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公開番号2025034609
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141094
出願日2023-08-31
発明の名称箱桁内部足場および箱桁内部足場の設置方法
出願人首都高速道路株式会社,日本エンジニアリング株式会社,株式会社ダイクレ,光海陸産業株式会社
代理人個人,個人
主分類E01D 21/00 20060101AFI20250306BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】箱桁の内部に対する足場の設置を容易に行うことのできる箱桁内部足場を提供する。
【解決手段】箱桁橋1の箱桁3の内部に設置される箱桁内部足場10であって、作業者が作業を行う作業床部20と、作業床部20を支持する支持部30と、を備え、作業床部20を構成する部材および支持部30を構成する部材のうちの少なくとも一部は、繊維強化プラスチックからなる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
箱桁橋の箱桁の内部に設置される箱桁内部足場であって、
作業者が作業を行う作業床部と、
前記作業床部を支持する支持部と、を備え、
前記作業床部を構成する部材および前記支持部を構成する部材のうちの少なくとも一部は、繊維強化プラスチックからなる
箱桁内部足場。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記作業床部は、複数の足場板からなる
請求項1に記載の箱桁内部足場。
【請求項3】
前記足場板は、全面にわたって形成され、厚さ方向に延在する複数の開口部を有している
請求項2に記載の箱桁内部足場。
【請求項4】
前記支持部は、箱桁の内部の上面側から吊り下げられる複数の吊部材と、前記吊部材の下端側に固定され、前記作業床部を下方から支持する梁部材と、を有している
請求項1に記載の箱桁内部足場。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の箱桁内部足場を箱桁の内部に設置する箱桁内部足場の設置方法であって、
前記作業床部を構成する部材および前記支持部を構成する部材を、前記箱桁に形成された連通部から搬入する足場材搬入工程と、
前記足場材搬入工程において前記箱桁の内部に搬入された前記作業床部を構成する部材および前記支持部を構成する部材を前記箱桁の内部において組み立てる足場組立工程と、を含む
箱桁内部足場の設置方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、箱桁橋の箱桁の内部に設置される箱桁内部足場および箱桁内部足場の設置方法に関する。
続きを表示(約 950 文字)【背景技術】
【0002】
従来、高架橋等の橋を構成する桁が箱形に形成された箱桁橋が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
箱桁橋は、点検作業を行う作業者が箱桁の内部に進入し、床版の下面側等の構造物に対して、磁粉探傷試験や、半自動超音波探傷装置(SAUT)を用いた検査等によって構造物の劣化を検出する点検作業を行ったり、構造物を補修する補修作業を行ったりしている。
【0004】
箱桁の内部における作業では、箱桁の内部の床面から天井面までの高さが、床面上の作業者が天井面に直接的に手が届かない高さの場合に、まず、箱桁の内部に足場を設置し、その後、作業者が足場上で作業を行うことになる。
【0005】
従来、箱桁の内部に設置する足場は、箱桁の内部において作業者が作業を行う度に、足場材を箱桁の内部に搬入して足場を組み立て、作業の終了後に組み立てた足場を解体して足場材を箱桁の内部から搬出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-37802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
箱桁の内部で使用される足場材は、主に鋼製であるため重量が大きく、箱桁の内部に足場材を搬入する作業の作業工数が多く必要となり、作業効率の向上を図ることが困難である。
【0008】
本発明の目的とするところは、箱桁の内部に対する足場の設置を容易に行うことのできる箱桁内部足場および箱桁内部足場の設置方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る箱桁内部足場は、箱桁橋の箱桁の内部に設置される箱桁内部足場であって、作業者が作業を行う作業床部と、前記作業床部を支持する支持部と、を備え、前記作業床部を構成する部材および前記支持部を構成する部材のうちの少なくとも一部は、繊維強化プラスチックからなる。
【0010】
また、本発明に係る箱桁内部足場は、前記作業床部が、複数の足場板からなる、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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