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公開番号
2025037792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024101159,2023144155
出願日
2024-06-24,2023-09-06
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G06Q
30/0207 20230101AFI20250311BHJP(計算;計数)
要約
【課題】商品を販売する店舗等の事業者において、ユーザが商品を購入したことに応じてユーザに特典を提供するための負担を軽減できるようにする。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る情報処理装置1は、第1事業者が取り扱う商品をユーザが取得する前に、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と商品を識別するための商品識別情報とを関連付けたトークンをブロックチェーンに発行させるトークン管理部132と、ユーザが第1事業者とは異なる第2事業者から商品を取得するために第2事業者に対してトークンを提示したことを特定する特定部133と、ユーザが第2事業者に対してトークンを提示したことを特定部が特定したことに応じて、ユーザに所定の特典を提供する特典提供部134と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
商品を取り扱う第1事業者を識別するための第1事業者識別情報を特定する情報をユーザ又は前記第1事業者に対応する情報端末から受け付ける受付部と、
前記商品をユーザが取得する前に、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記商品を識別するための商品識別情報と、を関連付けたトークンをブロックチェーンに発行させるトークン管理部と、
前記受付部が受け付けた前記第1事業者識別情報に対応する前記第1事業者とは異なる第2事業者に対して前記トークンが提示されたことを特定する特定部と、
前記第2事業者に対して前記トークンが提示されたことを前記特定部が特定したことに応じて、前記ユーザに所定の特典を提供する特典提供部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記受付部が、前記情報端末から前記商品の購入を希望することを示す購入希望であって、前記第1事業者識別情報を特定する情報を含む購入希望を受け付けたことを条件として、前記トークン管理部は、前記トークンを前記ブロックチェーンに発行させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記トークン管理部は、前記ユーザが前記第2事業者から前記商品を取得したことを条件として、前記ブロックチェーンに、前記トークンに対して、前記ユーザが前記第2事業者から前記商品を取得したことを示す取得情報を付加させる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記トークン管理部は、前記ユーザが前記第2事業者に前記商品の対価を支払ったことを条件として、前記ブロックチェーンに、前記トークンに対して、前記ユーザが前記第2事業者から前記商品を取得したことを示す取得情報を付加させる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記対価は、前記ブロックチェーン上で管理されるデジタル通貨である、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記トークン管理部は、前記ユーザが前記第2事業者から前記商品を取得したことを条件として、前記ブロックチェーンに、前記トークンの保有者を前記ユーザから前記第2事業者に変更させた後、前記第2事業者から前記第1事業者に変更させる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記トークン管理部は、前記ユーザが前記第2事業者に前記商品の対価を支払ったことを条件として、前記ブロックチェーンに、前記トークンの保有者を前記ユーザから前記第2事業者に変更させた後、前記第2事業者から前記第1事業者に変更させる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記対価は、前記ブロックチェーン上で管理されるデジタル通貨である、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記特典提供部は、前記ブロックチェーン上で管理されるデジタル通貨を、前記特典として前記ユーザに提供する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記特典提供部は、前記ブロックチェーン上で管理される受取トークンであって、所定の物品又はサービスの提供を受ける権利を示す受取トークンを、前記特典として前記ユーザに提供する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロックチェーン上で管理されるトークンに関する情報を処理するための情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、店舗においてユーザが商品を購入したことに応じて顧客に対して特典を付与し、顧客に付与した特典の原資(値引金額等)を商品の製造者に負担させる発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-304674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された発明では、商品を販売する店舗が商品の製造者ごとに特典の原資を集計して請求を行う必要があるため、店舗に大きな負担が掛かるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、商品を販売する店舗等の事業者において、ユーザが商品を購入したことに応じてユーザに特典を提供するための負担を軽減できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の情報処理装置は、商品を取り扱う第1事業者を識別するための第1事業者識別情報を特定する情報をユーザ又は前記第1事業者に対応する情報端末から受け付ける受付部と、前記商品をユーザが取得する前に、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記商品を識別するための商品識別情報と、を関連付けたトークンをブロックチェーンに発行させるトークン管理部と、前記受付部が受け付けた前記第1事業者識別情報に対応する前記第1事業者とは異なる第2事業者に対して前記トークンが提示されたことを特定する特定部と、前記第2事業者に対して前記トークンが提示されたことを前記特定部が特定したことに応じて、前記ユーザに所定の特典を提供する特典提供部と、を有する。
【0007】
前記受付部が、前記情報端末から前記商品の購入を希望することを示す購入希望であって、前記第1事業者識別情報を特定する情報を含む購入希望を受け付けたことを条件として、前記トークン管理部は、前記トークンを前記ブロックチェーンに発行させてもよい。
【0008】
前記トークン管理部は、前記ユーザが前記第2事業者から前記商品を取得したことを条件として、前記ブロックチェーンに、前記トークンに対して、前記ユーザが前記第2事業者から前記商品を取得したことを示す取得情報を付加させてもよい。
【0009】
前記トークン管理部は、前記ユーザが前記第2事業者に前記商品の対価を支払ったことを条件として、前記ブロックチェーンに、前記トークンに対して、前記ユーザが前記第2事業者から前記商品を取得したことを示す取得情報を付加させてもよい。
【0010】
前記対価は、前記ブロックチェーン上で管理されるデジタル通貨であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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