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公開番号
2025035479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142538
出願日
2023-09-01
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G02F
1/133 20060101AFI20250306BHJP(光学)
要約
【課題】互いに反対にある2つの側面から光が入射する表示パネル10を有する表示装置1において、複数の画素Pに対応する複数の入力階調値が互いに等しいときにおける画素Pの輝度の均一化を図ること。
【解決手段】表示装置1は、表示パネル10と、表示パネル10の側方に配置され、表示パネル10の第1側面10c側から第1側面10cと反対側の第2側面10d側に向けて第1光を出射する光源装置20と、第2側面10dに配置され、第1光を第2側面10d側から第1側面10c側に向けて第2光として反射する反射部材30と、複数の画素Pそれぞれにおける第1光の第1光量RA1および第2光の第2光量RA2を合わせた光量、ならびに、画像信号が有する入力階調値に基づいて複数の画素Pに対応する出力階調値を算出し、出力階調値に応じた電圧を複数の画素Pそれぞれに印加する駆動回路と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
平面視において行列状に並ぶ複数の画素と重なる表示領域を有する表示パネルと、
前記表示パネルの側方に配置され、前記表示パネルの第1側面側から前記第1側面と反対側の第2側面側に向けて第1光を出射する光源装置と、
前記第2側面に配置され、前記第1光を前記第2側面側から前記第1側面側に向けて第2光として反射する反射部材と、
前記複数の画素それぞれにおける前記第1光の第1光量および前記第2光の第2光量を合わせた光量、ならびに、画像信号が有する入力階調値に基づいて前記複数の画素に対応する出力階調値を算出し、前記出力階調値に応じた電圧を前記複数の画素それぞれに印加する駆動回路と、を備える、
表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記表示パネルは、高分子分散型液晶を含む液晶層を有する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記駆動回路は、
前記複数の画素のうち前記第1側面から前記第2側面に向かう第1方向に沿って並ぶ2つの画素における前記第2側面側の画素での前記第1光量を、前記2つの画素のうち前記第1側面側の画素において前記表示パネルが有する素子に前記第1光があたることで生じる第1の光の散乱度合を用いて算出し、
前記2つの画素における前記第1側面側の画素での前記第2光量を、前記2つの画素のうち前記第2側面側の画素において前記表示パネルが有する素子に前記第2光があたることで生じる第2の光の散乱度合を用いて算出する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記駆動回路は、
前記複数の画素のうち前記第1側面から前記第2側面に向かう第1方向に沿って並ぶ2つの画素における前記第2側面側の画素での前記第1光量を、前記2つの画素のうち前記第1側面側の画素において前記入力階調値に基づいて変化する第3の光の散乱度合を用いて算出し、
前記2つの画素における前記第1側面側の画素での前記第2光量を、前記2つの画素のうち前記第2側面側の画素において前記入力階調値に基づいて変化する第4の光の散乱度合を用いて算出する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
平面視において行列状に並ぶ複数の画素と重なる表示領域を有する表示パネルと、
前記表示パネルの側方に配置され、前記表示パネルの第1側面側から前記第1側面と反対側の第2側面側に向けて第1光を出射する光源装置と、
前記表示パネルの前記第2側面側に配置され、前記第1光を前記第1側面側に向けて反射する反射部材と、
画像信号が有する入力階調値に基づいて前記複数の画素に対応する出力階調値を算出し、前記出力階調値に応じた電圧を前記複数の画素それぞれに印加する駆動回路と、を備え、
前記駆動回路は、前記複数の画素に対応する前記入力階調値が互いに等しい場合、前記複数の画素のうち、前記第1側面から前記第2側面に向かう第1方向に沿って並ぶ複数の画素に対応する前記出力階調値を前記第1方向に沿って増加させた後に減少させる、
表示装置。
【請求項6】
平面視において行列状に並ぶ複数の画素と重なる表示領域を有する表示パネルと、
前記表示パネルの側方に配置され、前記表示パネルの第1側面側から前記第1側面と反対側の第2側面側に向けて第1光を出射する光源装置と、
