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公開番号
2025035480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142539
出願日
2023-09-01
発明の名称
医療情報共有システム、医療情報共有方法、及びプログラム
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
30/015 20230101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約
【課題】医療従事者間の医療情報格差を抑制することが可能、かつ医療営業者と医療従事者のコミュニケーションを円滑にすることが可能な医療情報共有システム、医療情報共有方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】第1の医療従事者に対して営業活動を行う第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記第1の医療従事者からの問合せの内容を示す問合せ情報の入力を受け付ける問合せ処理部と、前記第1の医療営業者とは異なる第2の医療営業者によって前記第1の医療従事者とは異なる第2の医療従事者から取得され、前記第2の医療営業者によって前記第2の医療営業者の端末から入力される、前記問合せに対する前記第2の医療従事者からの回答の内容を示す回答情報を取得する回答処理部と、取得された前記回答情報を前記第1の医療営業者の端末に出力する出力処理部と、を備える医療情報共有システム。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の医療従事者に対して営業活動を行う第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記第1の医療従事者からの問合せの内容を示す問合せ情報の入力を受け付ける問合せ処理部と、
前記第1の医療営業者とは異なる第2の医療営業者によって前記第1の医療従事者とは異なる第2の医療従事者から取得され、前記第2の医療営業者によって前記第2の医療営業者の端末から入力される、前記問合せに対する前記第2の医療従事者からの回答の内容を示す回答情報を取得する回答処理部と、
取得された前記回答情報を前記第1の医療営業者の端末に出力する出力処理部と、
を備える医療情報共有システム。
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【請求項2】
前記問合せの内容に応じた前記第2の医療従事者を選定し、選定した前記第2の医療従事者に対応する前記第2の医療営業者を選定する選定部、
をさらに備え、
前記回答処理部は、選定された前記第2の医療営業者に対して、選定された前記第2の医療従事者から前記問合せに対する前記回答を取得するよう依頼する、
請求項1に記載の医療情報共有システム。
【請求項3】
前記選定部は、前記第2の医療従事者として選定される対象となる医療従事者に関する情報を示す医療従事者情報に基づき、前記選定される対象となる医療従事者の中から、前記問合せの分野に対応する専門分野を有する前記医療従事者を前記第2の医療従事者として選定する、
請求項2に記載の医療情報共有システム。
【請求項4】
前記選定部は、前記第2の医療営業者として選定される対象となる医療営業者に関する情報を示す医療営業者情報に基づき、前記選定される対象となる医療営業者の中から、選定された前記第2の医療従事者との関係が深い前記医療営業者を前記第2の医療営業者として選定する、
請求項2又は請求項3に記載の医療情報共有システム。
【請求項5】
前記回答処理部によって取得された前記回答情報を記憶する回答情報記憶部、
をさらに備え、
前記回答処理部は、前記問合せ処理部によって前記問合せ情報の入力が受け付けられると、前記問合せ情報が示す問合せの内容に対応する回答の内容を示す前記回答情報を前記回答情報記憶部から取得し、前記回答情報記憶部から前記回答情報を取得できなかった場合には、選定された前記第2の医療従事者へ前記回答の取得を依頼する、
請求項2に記載の医療情報共有システム。
【請求項6】
前記第1の医療営業者によって前記第1の医療従事者から取得され、前記第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記回答に対する前記第1の医療従事者からのフィードバックの内容を示すフィードバック情報を取得するフィードバック処理部、
をさらに備え、
前記出力処理部は、取得された前記フィードバック情報を前記第2の医療営業者の端末に出力する、
請求項1に記載の医療情報共有システム。
【請求項7】
前記第1の医療営業者及び前記第2の医療営業者について登録されている、医療営業者としての情報が最新の状態であるか否かを定期的に確認する資格確認部、
をさらに備える請求項1に記載の医療情報共有システム。
【請求項8】
第1の医療従事者に対して営業活動を行う第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記第1の医療従事者からの問合せの内容を示す問合せ情報の入力を受け付ける問合せ処理過程と、
前記第1の医療営業者とは異なる第2の医療営業者によって前記第1の医療従事者とは異なる第2の医療従事者から取得され、前記第2の医療営業者によって前記第2の医療営業者の端末から入力される、前記問合せに対する前記第2の医療従事者からの回答の内容を示す回答情報を取得する回答処理過程と、
取得された前記回答情報を前記第1の医療営業者の端末に出力する出力処理過程と、
を含むコンピュータにより実行される医療情報共有方法。
【請求項9】
コンピュータを、
