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公開番号
2025033285
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138900
出願日
2023-08-29
発明の名称
照明器具
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250306BHJP(照明)
要約
【課題】信頼性が向上された照明器具を提供すること。
【解決手段】照明器具10は、発光装置100と、放熱体80と、レンズ鏡筒200と、筐体20とを備える。発光装置100は、前方に光を出射する光源部120を有する。放熱体80は、発光装置100に接続されている。レンズ鏡筒200は、発光装置100の前方に配置され、かつ、1以上のレンズ260を保持する。筐体20は、冷却流路60と、空間形成部150と、を有する。冷却流路60は、放熱体80に接触した気体が流れ、かつ、発光装置100の、前後方向と直交する横方向における側方を前後方向に通過する。空間形成部150は、光源部120及びレンズ鏡筒200に面する光源空間160を形成する。空間形成部150は、光源空間160の内部と冷却流路60とを接続する開口部151を有し、かつ、開口部151以外の部分において閉じられた光源空間160を形成している。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
前方に光を出射する光源部を有する発光装置と、
前記発光装置に接続された放熱体と、
前記発光装置の前記前方に配置された、1以上のレンズを保持するレンズ鏡筒と、
前記発光装置、前記放熱体、及び前記レンズ鏡筒を収容する筐体と、を備え、
前記筐体は、
前記放熱体に接触した気体が流れる冷却流路であって、前記発光装置の、前後方向と直交する横方向における側方を前記前後方向に通過する冷却流路と、
前記光源部及び前記レンズ鏡筒に面する光源空間を形成する空間形成部と、を有し、
前記空間形成部は、前記光源空間の内部と前記冷却流路とを接続する開口部を有し、かつ、前記開口部以外の部分において閉じられた前記光源空間を形成している、
照明器具。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記筐体は、前記横方向の側面を形成する側壁部を有し、
前記冷却流路は、前記側壁部の、前記側面とは反対側の面である内面に沿って形成されている、
請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記レンズ鏡筒は、前記側壁部の前記内面に対向する外周面を有し、
前記冷却流路の少なくとも一部は、前記内面と前記外周面との間に形成されている、
請求項2記載の照明器具。
【請求項4】
前記筐体は、
前記冷却流路の一端を前記筐体の外部と接続する第一通気部と、
前記冷却流路の他端を前記筐体の外部と接続する第二通気部と、を有し、
前記第一通気部の前記前後方向の位置は、前記放熱体の前端よりも後方であり、
前記第二通気部の前記前後方向の位置は、前記光源空間よりも前記前方である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の照明器具。
【請求項5】
前記第一通気部は、前記筐体の後端面を形成する後壁部に形成された1以上の貫通孔を有する、
請求項4記載の照明器具。
【請求項6】
前記第一通気部は、前記筐体の前記横方向の側面を形成する側壁部における、前記横方向の一方側に形成された1以上の貫通孔を有し、
前記冷却流路は、前記放熱体に沿って、前記第一通気部から前記横方向の他方側に向けて延び、かつ、前記横方向の前記他方側における前記発光装置の前記側方を通過する、
請求項4記載の照明器具。
【請求項7】
さらに、前記発光装置に接続された電線を備え、
前記電線は、前記開口部を通過して、前記光源空間の内部から外部に引き出されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の照明器具。
【請求項8】
さらに、前記筐体を、建物の天井に接続する接続部材を備え、
前記筐体が前記接続部材によって前記天井に接続された場合、前記開口部は、上下方向において、前記光源部よりも下に位置する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、照明装置が開示されている。この照明装置は、筐体、仕切り板、遮光部、光源、放熱フィンが設けられている。筐体は、第1の孔を有する第1の面と、第2の孔を有し第1の面に対峙する第2の面と、を有する。仕切り板は、厚み方向を貫通する第3の孔を有し、筐体の内部を第1の面側の空間と、前記第2の面側の空間とに仕切る。遮光部は、第1の面と仕切り板との間を延び、第1の面側の空間を、中心側の空間と、筐体側の空間とに仕切る。光源は、中心側の空間に設けられ、発光素子を有する。放熱フィンは、第2の面側の空間に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-22580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の照明装置では、光源は、両端が開口した筒状の遮光部の内側の空間に設けられており、遮光部の一方の開口は光学要素部に塞がれ、かつ、他方の開口は放熱部によって塞がれる。その結果、光源が発する熱が当該空間の内部にこもりやすくなり、このことは、例えば光源の劣化の問題の要因となる。この問題を解決するために、例えば、筐体の内部を流れる気体を光源にあてること(光源に沿って当該気体を流すこと)が考えられる。しかしながらこの場合は、当該気体に含まれる塵または埃などの異物が光源に付着しやすくなり、その結果、照明光の品質が低下するなどの問題が生じ得る。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目してなされたものであり、信頼性が向上された照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る照明器具は、前方に光を出射する光源部を有する発光装置と、前記発光装置に接続された放熱体と、前記発光装置の前記前方に配置された、1以上のレンズを保持するレンズ鏡筒と、前記発光装置、前記放熱体、及び前記レンズ鏡筒を収容する筐体と、を備え、前記筐体は、前記放熱体に接触した気体が流れる冷却流路であって、前記発光装置の、前後方向と直交する横方向における側方を前記前後方向に通過する冷却流路と、前記光源部及び前記レンズ鏡筒に面する光源空間を形成する空間形成部と、を有し、前記空間形成部は、前記光源空間の内部と前記冷却流路とを接続する開口部を有し、かつ、前記開口部以外の部分において閉じられた前記光源空間を形成している。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、信頼性が向上された照明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る照明器具の構成概要を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る照明器具の第1の分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る照明器具の第2の分解斜視図である。
図4は、実施の形態に係る光源部の概略平面図である。
図5は、実施の形態に係る照明器具の構成概要を示す正面図である。
図6は、実施の形態に係る照明器具の構成概要を示す断面図である。
図7は、実施の形態に係る照明器具が天井に配置された状態を示す模式図である。
図8は、実施の形態の変形例1に係る照明器具の構成概要を示す断面図である。
図9は、実施の形態の変形例2に係る照明器具の構成概要を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、本発明の実施の形態に係る照明器具について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0010】
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。照明器具の使用時の姿勢は、各図に示される姿勢には限定されず、目的または用途等に応じて適宜決定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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