公開番号2025032329 公報種別公開特許公報(A) 公開日2025-03-11 出願番号2024219427,2021523851 出願日2024-12-13,2019-10-29 発明の名称エネルギー、計算、ストレージ、およびその他のリソースのスポットおよびフォワード市場における分散型台帳およびその他の取引の実行を自動化する機械およびシステムを改善する方法、並びにシステム 出願人ストロング フォース ティエクス ポートフォリオ 2018,エルエルシー,STRONG FORCE TX PORTFOLIO 2018,LLC 代理人弁理士法人はなぶさ特許商標事務所 主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250304BHJP(計算;計数) 要約【課題】不確実性と変動性に対応して調整する、柔軟でインテリジェントなエネルギー・計算機設備およびインテリジェントなエネルギー・計算機資源管理システム、方法及び装置を提供する。 【解決手段】エネルギー、計算、ストレージ、その他のリソースのスポット、フォワード市場における分散型台帳、その他の取引の実行を自動化する機械およびシステムを改善するためのシステムであって、装置は、複数のデータソースからの情報を解釈し、複数の管理アプリケーションとインターフェースするロボティック・プロセス・オートメーション回路9074を含む。複数の管理アプリケーションは、複数の金融機関のうちの別の1つに関連していてもよい。ロボティック・プロセス・オートメーション回路は、複数のデータソースからの情報に応答して、複数の管理アプリケーションのうちの少なくとも1つのプロセスを改善する人工知能回路を含んでもよい。 【選択図】図90 特許請求の範囲【請求項1】 複数のデータソースからの情報を解釈し、複数の管理アプリケーションとインターフェースするように構成されたロボティック・プロセス・オートメーション回路を含み、 前記複数の管理アプリケーションが、それぞれ前記複数の金融機関のうちの別の1つに関連付けられており、 前記ロボティック・プロセス・オートメーション回路が、前記複数のデータソースからの情報に応答して、前記複数の管理アプリケーションのうちの少なくとも1つのプロセスを改善するように構成された人工インテリジェンス回路をさらに備える、ことを特徴とするシステム。 続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】 請求項1に記載のシステムであって、前記人工インテリジェンス回路は、スマート契約サービス回路、評価回路、および自動エージェント回路を含む回路から選択された少なくとも1つの回路をさらに備えることを特徴とするシステム。 【請求項3】 請求項1に記載のシステムであって、前記複数の管理アプリケーションは、投資アプリケーション、資産管理アプリケーション、貸付アプリケーション、リスク管理アプリケーション、マーケティングアプリケーション、取引アプリケーション、税務アプリケーション、詐欺アプリケーション、金融サービスアプリケーション、セキュリティアプリケーション、引受アプリケーション、ブロックチェーンアプリケーション、不動産アプリケーション、規制アプリケーション、プラットフォームマーケットプレイスアプリケーション、保証アプリケーション、アナリティクスアプリケーション、価格設定アプリケーション、およびスマート契約アプリケーションを含むアプリケーションから選択された少なくとも2つのアプリケーションを含む、システム。 【請求項4】 請求項1に記載のシステムであって、前記複数のデータソースは、アクセスデータソース、資産・施設データソース、作業者データソース、クレームデータソース、会計データソース、イベントデータソース、および引受データソースを含むアプリケーションから選択された少なくとも2つのアプリケーションを含むことを特徴とするシステム。 【請求項5】 請求項1に記載のシステムであって、前記複数の管理アプリケーションは、不動産アプリケーションを含み、前記ロボティック・プロセス・オートメーション回路は、不動産の検査プロセスを自動化するようにさらに構成されていることを特徴とするシステム。 【請求項6】 請求項5に記載のシステムであって、ロボティック・プロセス・オートメーション回路は、ビデオ検査コマンドまたはカメラ検査コマンドのいずれかを提供すること、複数のデータソースからのデータを利用して検査イベントをスケジュールすること、複数の検査データおよび検査結果に応答して検査基準を決定すること、および複数の検査データおよび検査結果に応答して検査コマンドを提供すること、を含む動作から選択される少なくとも1つの動作を実行することによって、不動産検査プロセスを自動化するようにさらに構成されることを特徴とするシステム。 