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公開番号
2025033658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139537
出願日
2023-08-30
発明の名称
軸受部材
出願人
シチズンファインデバイス株式会社
代理人
主分類
F16C
17/02 20060101AFI20250306BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】軸受部材の穴内のエアー抜けがよく、高品質な軸受部材を提供することを目的とする。
【解決手段】 軸部材10を挿入可能な内周面11と、内周面11と対向する外周面12と、内周面11と外周面12とを接続する端面15とを備えた筒状の軸受部材10において、外周面12には少なくとも一つの断面略V字状の溝部16を備え、溝部16の開き角度は135°以上である。溝部16は軸受部材10の軸方向に平行であり、一方の端面15から他方の端面15にわたって形成され、複数設けられていてもよい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸部材を挿入可能な内周面と、当該内周面と対向する外周面と、前記内周面と前記外周面とを接続する端面とを備えた筒状の軸受部材であって、前記外周面には少なくとも一つの断面略V字状の溝部を備え、前記溝部の開き角度は135°以上である、ことを特徴とする軸受部材。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記溝部は、前記軸受部材の軸方向に平行であり、前記溝部の端部は外部に開放している、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受部材。
【請求項3】
前記溝部は、前記外周面の周方向に等間隔に複数設けられている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の軸受部材。
【請求項4】
前記端面には、前記内周面と前記外周面にわたって形成された端面溝を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受部材。
【請求項5】
一方の前記端面に設けられた前記端面溝の前記外周側の端部と、前記一方の前記端面側に位置する前記溝部の端部とは、異なる位置に配置されている、ことを特徴とする請求項4に記載の軸受部材。
【請求項6】
前記溝部の開口幅が前記端面溝の開口幅より大きいことを特徴とする請求項4または5に記載の軸受部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸受部材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
軸部材を回転可能に支持する軸受装置として、ハウジングに設けられた有底穴内に、軸部材を支持する筒状の軸受部材を固定したものが利用されている。このような軸受部材の一端を閉塞する軸受装置では、軸受部材の外周部に溝を設けることが行われている。この軸受部材の溝は、筒状の軸受部材の穴内に軸部材を挿入する時に、穴内に存在するエアーを軸受部材の外部へ排出させることを目的として設けられている(例えば、特許文献1、特許文献2、参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6981900号公報
特許第4481475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
軸受部材では、外周部の溝が形成された部分と形成されていない部分における肉厚の違いにより、部分的な強度差が生じ、また、軸受部材を構成する材料密度に密度差が生じることがある。特に、軸受部材をプレス成形で形成した場合、その製法過程において軸受部材を構成する材料に不均一な圧力分布を生じさせるため、この強度差や密度差が大きく生じやすく、軸受部材の品質低下を招く恐れがある。さらに、プレス成形の一種である粉末成形によって軸受部材を製造した場合には、軸受部材の部分的な密度差は焼結時の収縮率に影響を与えるため、穴の真円度等の形状品質にまで影響が及ぶ懸念がある。
【0005】
そこで、この強度差、密度差を低減させるために外周部に設ける溝を小さくすることが考えられるが、溝が小さすぎると溝の本来の機能であるエアーの外部への排出(エアー抜け)の機能が低下し、穴への軸部材の円滑な挿入が困難となる。
【0006】
本発明は上記課題を鑑み、軸受部材の一端を閉塞した軸受装置に採用された場合であっても、軸受部材の穴内のエアー抜けがよく、高品質な軸受部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
軸を挿入可能な内周面と、当該内周面と対向する外周面と、内周面と外周面とを接続する端面とを備えた筒状の軸受部材であって、外周面には少なくとも一つの略V字状の溝部を備えたことを特徴とする。この溝部の開き角度は135°以上であることが好ましい。また、溝部は軸方向に平行であり、溝部の端部は外部に開放していることが好ましい。さらに、溝部を複数設ける場合、外周面の周方向に等間隔に設けることが好ましい。また、端面には内周面と外周面にわたって形成された端面溝を備えていてもよく、その場合、溝端部と端面溝の外周側の端部は異なる位置に配置されていることが好ましい。さらに、溝部の開口幅が端面溝の開口幅より大きいことが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の軸受部材によれば、軸受部材の穴内のエアー抜けがよく、高品質な軸受部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る軸受部材10の斜視図である。
本開示の一実施形態に係る軸受部材10の上面図である。
本開示の一実施形態に係る軸受部材10に軸20を挿入した状態の断面拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係る軸受部材について説明する。図1に、本開示の一実施形態に係る軸受部材10の斜視図を示す。図2に、本開示の一実施形態に係る軸受部材10の上面図を示す。図3に、本開示の一実施形態に係る軸受部材10に軸20を挿入した状態の部分断面拡大図を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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