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公開番号
2025029092
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-05
出願番号
2024209985,2023071220
出願日
2024-12-03,2014-11-28
発明の名称
撮像装置及び撮像システム
出願人
株式会社ユピテル
代理人
主分類
G01C
21/26 20060101AFI20250226BHJP(測定;試験)
要約
【課題】電子機器において、複数種類の情報を視認し易く、わかり易く、気づき易く表示する。また、短時間での視認を可能にする。
【解決手段】車両の現在位置に関する第1報知情報及び第2報知情報の一方をそれぞれ表示することが可能な第1報知エリア321及び第2報知エリア322を表示画面に表示させ、第1報知情報及び第2報知情報の一方だけが存在する場合、第2報知エリアを表示させず、第1報知エリアにおいて当該存在する第1又は第2報知情報を表示し、第1報知情報及び第2報知情報の一方だけが存在する状態からその両方が存在する状態に遷移した際に、表示画面に第2報知エリア322を出現させ、第1報知エリア321及び第2報知エリア322のそれぞれに第1報知情報及び第2報知情報を表示する。
【選択図】図28
特許請求の範囲
【請求項1】
車両において表示部に情報を表示させるシステムであって、
前記表示部に地図と第1の報知エリアとを表示させ、前記車両の現在位置に関する報知情報が存在する場合、前記第1の報知エリアに前記報知情報に関する文字を表示させ、かつ、前記第1の報知エリアとは異なる第2の報知エリアを、前記第1の報知エリアに隣り合うように新たに表示させる機能
を有するシステム。
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【請求項2】
前記第1の報知エリア及び前記第2の報知エリアは、いずれも、上下よりも左右に長いエリアである
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記第1の報知エリアは、上下よりも左右に長い四角形のエリアであり、
前記第2の報知エリアは、前記第1の報知エリアの左右に延びる辺に沿って配置され、上下よりも左右に長いエリアである
請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
前記表示させる機能は、
前記第2の報知エリアを前記第1の報知エリアよりも上下の寸法が短いエリアとして表示させる機能を有する
請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項5】
前記表示させる機能は、前記車両の現在位置に関する報知情報が存在する場合に、さらに、前記報知情報に関するターゲットイメージを表示させる
請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項6】
前記表示させる機能は、前記車両の現在位置に関する報知情報が存在する場合に、さらに、前記報知情報に関するターゲットイメージを表示させ、
前記ターゲットイメージは、前記第1の報知エリア及び前記第2の報知エリアよりも左右に短いエリアである
請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項7】
コンピュータに、請求項1から6のいずれか1項に記載のシステムの前記機能を実現させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器等に関し、特に、車両に関する情報を表示する電子機器等に関する。
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【背景技術】
【0002】
車両等に設置され、車両に関する情報を表示する電子機器が知られている。例えば、レーダー探知機は、外部からの信号等に基づいて予め登録された報知対象等のターゲットに車両が接近したことを報知するためのターゲット情報を液晶ディスプレイ等の表示手段に表示させる。また、ユーザの利便性の一層の向上等を目的として、レーダー探知機の表示手段において、現在位置を含む地図画像や測位情報、燃費情報、エンジン情報等を示すメーター画像等、運転の際に有用と考えられる他の情報が併せて表示させることも行われている。
【0003】
更に近年では、地方公共団体や警察等、主として公的な機関から、制限速度や渋滞状況、公開取締等、特定の地域や場所、道路、施設等に関する運転の際に有用と考えられる種々の情報(例えば、「公開取締情報」)がインターネットその他の媒体から提供されるようになっている。そのため、従来表示されていたターゲット情報、地図画像、メーター画像等の情報に加え、公開取締情報等を表示手段に併せて表示する電子機器が開発されている(特許文献1,2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-130295号公報
特開2007-309906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、表示手段に表示される情報が増加することにより、個々の情報の視認性が低下する、表示画面における個々の情報の出現及び/又消滅にユーザが気付き難くなる、個々の情報がどの種類の情報なのか(ターゲット情報なのか、公開取締情報なのか等)を分かり易く表示することが難しくなる、等といった問題を生じる。特に、車両に設置される電子機器では、ユーザが短時間で容易に情報を認識することが可能である、という制約の中で上記問題に対処することが求められる。
【0006】
本願には、上記の問題の全部又は一部又は他の問題に対処した発明が開示される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願には、例えば、下記各構成例に記載の発明が開示される。
<構成例1>
車両の現在位置に関する第1報知情報及び第2報知情報の一方をそれぞれ表示することが可能な第1報知エリア及び第2報知エリアを表示画面に表示させる機能である報知エリア表示機能を有する電子機器であって、
報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の一方だけが存在する状態では、前記第2報知エリアを前記表示画面に表示させることなく、前記表示画面に表示させた前記第1報知エリアにおいて当該存在する前記第1又は前記第2報知情報を表示し、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の一方だけが存在する状態からその両方が存在する状態に遷移した際に、前記表示画面に前記第2報知エリアを出現させ、前記第1報知エリア及び前記第2報知エリアのそれぞれに前記第1報知情報及び第2報知情報を表示する