【請求項7】 請求項6に記載のシステムであって、前記ロボティック・プロセス・オートメーション回路は、前記複数のデータソースのうち、前記不動産アプリケーションにアクセスできない少なくとも1つのデータソースに応答して、前記不動産検査プロセスを自動化するようにさらに構成されていることを特徴とするシステム。 【請求項8】 請求項1に記載のシステムであって、前記複数のデータソースのうちの少なくとも1つは、前記ロボット自動化回路による改善されたプロセスを有する前記複数の管理アプリケーションのうちの少なくとも1つのそれぞれにアクセスできないことを特徴とするシステム。 【請求項9】 請求項8に記載のシステムであって、前記ロボット自動化回路によってプロセスが改善された複数の管理アプリケーションのうちの少なくとも1つは、不動産アプリケーションを含み、前記複数のデータソースのうちの少なくとも1つは、クレームデータソース、価格設定データソース、資産・設備データソース、作業者データソース、およびイベントデータソースを含むデータソースから選択された少なくとも1つのデータソースを含む、システム。 【請求項10】 請求項8に記載のシステムであって、ロボット自動化回路によって改善されたプロセスを有する複数の管理アプリケーションのうちの少なくとも1つは、資産管理アプリケーションからなり、複数のデータソースのうちの少なくとも1つは、アクセスデータソース、価格データソース、会計データソース、作業者データソース、およびイベントデータソースを含むデータソースから選択された少なくとも1つのデータソースを含むことを特徴とするシステム。 (【請求項11】以降は省略されています) 発明の詳細な説明【技術分野】 【0001】 本出願は、2018年10月29日に出願され、『METHODS AND SYSTEMS FOR IMPROVING MACHINES AND SYSTEMS THAT AUTOMATE EXECUTION OF DISTRIBUTED LEDGER AND OTHER TRANSACTIONS IN SPOT AND FORWARD MARKETS FOR ENERGY, COMPUTE, STORAGE AND OTHER RESOURCES』と題された、米国特許仮出願第62/751713号(代理人案件番号:SFTX-0003-P01)、2019年5月6日に出願され、『ADAPTIVE INTELLIGENCE AND SHARED INFRASTRUCTURE LENDING TRANSACTION ENABLEMENT PLATFORM WITH ROBOTIC PROCESS ARCHITECTURE』と題された、米国特許仮出願第62/843992号(代理人案件番号:SFTX-0005-P01)、2019年3月13日に出願され、『ROBOTIC PROCESS AUTOMATION ARCHITECTURE, SYSTEMS AND METHODS IN TRANSACTION ENVIRONMENTS』と題された、米国特許仮出願第62/843455号(代理人案件番号:SFTX-0007-P01)、2019年5月5日に出願され、『ADAPTIVE INTELLIGENCE AND SHARED INFRASTRUCTURE LENDING TRANSACTION ENABLEMENT PLATFORM WITH ROBOTIC PROCESS ARCHITECTURE』と題された、米国特許仮出願第62/818100号(代理人案件番号:SFTX-0006-P01)、および、2019年5月5日に出願され、『ADAPTIVE INTELLIGENCE AND SHARED INFRASTRUCTURE LENDING TRANSACTION ENABLEMENT PLATFORM WITH ROBOTIC PROCESS ARCHITECTURE』と題された、米国特許仮出願第62/843456号(代理人案件番号:SFTX-0008-P01)の優先系の利益を主張するものである。 続きを表示(約 2,400 文字)【0002】 本出願は、2019年5月6日に出願され、『METHODS AND SYSTEMS FOR IMPROVING MACHINES AND SYSTEMS THAT AUTOMATE EXECUTION OF DISTRIBUTED LEDGER AND OTHER TRANSACTIONS IN SPOT AND FORWARD MARKETS FOR ENERGY, COMPUTE, STORAGE AND OTHER RESOURCES』と題された、国際出願番号PCT/US2019/030934(代理人案件番号弁護:SFTX-0004-WO)の優先権の利益を主張し、その一部を継続するものである。