、バックライト部BLが点灯すると、各基本画素の色彩が実効化される。
【0005】
液晶表示部における各画素の駆動は、その装置の動作クロックCK(=ドットクロックDCK)に同期して実行されており、水平方向一ライン分に対応するHドットの画素駆動が、水平同期信号HSに同期して繰り返され、Vライン分の駆動が終われば、垂直同期信号VSに同期して、第1ラインの画素駆動に戻るよう構成されている(図42参照)。そのため、外部機器から液晶表示部に対して、解像度H×Vドットに対応する画像信号と共に、水平同期信号HSと、垂直同期信号VSとドットクロックDCKと共に供給される必要がある。
【0006】
ここで、液晶表示部の表示更新動作(フレーム更新)を円滑に実行するために、各同期信号HS,Vsのパルス幅や、各同期信号HS,Vsと画像信号の送信タイミングとの間には、所定の条件が要求される。例えば、図42(g)は、640×408ドットのVGA(Video Graphics Array)の場合に要求される駆動タイミング条件の一例を図示したものである。
【0007】
図示の駆動条件では、先ず、水平同期信号HSのパルス幅PWhは、動作クロックCKの96個分であり、水平同期信号PWhの前後に要求されるフロントポーチFPhと、バックポートBPhは、各々、動作クロックCKの16個分と、48個分と規定されている。
【0008】
一方、垂直同期信号VSのパルス幅PWvは、2ライン分であり、垂直同期信号VSの前後に要求されるフロントポーチFPvと、バックポートBPvは、各々、19ライン分と、33ライン分と規定されている。
【0009】
したがって、この液晶表示部では、1ラインの駆動動作の動作周期は、動作クロックCKでカウントして、16+96+48+640個分(=800)であり、これを垂直方向に10+2+33+480ライン分(=525)繰り返すことで、表示画面一フレーム分の表示が更新されることになる。
【0010】
上記の動作周期は、動作クロックCKでカウントして、800×525個分であり、例えば、動作クロックの周波数が25MHzの場合には、一フレームの更新に要する時間は、800×525/(25×10
6
)=16.8mSであり、1/60秒程度の動作周期となる。
(【0011】以降は省略されています)
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