第1の医療従事者に対して営業活動を行う第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記第1の医療従事者からの問合せの内容を示す問合せ情報の入力を受け付ける問合せ処理手段と、
前記第1の医療営業者とは異なる第2の医療営業者によって前記第1の医療従事者とは異なる第2の医療従事者から取得され、前記第2の医療営業者によって前記第2の医療営業者の端末から入力される、前記問合せに対する前記第2の医療従事者からの回答の内容を示す回答情報を取得する回答処理手段と、
取得された前記回答情報を前記第1の医療営業者の端末に出力する出力処理手段と、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療情報共有システム、医療情報共有方法、及びプログラムに関する。
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【背景技術】
【0002】
都会の病院は、地方の病院と比較して、最先端の研究をしている医療従事者の数、患者数の数、扱う症例の数などが多い傾向にある。これより、都会の病院ほど医療に対するノウハウが溜まりやすい環境にある。これに対して、地方の病院では、ある症例についてそもそも治療を行う機会がなく、その症例についてどのように治療するかのノウハウがないこともある。このように、都会の病院と地方の病院との間に、治療のノウハウの有無などによる医療情報格差が生じている。
一方、医療営業者は、コンプライアンス強化により従来型の医療従事者との接点保持がしにくくなり、新たな手法を見出す必要がある。
【0003】
病院には、製薬会社の医療情報担当者(MR:Medical Representatives)や医療機器メーカーの営業担当者などが、医療従事者に対する営業活動のために出入りしている。医療従事者は、医療情報担当者や営業担当者から話を聞くことで、最新の医療情報を得ることができる場合がある。
下記特許文献1には、医療情報担当者と当該医療情報担当者が担当する医療従事者とが、オンラインにて1対1でメッセージを行うことができる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4481249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、医療従事者が医療情報担当者から得られる情報に限りがあった。当該技術では、医療情報担当者と医療従事者とが1対1でメッセージを行うため、医療従事者は、その時に医療情報担当者が有している情報しか得ることができず、必要としている情報を必ずしも得られるものではなかった。
【0006】
上述の課題を鑑み、本発明の目的は、医療従事者間の医療情報格差を抑制することが可能、かつ医療営業者と医療従事者のコミュニケーションを円滑にすることが可能な医療情報共有システム、医療情報共有方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る医療情報共有システムは、第1の医療従事者に対して営業活動を行う第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記第1の医療従事者からの問合せの内容を示す問合せ情報の入力を受け付ける問合せ処理部と、前記第1の医療営業者とは異なる第2の医療営業者によって前記第1の医療従事者とは異なる第2の医療従事者から取得され、前記第2の医療営業者によって前記第2の医療営業者の端末から入力される、前記問合せに対する前記第2の医療従事者からの回答の内容を示す回答情報を取得する回答処理部と、取得された前記回答情報を前記第1の医療営業者の端末に出力する出力処理部と、を備える医療情報共有システムである。
【0008】
本発明の一態様に係る医療情報共有方法は、第1の医療従事者に対して営業活動を行う第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記第1の医療従事者からの問合せの内容を示す問合せ情報の入力を受け付ける問合せ処理過程と、前記第1の医療営業者とは異なる第2の医療営業者によって前記第1の医療従事者とは異なる第2の医療従事者から取得され、前記第2の医療営業者によって前記第2の医療営業者の端末から入力される、前記問合せに対する前記第2の医療従事者からの回答の内容を示す回答情報を取得する回答処理過程と、取得された前記回答情報を前記第1の医療営業者の端末に出力する出力処理過程と、を含むコンピュータにより実行される医療情報共有方法である。
【0009】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、第1の医療従事者に対して営業活動を行う第1の医療営業者によって前記第1の医療営業者の端末から入力される、前記第1の医療従事者からの問合せの内容を示す問合せ情報の入力を受け付ける問合せ処理手段と、前記第1の医療営業者とは異なる第2の医療営業者によって前記第1の医療従事者とは異なる第2の医療従事者から取得され、前記第2の医療営業者によって前記第2の医療営業者の端末から入力される、前記問合せに対する前記第2の医療従事者からの回答の内容を示す回答情報を取得する回答処理手段と、取得された前記回答情報を前記第1の医療営業者の端末に出力する出力処理手段と、として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、医療従事者間の医療情報格差を抑制すること及び医療営業者と医療従事者のコミュニケーションを円滑にすることができる。また、医療営業者は、第1の医療従事者の課題を解決するというコミュニケーション、第2の医療従事者のノウハウを全国に生かすという社会貢献機会提供のコミュニケーションを発生させ、従来にない営業機会を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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