ことを特徴とする電子機器。
<構成例2>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の一方だけが存在する状態と、その両方が存在する状態との間での遷移の際に、
前記第2報知エリアを、ある時間を掛けて移動表示した後に停止して表示させる
ことを特徴とする電子機器。
<構成例3>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の一方だけが存在する状態と、その両方が存在する状態との間での遷移の際に、
前記第2報知エリアを、前記第1報知エリアと重なりを有する位置と、当該位置よりも前記第1報知エリアとの重なりが少ない位置との間である時間を掛けて移動表示し、
前記第1報知エリア及び前記第2報知エリアの重なり部分において、前記第1報知情報及び前記第2報知情報の一方だけを表示し、他方を表示しない
ことを特徴とする電子機器。
<構成例4>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の一方だけが存在する状態と、その両方が存在する状態との間での遷移の際に、
前記第2報知エリアを、前記第1報知エリアと重なりを有する位置と、当該位置よりも前記第1報知エリアとの重なりが少ない位置との間である時間を掛けて移動表示し、
当該移動表示の間、前記第2報知エリアの前記第1報知エリアと重ならない部分において、前記第1報知情報又は前記第2報知情報を部分的に表示し、
前記第2報知エリアの前記第1報知エリアと重ならない部分の増減に応じて、前記第1報知情報又は前記第2報知情報の表示部分の割合を増減させる
ことを特徴とする電子機器。
<構成例5>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知エリア及び前記第2報知エリアの両方を前記表示画面に表示させる場合には、前記第1報知エリア及び前記第2報知エリアを連続した境界を有さない単一のエリアとして表示する
ことを特徴とする電子機器。
<構成例6>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報のうちの前記第1報知情報だけが存在する状態から、その両方が存在する状態に遷移した際に、
前記第1報知情報を表示した前記第1報知エリアを前記表示画面に表示させたまま、前記第2報知情報を表示した前記第2報知エリアを前記表示画面に出現させる
ことを特徴とする電子機器。
<構成例7>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報のうちの前記第2報知情報だけが存在する状態から、その両方が存在する状態に遷移した際に、
前記第1報知エリアの表示を前記第2報知情報から前記第1報知情報に変更した後、前記第2報知情報を表示した前記第2報知エリアを前記表示画面に出現させる
ことを特徴とする電子機器。
<構成例8>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の両方が存在する状態では、前記第1報知情報を前記第1報知エリアに表示するとともに、前記第2報知情報を前記第2報知エリアに表示し、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の両方が存在する状態からそのうちの前記第1報知情報だけが存在する状態に遷移した際に、
前記第2報知エリアにおける前記第2報知情報を消去し、前記第2報知エリアを、前記第1報知エリアとの重なりがより少ない位置から、前記第1報知エリアとの重なりがより多い位置にある時間を掛けて移動表示し、当該移動表示の過程で、前記第1報知エリアにおいて、前記第1報知情報を継続的に表示する
ことを特徴とする電子機器。
<構成例9>
前記報知エリア表示機能は、
前記第1報知情報及び前記第2報知情報の両方が存在する状態では、前記第1報知情報を前記第1報知エリアに表示するとともに、前記第2報知情報を前記第2報知エリアに表示し、 前記第1報知情報及び前記第2報知情報の両方が存在する状態からそのうちの前記第2報知情報だけが存在する状態に遷移した際に、
前記第1報知エリアにおける前記第1報知情報を消去し、前記第2報知エリアを、前記第1報知エリアとの重なりがより少ない位置から、前記第1報知エリアとの重なりがより多い位置にある時間を掛けて移動表示し、当該移動表示の過程で、前記第2報知エリアにおいて、前記第2報知情報を継続的に表示する
ことを特徴とする電子機器。
【0008】
構成例1の発明によれば、第1報知情報及び第2報知情報の双方の表示が可能であるとともに、第1報知情報及び第2報知情報の一方だけが存在する場合は、第2報知エリアを表示せず、当該一方を第1報知エリアに表示することにより、第1報知情報及び第2報知情報の表示に要する表示画面上の面積を節約することができる。特に、表示画面において第1報知情報及び/又は第2報知情報とともに他の情報(例えば、地図や車両の運行情報等)を表示する電子機器の場合には、当該他の情報の視認性の低下を最小にできる。
【0009】
構成例1の発明によれば、ユーザは例えば、第1報知情報及び第2報知情報の双方の確認が可能であるとともに、第1報知情報及び第2報知情報の一方だけが存在する場合は、第2報知エリアを意識することなく、当該一方が第1報知エリアに表示されるので、第1報知情報及び第2報知情報の確認に要する視線の移動範囲を少なくすることができる。特に、表示画面において第1報知情報及び/又は第2報知情報とともに他の情報(例えば、地図や車両の運行情報等)を表示する電子機器の場合には、第1報知情報及び/又は第2報知情報を確認できるとともに、当該他の情報の確認も従来よりも容易にすることができる。
【0010】
また、構成例1の発明によれば、第1報知情報及び第2報知情報の一方だけが存在する状態からその両方が存在する状態への遷移(以下、このような遷移を、「第1遷移」という場合がある。)の際に、表示画面に第2報知エリアを出現させるため、ユーザは、第1遷移があったことに気付き易くなる。第2報知エリアの出現は、例えば、表示画面に第2報知エリアが表示されていない状態から、第2報知エリアが表示された状態に変化させることにより行うと良い。
(【0011】以降は省略されています)
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