前記表示パネルの側方に配置され、前記第2側面側から前記第1側面側に向けて第3光を出射する第2の光源装置と、
前記複数の画素それぞれにおける前記第1光の第1光量および前記第3光の第3光量を合わせた光量、ならびに、画像信号が有する入力階調値に基づいて前記複数の画素に対応する出力階調値を算出し、前記出力階調値に応じた電圧を前記複数の画素それぞれに印加する駆動回路と、を備える、
表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表示パネルの一方の板面から、他方の板面側の背景を視認可能に構成されている表示装置が開示されている。特許文献1の表示装置は、いわゆるシースルーディスプレイであり、高分子分散型液晶を含む液晶層を有する表示パネル、および、表示パネルの側面に対向して配置されている光源を備えている。
【0003】
また、特許文献2には、液晶パネル、液晶パネルの端面側に配置される光源、液晶パネルを挟んで光源とは反対側に配置される側面反射板を備える反射型液晶表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-160254号公報
特開2010-230835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の表示装置において、光源(光源装置)の光(第1光)は、表示パネルの第1側面から入射し、第1側面と反対側の第2側面に向かって表示パネル内を伝播する。表示パネルにはスイッチング素子および電極などの素子が配置されており、当該素子によって表示パネル内を伝播する第1光の一部が消費される。これにより、第1光が表示パネル内を伝播するにしたがって、第1光の光量が低下する。よって、表示パネルにおいて第1側面側の第1光の光量より第2側面側の第1光の光量が小さくなる。この場合、複数の画素に対応する階調値が互いに等しいとき、第1側面側の画素の輝度より第2側面側の画素の輝度が低くなる。
【0006】
そこで、特許文献2に開示されている側面反射板を表示パネルの第2側面側に配置することが考えられる。この場合、側面反射板は、第1光を第2側面側から第1側面側に向けて反射する。側面反射板が反射した第2光が表示パネルを伝播することで表示パネル内の光量が増加する。
【0007】
しかしながら、側面反射板が反射した第2光においても、表示パネル内を伝播する際に一部が消費される。よって、第1光と第2光を合わせた表示パネル内の光量について、第1側面側の部位の光量および第2側面側の部位の光量と比べて、第1側面側の部位および第2側面側の部位の間の中間部位の光量が小さくなる。この場合、複数の画素に対応する複数の階調値が互いに等しいとき、当該中間部位において所望の画素の輝度を得ることができない可能性がある。
【0008】
本開示は、互いに反対にある2つの側面から光が入射する表示パネルを有する表示装置において、複数の画素に対応する複数の入力階調値が互いに等しいときにおける画素の輝度の均一化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の表示装置は、平面視において行列状に並ぶ複数の画素と重なる表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルの側方に配置され、前記表示パネルの第1側面側から前記第1側面と反対側の第2側面側に向けて第1光を出射する光源装置と、前記第2側面に配置され、前記第1光を前記第2側面側から前記第1側面側に向けて第2光として反射する反射部材と、前記複数の画素それぞれにおける前記第1光の第1光量および前記第2光の第2光量を合わせた光量、ならびに、画像信号が有する入力階調値に基づいて前記複数の画素に対応する出力階調値を算出し、前記出力階調値に応じた電圧を前記複数の画素それぞれに印加する駆動回路と、を備える。
【0010】
また、本開示の表示装置は、平面視において行列状に並ぶ複数の画素と重なる表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルの側方に配置され、前記表示パネルの第1側面側から前記第1側面と反対側の第2側面側に向けて第1光を出射する光源装置と、前記表示パネルの前記第2側面側に配置され、前記第1光を前記第1側面側に向けて反射する反射部材と、画像信号が有する入力階調値に基づいて前記複数の画素に対応する出力階調値を算出し、前記出力階調値に応じた電圧を前記複数の画素それぞれに印加する駆動回路と、を備え、前記駆動回路は、前記複数の画素に対応する前記入力階調値が互いに等しい場合、前記複数の画素のうち、前記第1側面から前記第2側面に向かう第1方向に沿って並ぶ複数の画素に対応する前記出力階調値を前記第1方向に沿って増加させた後に減少させる。
(【0011】以降は省略されています)
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