国際出願番号PCT/US2019/030934(代理人案件番号弁護:SFTX-0004-WO)は、2018年12月31日に出願され、『METHODS AND SYSTEMS FOR IMPROVING MACHINES AND SYSTEMS THAT AUTOMATE EXECUTION OF DISTRIBUTED LEDGER AND OTHER TRANSACTIONS IN SPOT AND FORWARD MARKETS FOR ENERGY, COMPUTE, STORAGE AND OTHER RESOURCES』と題された、米国特許仮出願第62/787206号(代理人案件番号: SFTX-0001-P01)、および2018年10月29日に出願され、『METHODS AND SYSTEMS FOR IMPROVING MACHINES AND SYSTEMS THAT AUTOMATATE EXECUTION OF DISTRIBUTED LEDGER AND OTHER TRANSACTIONS IN SPOT AND FORWARD MARKETS FOR ENERGY, COMPUTE, STORAGE AND OTHER RESOURCES』と題された、米国特許仮出願第62/751713号(代理人案件番号:SFTX-0003-P01)の優先権の利益を主張する。 【0003】 前述の各出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。 【背景技術】 【0004】 機械や自動化されたエージェントが、データ収集、予測、計画、取引の実行など、市場活動にますます関与するようになる。これには、高速取引に使用されるような、ますます高性能なシステムも含まれる。そのため、市場参加者の効率、速度、信頼性などを向上させるなど、市場を実現する機械を改善する方法やシステムが求められる。 【0005】 多くの市場では、中央集権型ではなく分散型の傾向が強まっており、ブロックチェーンのような分散型台帳、ピアツーピアの相互作用モデル、マイクロトランザクションなどが、中央集権型の当局や仲介者を介する従来のモデルに取って代わり、あるいは補完する。人間の参加者や自動化されたエージェントを含む多数の参加者の間で分散型取引を大規模に行うことを可能にする改良された機械が必要とされる。 【0006】 暗号通貨をはじめとするブロックチェーンの運用では、増大するブロックチェーンに対して非常に大きなハッシュ関数を計算するなど、エネルギーを必要とする演算処理が増える。プルーフ・オブ・ワークやプルーフ・オブ・ステークなどを用いたシステムでは、ブロックチェーンに記録された取引に対する集団的な信頼を支える計算を行うために、コンピュータの処理能力を大規模に適用する「マイニング」が行われる。 【0007】 例えば、非常に多くの相互接続を持つ大規模なニューラルネットワークが多数の入力に対して演算を行い、予測、分類、最適化、制御出力などの1つまたは複数の出力を生成するような場合である。 【0008】 また、モノのインターネットやクラウドコンピューティングのプラットフォームの成長により、デバイス、アプリケーション、それらの間の接続が拡散し、サーバーなどのITコンポーネントを収容するデータセンターは、米国をはじめとする先進国のエネルギー消費量のかなりの部分を占める。 【0009】 このような背景から、計算機資源を利用する際にはエネルギー消費が大きな要素となっており、エネルギー資源と計算機資源(あるいは単に「エネルギーと計算機」)が、インプット、アクティビティ、アウトプットなどの要求、購入、プロビジョニング、コンフィギュレーション、管理など、さまざまな観点から融合し始める。例えば、ナイアガラの滝のような大規模な水力発電所の近くに、ビットコインなどの暗号通貨の採掘を行うような大規模な計算資源の施設を配置するプロジェクトが行われる。 【0010】 施設の所有者や運営者にとっての大きな課題は、施設の最適化に伴う不確実性であり、例えば、投入物のコストや利用可能性の変動(特に安定性の低い再生可能資源が関係する場合)、コンピューティングやネットワーキングリソースのコストや利用可能性の変動(ネットワークの性能が変動する場合など)に起因するものである。や、エネルギーおよび計算資源を適用できる様々な最終市場におけるボラティリティーや不確実性(暗号通貨のボラティリティー、エネルギー市場のボラティリティー、その他様々な市場における価格のボラティリティー、広範なアプリケーションにおける人工知能の有用性の不確実性など)などがある。 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 (【0011】以降は省略されています) この特許をJ-PlatPatで参照する