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公開番号2025029823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134674
出願日2023-08-22
発明の名称表示体および物品
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B42D 25/351 20140101AFI20250228BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】高い視覚効果を有する表示体および物品を提供すること。
【解決手段】実施形態の表示体は、下地保護層と、下地保護層に積層された被覆層と、被覆層に積層された光透過層とを含み、被覆層は、複数の平面領域を有し、複数の平面領域のうち、少なくとも1つの平面領域は、他の平面領域とは異なる光透過率を有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
下地保護層と、
前記下地保護層に積層された被覆層と、
前記被覆層に積層された光透過層とを含んでなる表示体であって、
前記被覆層は、複数の平面領域を有し、
前記複数の平面領域のうち、少なくとも1つの平面領域は、他の平面領域とは異なる光透過率を有することを特徴とする、表示体。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
異なる光透過率を有する平面領域を透過する光の量の差による濃淡表示がなされることを特徴とする、請求項1に記載の表示体。
【請求項3】
前記被覆層は、複数のピンホールを含んでおり、
前記複数の平面領域おのおのの光透過率は、各平面領域に含まれるピンホールの合計面積によって決定されることを特徴とする、請求項1に記載の表示体。
【請求項4】
前記下地保護層の層厚みは、対応する平面領域に含まれるピンホールの合計面積に応じて、対応する平面領域毎に決定されることを特徴とする、請求項3に記載の表示体。
【請求項5】
前記下地保護層のうち、同一の層厚みを有する部分毎に、図形、文字、および絵柄のうち、少なくとも何れかを形成したことを特徴とする、請求項4に記載の表示体。
【請求項6】
前記下地保護層のうち、異なる層厚みを有する部分を組み合わせて、図形、文字、および絵柄のうち、少なくとも何れかを形成したことを特徴とする、請求項4に記載の表示体。
【請求項7】
前記下地保護層は、複数の材料を混合して構成されることを特徴とする、請求項1に記載の表示体。
【請求項8】
前記複数の材料のうち、少なくとも1つの材料と、他の少なくとも1つの材料とが海島構造を形成していることを特徴とする、請求項7に記載の表示体。
【請求項9】
前記複数の材料は、前記被覆層との密着性を有する塩酢ビ樹脂と、耐熱性を有するポリアミドイミド樹脂とを含み、
前記塩酢ビ樹脂と前記ポリアミドイミド樹脂とが海島構造を形成していることを特徴とする、請求項8に記載の表示体。
【請求項10】
前記下地保護層の厚みが、0.1μm以上、3.0μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の表示体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、偽造防止効果や装飾効果を有する表示体および物品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の偽造防止技術としては、文字又は図柄が表示された物品の主面の一部に、貼付される表示体にマイクロ文字、特殊発光インキ、すかし、ホログラム、回折格子等の視覚効果を持たせる技術が知られている。
【0003】
ホログラムや回折格子を用いる技術は容易に模倣できないため、従来から偽造防止手段に用いられている。例えば、偽造防止手段として、有価証券類、クレジットカード、パスポート、免許証、身分証、紙幣に貼付される表示体に情報をホログラムや回折格子により表示して偽造防止効果を持たせる技術が知られている(特許文献1)。
【0004】
また、ホログラムや回折格子を用いる技術は、その装飾効果の高さから、従来から装飾効果を高めるためにデザインに用いられている。例えば、トレーディングカード等のデザインの一部または全部にホログラムや回折格子の技術を用いて、絵柄に高い視覚効果を持たせる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-295744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、技術の発展に伴う回折格子やホログラムの製造技術の向上により、同様の視覚効果を有するホログラムや回折格子を偽造することが容易になってきているため、ホログラムや回折格子を用いた偽造防止手段の偽造防止効果が低下してきている。
【0007】
また、当該製造技術の向上により、ホログラムや回折格子をデザインに用いる技術が多用されていることから、さらに高いデザイン性を付すことで他のデザインとの差別化が可能な技術が求められてきている。
【0008】
これらのように、表示体に高い視覚効果を用いる技術が求められている。
【0009】
そこで、本発明は、高い視覚効果を有する表示体および物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、第1の態様の表示体は、下地保護層と、下地保護層に積層された被覆層と、被覆層に積層された光透過層とを含んでなる表示体であって、被覆層は、複数の平面領域を有し、複数の平面領域のうち、少なくとも1つの平面領域は、他の平面領域とは異なる光透過率を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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