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公開番号2025035475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142533
出願日2023-09-01
発明の名称インクジェット記録装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B41J 2/17 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】インクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】記録媒体Pにインクを吐出する複数のヘッド2a等と、ヘッド2a等を主走査方向Lに保持すると共に、各ヘッド2aの副走査方向Wの下流側にスリット状の吸引口3a等がそれぞれ形成されている保持部材1と、を備える。保持部材1は、それぞれの吸引口3aと連通して、吸引口3a等から吸引されたインクミストMを回収する回収経路4を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体にインクを吐出するヘッドと、
前記ヘッドを主走査方向に保持すると共に、前記ヘッドの副走査方向の下流側にスリット状の吸引口が形成されている保持部材と、
前記吸引口と連通して、前記吸引口から吸引されたインクミストを回収する回収経路と、を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記ヘッドは複数であり、主走査方向に沿って千鳥状に配列されている、ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記吸引口は複数であり、前記保持部材の前記記録媒体の側に穿設されている、ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記回収経路は、主走査方向に沿う通風経路を有するとともに、前記通風経路に沿って所定の間隔で前記吸引口と接続する複数の導通経路を有している、ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記導通経路には、吸引圧力を調整する圧力調整室が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記導通経路は、隣接配置される前記吸引口にそれぞれ接続される分岐導通経路と、複数の前記分岐導通経路を集めて前記回収経路に接続する集合導通経路と、を有することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記回収経路は、前記通風経路に直交する断面を所定の断面積に設定した減圧部と、前記減圧部に連通して断面積が前記減圧部より小さく設定された復圧部と、を有することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記回収経路は、前記通風経路の上流側に設けられる圧縮ファンまたは、下流側に設けられる吸引ファンのうち、少なくとも何れか一方を有する、ことを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記減圧部は、前記通風経路の上流側に位置する上流側減圧部と、前記上流側減圧部と比して前記断面積が小さく設定されて前記上流側減圧部より下流側に配列される下流側減圧部と、を有している、ことを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
前記復圧部は、前記通風経路の上流側に位置する上流側復圧部と、前記上流側復圧部と比して前記断面積が大きく設定されて前記上流側復圧部より下流側に配列される下流側復圧部と、を有している、ことを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インクを吐出して画像を記録媒体に記録するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置は、複数のインクノズルから吐出されたインクを相対移動する紙等の記録媒体に画像として記録している。
このようなものでは、記録媒体が搬送される方向でノズルの下流側に設けられた吸引口から吸引を行っている。
そして、インク吐出直後に発生したインクミストを吸引口にて吸引する。これにより、インクミストに起因する不具合の発生を抑制している(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-13155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のインクジェット記録装置では、描画領域ごとに複数のノズルを配置するものがある。このようなものでは、記録媒体が搬送される方向で下流側に設けられた吸引口から上流側のノズルまでの距離と、同じ吸引口から下流側の列のノズルまでの距離と、が相違する。
このため、それぞれのノズルで発生したインクミストを均等に回収するためには更なる改善が望まれている。
【0005】
本発明は、複数のノズルから吐出されたインクにより生じるインクミストを均等に回収することができるインクジェット記録装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明の上記課題は、下記の構成により解決される。
(1)インクジェット記録装置は、記録媒体にインクを吐出するヘッドと、前記ヘッドを主走査方向に保持すると共に、前記ヘッドの副走査方向の下流側にスリット状の吸引口が形成されている保持部材を備える。また、インクジェット記録装置は、保持部材の吸引口と連通して、前記吸引口から吸引されたインクミストを回収する回収経路を備えている。
【0007】
(2)前記ヘッドは複数であり、主走査方向に沿って千鳥状に配列されている(1)に記載のインクジェット記録装置。
【0008】
(3)前記吸引口は複数であり、前記保持部材の前記記録媒体の側に穿設されている(2)に記載のインクジェット記録装置。
【0009】
(4)前記回収経路は、主走査方向に沿う通風経路を有するとともに、前記通風経路に沿って所定の間隔で前記吸引口と接続する複数の導通経路を有している(1)に記載のインクジェット記録装置。
【0010】
(5)前記導通経路には、吸引圧力を調整する圧力調整室が形成されている(4)に記載のインクジェット記録装置。
(【0011】以降は省略されています)

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