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公開番号2025031055
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137020
出願日2023-08-25
発明の名称商品登録装置及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250228BHJP(チェック装置)
要約【課題】商品の誤登録を低減することが可能な商品登録装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】商品が収納される収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する第1取得手段と、前記収納部の底部に設けられる重量計測部から重量の計測結果を取得する第2取得手段と、前記撮像画像に表された商品の特徴量と、予め記憶された複数の商品の特徴量とを比較し、当該複数の商品の中から特徴量が類似した商品を特定する特定手段と、前記特定手段で特定された商品を登録する登録手段と、前記特定手段で特定された商品の重量と、特定の前後で計測された重量の変化量との差分が閾値内かを判定する判定手段と、を備え、前記特定手段は、前記判定手段で閾値外と判定された場合、前記撮像画像に表された商品の特徴量と類似性を有する商品のうち、前記変化量に対応した重量の商品を特定する。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
商品が収納される収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する第1取得手段と、
前記収納部の底部に設けられる重量計測部から重量の計測結果を取得する第2取得手段と、
前記撮像画像に表された商品の特徴量と、予め記憶された複数の商品の特徴量とを比較し、当該複数の商品の中から特徴量が類似した商品を特定する特定手段と、
前記特定手段で特定された商品を登録する登録手段と、
前記特定手段で特定された商品の重量と、特定の前後で計測された重量の変化量との差分が閾値内かを判定する判定手段と、
を備え、
前記特定手段は、前記判定手段で閾値外と判定された場合、前記撮像画像に表された商品の特徴量と類似性を有する商品のうち、前記変化量に対応した重量の商品を特定する、商品登録装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記登録手段は、前記収納部に商品が収納された場合に、前記特定手段で特定された商品を登録する、
請求項1に記載の商品登録装置。
【請求項3】
前記登録手段は、前記収納部から商品が取り出されたことが検出された場合に、前記特定手段で特定された商品の登録を解除する、
請求項2に記載の商品登録装置。
【請求項4】
前記特定手段による特定の前後で計測された重量の増減に基づき、商品が前記収納部に収納されたか、前記収納部から取り出されたかを判別する判別手段を更に備える、
請求項2又は3に記載の商品登録装置。
【請求項5】
時間的に連続する前記撮像画像から商品の移動方向を検出することで、商品が前記収納部に収納されたか、前記収納部から取り出されたかを判別する判別手段を更に備える、
請求項2又は3に記載の商品登録装置。
【請求項6】
商品登録装置のコンピュータを、
商品が収納される収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する第1取得手段と、
前記収納部の底部に設けられる重量計測部から重量の計測結果を取得する第2取得手段と、
前記撮像画像に表された商品の特徴量と、予め記憶された複数の商品の特徴量とを比較し、当該複数の商品の中から特徴量が類似した商品を特定する特定手段と、
前記特定手段で特定された商品を登録する登録手段と、
前記特定手段で特定された商品の重量と、特定の前後で計測された重量の変化量との差分が閾値内かを判定する判定手段と、
を備え、
前記特定手段は、前記判定手段で閾値外と判定された場合、前記撮像画像に表された商品の特徴量と類似性を有する商品のうち、前記変化量に対応した重量の商品を特定する、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品登録装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、商品を運ぶショッピングカート(以下、カートともいう)に撮像装置を設け、カートに投入される商品を撮像した撮像画像から商品を認識(特定)し、特定した商品を購入対象として登録する技術が提案されている。かかる技術では、撮像画像から抽出される商品の外観上の特徴を表す特徴量に基づき、特徴量が類似した商品を特定することが行われる。
【0003】
ところで、上述の技術では、外観がよく似た商品を区別することができない可能性がある。例えば、外観がよく似た容量違いの商品では、撮像時の姿勢によってよく似た特徴量が取得されることがあり、容量の異なる誤った商品が登録される可能性がある。また、例えば、6缶セット等の形態で販売されるバンドル商品の場合、撮像時の姿勢によっては、1缶単位で販売される商品とよく似た特徴量が取得されることがあり、数量の異なる誤った商品が登録される可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、商品の誤登録を低減することが可能な商品登録装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の商品登録装置は、商品が収納される収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する第1取得手段と、前記収納部の底部に設けられる重量計測部から重量の計測結果を取得する第2取得手段と、前記撮像画像に表された商品の特徴量と、予め記憶された複数の商品の特徴量とを比較し、当該複数の商品の中から特徴量が類似した商品を特定する特定手段と、前記特定手段で特定された商品を登録する登録手段と、前記特定手段で特定された商品の重量と、特定の前後で計測された重量の変化量との差分が閾値内かを判定する判定手段と、を備え、前記特定手段は、前記判定手段で閾値外と判定された場合、前記撮像画像に表された商品の特徴量と類似性を有する商品のうち、前記変化量に対応した重量の商品を特定する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係るシステムの一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るショッピングカートの構成の一例を示す側面図である。
図3は、実施形態に係るタブレット端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る商品マスタのデータ構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る売上登録テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係るタブレット端末の機能構成の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る商品の一例を示す図である。
図8は、実施形態のタブレット端末が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、変形例1に係るショッピングカートの構成の一例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に添付図面を参照して、本実施形態に係る商品登録装置及びプログラムを詳細に説明する。以下の実施形態では、店舗で使用される商品運搬用のショッピングカート(以下、カートともいう)に取り付けられる端末装置(以下、カート端末ともいう)を商品登録装置の一例として説明する。なお、この適用例によって発明は限定されるものではない。
【0008】
図1は、実施形態に係る店舗システム1の一例を示す図である。図1に示すように、店舗システム1は、カート端末2と、サーバ4と、会計機8とを備える。サーバ4と会計機8とは、ネットワークNaを介して通信可能に接続される。
【0009】
ネットワークNaは、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。ネットワークNaとしては、一例として、インターネット及び移動体通信網が組み合わせて用いられる。
【0010】
また、ネットワークNaには、無線アクセスポイント7が接続される。無線アクセスポイント7は、無線LAN等のネットワークNbを介してカート端末2と接続される。そのため、カート端末2は、サーバ4や会計機8と通信可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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